• 川島雄三「イキ筋」十八選

• 2012/11/24 ～ 2012/12/14

２年前の特集に続いて、川島雄三監督作品をお送りいたします。

• 上映予定作品一覧（全18本）

『幕末太陽傳 デジタル修復版』

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『女は二度生まれる』

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『夢を召しませ』

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『適齢三人娘』

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『とんかつ大将』

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『こんな私じゃなかったに』

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『明日は月給日』

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『花吹く風』

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『東京マダムと大阪夫人』

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『お嬢さん社長』

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『風船』

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『飢える魂』

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『続・飢える魂』

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『女であること』

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『グラマ島の誘惑』

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『貸間あり』

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『雁の寺』

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『イチかバチか』

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• 『幕末太陽傳 デジタル修復版』

• 上映スケジュール
• 公開：1957年

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  出演：フランキー堺、左幸子、南田洋子、石原裕次郎、芦川いづみ、市村俊幸、金子信雄、山岡久乃、梅野泰靖、織田政雄、岡田真澄、高原駿雄、青木富夫、峰三平、菅井きん、小沢昭一、植村謙二郎、河野秋武、西村晃、熊倉一雄 、三島謙、殿山泰司、加藤博司、二谷英明、小林旭、関弘美、武藤章生、徳高渓介、秋津礼二、宮部昭夫、河上信夫、山田禅二

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  時代は幕末、品川の遊郭「相模屋」。一文無しなのに大判振る舞いし、居残りとなった左平次は、その才人振りで廓の人気者になるが…。死の影に怯えながら全てを洒落のめすニヒリスト・左平治役のフランキー堺の最高のパフォーマンスを得て、川島が江戸落語の世界を見事に作り上げた、映画史上に燦然と輝く傑作喜劇！日活100周年を記念してのデジタル修復版での上映。

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• 『女は二度生まれる』

• 上映スケジュール
• 公開：1961年

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  出演：若尾文子、藤巻潤、フランキー堺、山村聡、山茶花究、山岡久乃、倉田マユミ、村田知栄子、高野通子、江波杏子、紺野ユカ、山内敬子、仁木多鶴子、高見国一、菅原通済、潮万太郎、中条静夫、八潮悠子、穂高のり子、花井弘子、平井岐代子、上田吉二郎

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  九段芸者の小えんは、売春禁止法のあおりでホステス業に転向。そこで再会した昔の客・筒井の二号になるが…。「若尾くんを女にしてみせます！」と大映幹部の前で啖呵をきった川島の言葉通り、可愛くって人がいい枕芸者・小えんを演じる若尾文子の魅力が溢れる。研ぎ澄まされたカット、斬新な音楽、含みを持たせた幕切れなど、川島の卓越した演出が存分に味わえる傑作。

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• 『夢を召しませ』

• 上映スケジュール
• 公開：1950年

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  出演：秋月恵美子、芦原千津子、曙ゆり、津島恵子、小月冴子、紅朱実、殿山泰司、岸井明、勝浦千浪、日守新一、磯野秋雄、高屋朗、望月美恵子、山田英子、伊沢寿子、真船圭子、佐々木恒子

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  松竹少女歌劇団総出演の豪華ミュージカル。劇団の試験に落ちて雑用係りになった少女は、憧れの舞台を諦め故郷に帰ることを決心する。帰郷の前の晩、彼女の観た夢は…。川島は本作によりミュージカル映画の難しさを痛感したというが、ダンスシーンの素晴らしさは言うまでもなく、アニメーションや合成を導入するなど随所に凝った演出が見られる。

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• 『適齢三人娘』

• 上映スケジュール
• 公開：1951年

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  出演：若原雅夫、津島恵子、幾野道子、小林トシ子、吉川満子、大坂志郎、細川俊夫、十朱久雄、坂本武、西條鮎子、小林十九二

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  姉・奈彌子が婚約破棄され抗議に向かった素子は、雑誌記者の七郎を元婚約者と勘違い。その後、素子の代役で見合いした奈彌子は相手に一目ぼれ。ところが、その相手とは…!?ひとつの勘違いがきっかけで、玉突きのように物語が転がっていく軽快さは川島ならでは。姉思いの素子を演じている津島恵の可愛さも際立つ。

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• 『とんかつ大将』

• 上映スケジュール
• 公開：1952年

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  出演：佐野周二、津島恵子、角梨枝子、三井弘次、美山悦子、高橋貞二、徳大寺伸、幾野道子、坂本武、小園蓉子、設楽幸嗣

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  貧乏長屋の住人たちから「とんかつ大将」と呼ばれる青年医師・勇作。大病院建増築のための長屋立ち退きの話が持ち上がり、反対運動に乗り出した勇作だったが…。戦後を脱しつつある日本の世相を背景に、勇作を巡る人々の人間模様を少々シニカルに描いた人情ドラマ。勇作の友人の人物造形や冒頭部分の心憎い演出に川島の腕が光る。

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• 『こんな私じゃなかったに』

• 上映スケジュール
• 公開：1952年

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  出演：水原真知子、川喜多雄二、宮城千賀子、山村聰、神楽坂はん子、坂本武、日守新一、北竜二、桜むつ子

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  応用化学を専攻する女子大生・千秋は、姉一家の苦しい暮らしを見かねて芸者のアルバイトを始める。それがバレて、学内では大騒ぎが…。芸妓で歌手の神楽坂はん子のヒット曲をモチーフにした歌謡映画ながら、昼は研究者、夜は芸者という、いわば新旧日本の狭間で揺れ動く女性を主人公にしたところが斬新。川島のたっての願いで桂小金治が映画に初出演し、達者なお座敷芸を披露している。

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• 『明日は月給日』

• 上映スケジュール
• 公開：1952年

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  出演：日守新一、英百合子、高橋貞二、望月優子、渡辺篤、井川邦子、大坂志郎、幾野道子、紙京子、古今亭今輔、桂小金治、須賀不二男、北竜二

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  明日の月給日のために銀行からおろした金を、外国商社への手付に転用するよう専務から命じられた会計課長の鉄太郎。自分の一存で、手付を手形で支払い…。窮地に陥った鉄太郎の為に奔走する息子たちを軸に、家族の様々なエピソードを織り込んでテンポの良いドラマが展開する。「明日は月給日だ～♪」とみんなで合唱したり、桂小金治や古今亭今輔（五代目）の落語の場面を入れたりと、川島らしい楽しい一本。

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• 『花吹く風』

• 上映スケジュール
• 公開：1953年

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  出演：富本民平、幾野道子、紙京子、夏川大二郎、龍崎一郎、進藤英太郎、青山宏、大木実、中田耕二、笹川富士夫、永田光男、藤代鮎子、市川春代、神楽坂はん子、堺駿二、関谷芳江、瀧川美津江、田中謙三、コロンビア・ローズ

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  美貌で傲慢な井上商事のタイピスト・美樹と、真面目な同僚・滝本は犬猿の仲。そんな二人が、井上商事と片山証券の提携話に巻き込まれ…。美樹が思いを寄せる片山証券専務の石狩、かつて石狩の婚約者だった美樹の姉・紀子、紀子に思いを寄せる政治家・浜村、浜村に取り入ろうとする石狩…。複雑に絡み合う人間関係が、クライマックスに向かって一気にほぐれていく演出は見事！川島初期の傑作。
  
  

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• 『東京マダムと大阪夫人』

• 上映スケジュール
• 公開：1953年

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  出演：三橋達也、月丘夢路、大坂志郎、水原真知子、坂本武、芦川いづみ、稲川忠完、高橋貞二、毛利菊枝、奈良真養、滝川美津枝、北原三枝、多々良純、丹下キヨ子、小藤田正一、竹田法一、桜むつ子、草香田鶴子、槇芙佐子、高橋豊子

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  社宅に住む伊東家の隣に、大阪から西川家が転勤してきた。電気洗濯機購入で西川家に先を越された伊東夫人は、悔しさのあまり…。“東京マダム”こと伊東夫人と“大阪夫人”こと西川夫人の強烈な見え張り合戦を、西川夫人の弟の八郎を巡る恋愛騒動をからめて描く。アヒルに喩えられる社宅の主婦と、翻弄される旦那たちの姿が可笑しい、モダンなホーム・コメディ。

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• 『お嬢さん社長』

• 上映スケジュール
• 公開：1953年

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  出演：美空ひばり、佐田啓二、月丘夢路、市川小太夫、大坂志郎、多々良純、小園蓉子、桂小金治、坂本武、桜むつ子、有島一郎、清水一郎、高屋朗、江川滝子

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  「日本一乳菓」の創業者・重三郎の後を継ぎ社長となった孫娘のマドカ。歌手志望で社長業に乗り気でなかったマドカだったが、会社乗っ取りの陰謀に気づき…。美空ひばり主演映画の一本だが、恋愛ドラマあり、歌あり、ホロッとさせる人情話ありと、見ごたえはたっぷり。

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• 『風船』

• 上映スケジュール
• 公開：1956年

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  出演：森雅之、高野由美、三橋達也、芦川いづみ、北原三枝、三木原ミキ子、二本柳寛、新珠三千代、左幸子

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  富裕な社長令息の圭吉は、愛人の久美子から歌手のミキ子へと心を移すが、久美子を慕う圭吉の妹・珠子は…。元画家である実業家の父、怠惰に生きる息子、小児麻痺の後遺症を持つ純粋無垢の妹というブルジョア一家に、様々な境遇の女たちが絡んで金と愛を巡る相克の物語が展開する。珠子を演じた芦原いづみの清らかさ、ミキ子役の北原三枝のモダンな美しさが際立つ。
  
  

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• 『飢える魂』

• 上映スケジュール
• 公開：1956年

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  出演：小杉勇、南田洋子、三橋達也、轟夕紀子、清水将夫、小林旭、大坂志郎

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  年長の夫に束縛される人妻・令子は、青年実業家・烈から思いを告白され動揺を抑えられないでいた。一方、亡夫の友人と男女の関係にある未亡人のまゆみは、子どもたちから汚らわしいと非難され…。令子とまゆみの生き方を通して、女、妻、母の間の矛盾と葛藤を描く大河ドラマの前篇。「生活のため」引き受けたと川島自身が言ったという通俗メロドラマでありながら、過剰な人物造形に川島らしさが窺える。
  
  

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• 『続・飢える魂』

• 上映スケジュール
• 公開：1956年

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  出演：小杉勇、南田洋子、三橋達也、轟夕紀子、清水将夫、小林旭、大坂志郎、金子信雄、桑野みゆき、高野由美、フランキー堺、葉山良二、小沢昭一、岡田真澄

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  貞淑な令子も、母であるまゆみも、新たな恋を受け入れようと決意するが…。「飢える魂」の完結編であり、令子とまゆみの恋愛のその後が描かれる。主人公を見事に演じた南田洋子と轟夕紀子の素晴らしさは勿論、川島ゆかりの俳優たちがゲスト出演しているのも見逃せない。強行スケジュールで敢行したというロケによる全国各地の風景は、貴重な昭和の記録となっている。

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• 『女であること』

• 上映スケジュール
• 公開：1958年

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  出演：森雅之、原節子、久我美子、香川京子、三橋達也、太刀川洋一、石浜朗、音羽久米、中北千枝子

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  結婚十年目の弁護士・佐山と教養豊かな妻・市子の夫婦は、担当する受刑者の娘・妙子を引き取って暮らしていた。そこに、市子の親友の娘・さかえが押しかけてくるが、現代的なさかえの自由奔放さに家族たちは戸惑いを覚え…。消極的な妙子と積極的なさかえ、そして市子という三人の女の不安定な心の動きが錯綜する。「女」という生き物の不可解さを描き出す！

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• 『グラマ島の誘惑』

• 上映スケジュール
• 公開：1959年

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  出演：森繁久彌、フランキー堺、三橋達也、桂小金治、浪花千栄子、轟夕起子、桜京美、左京路子、春川ますみ、宮城まり子、淡路恵子、岸田今日子、八千草薫、ハロルド・Ｓ・コンウェイ、アレキサンダー・ヤコブ、加藤武、ジョージ・テレンテフ、宮城まり子、左卜全

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  第２次大戦末期、グラマ島に漂着した男女十二人。戦争も終わり、二名を残し帰国した彼らを待っていたのは…。公家出身の大佐役の森繁、慰安婦役の浪花千栄子、轟夕紀子、春川ますみ、原住民役の三橋達也など、曲者役者が勢ぞろい。皇室、戦争、沖縄、民主主義、原爆といった重いテーマを、諧謔、韜晦、皮肉、諷刺の中に表現していく、そこに川島の真骨頂がある。公開当時は不評だったが、近年は再評価の動きが高まっている。

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• 『貸間あり』

• 上映スケジュール
• 公開：1959年

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  出演：フランキー堺、淡島千景、乙羽信子、浪花千栄子、清川虹子、桂小金治、山茶花究、藤木悠、小沢昭一、加藤春哉、益田キートン、沢村いき雄、加藤武、市原悦子、渡辺篤、西岡慶子、頭師満、長谷川みのる、津川アケミ

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  大坂の「アパート屋敷」を舞台に、「よろず引き受け業」を営む才人・五郎ら個性的な住人たちが繰り広げる騒動を描く傑作スラップスティック。クセモノ揃いの住人たちを演じる役者陣の達者な演技と、間取りまで解る武家屋敷風アパートが見もの。劇中の桂小金治の台詞「花に嵐の例えもあるさ。サヨナラだけが人生だ」は、川島の墓標にもその一節が刻まれている。

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• 『雁の寺』

• 上映スケジュール
• 公開：1962年

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  出演：若尾文子、木村功、高見国一、三島雅夫、山茶花究、中村鴈治郎、万代峰子、菅井きん、金剛麗子、荒木忍、寺島雄作、石原須磨男、西村晃、北野拓也、天野一郎、伊達三郎、藤川準

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  雁の襖絵で知られる洛北の禅寺。襖絵の作者・南嶽の死後、妾の里子が寺にやってくる。寺の住職・慈海は欲望に負け、里子の肉体に溺れる。小坊主・慈念は、そんな二人の痴態を盗み見て仏道への疑念を抱くが、里子の優しさが彼をさらに追いつめ…。若尾文子の官能に満ちた表情が、斬新なカメラワークでスクリーンに映し出される！

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• 『イチかバチか』

• 上映スケジュール
• 公開：1963年

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  出演：伴淳三郎、ハナ肇、高島忠夫、団令子、福田公子、水野久美、横山道代、山茶花究、二瓶正典、小川安三、田武謙三

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  城山三郎の企業小説の映画化。鉄鋼不況に直面した社長が、全資産200億円を投入して敷地50万坪の大工場を建設するという大勝負に出る。その工場建設を巡って、怪しい誘致話を持ち込んで来る連中が集まり…。ハナ肇演じる地方の市長と社長との虚々実々の駆け引きがスリリングな一遍。

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