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上映作品

  • 大映80周年記念 KADOKAWA×名画座連動企画 日本のマストロヤンニ 船越英二

  • 2022/12/03 ~ 2022/12/23

船越英二(1923 - 2007)
新宿の呉服商の次男として生まれる。本名は船越榮二郎。学徒動員され陸軍船舶学校にはいり見習士官として終戦を迎える。その後、写真屋を開いた。1947年、船越の兄(俳優の三島謙)の友人が大映第2期ニューフェイスに応募書類を送り合格。同年4月に大映と専属契約を結び『第二の抱擁』で折原啓子の恋人役としてデビュー。
1952年『安宅家の人々』『秘密』での演技が好評を呼び、以降は二枚目俳優としてのみならず演技派俳優としても活躍。中でも『野火』の演技は各映画賞を総なめにした。「和製マルチェロ・マストロヤンニ」とも呼ばれ、大映倒産まで会社を支えた。その後は学園ドラマ・現代劇・時代劇を問わず活躍し、様々なヒット作を残した。1965年からは神奈川県足柄下郡湯河原町に会員制旅館を創業し、娘とともに経営にあたっていた。1989年には紫綬褒章、1995年には勲四等旭日小綬章を受章した。2001年のフジテレビ系テレビドラマ『旗本退屈男』への出演を最後に俳優業から引退。
大映創立80年記念である「KADOKAWA×名画座連動企画」として、来年生誕100年を迎える名優・船越英二の特集を行う。

  • 上映予定作品一覧(全18本)

『心の日月(91分/デジタル)』
『おーい中村君(43分/16mm)』
『お傳地獄(87分/デジタル)』
『偽大学生(94分/35mm)』
『夜はいじわる(99分/35mm)』
『夜の罠(86分/35mm)』
『東京犯罪地図(87分/デジタル)』
『女妖(86分/35mm)』
『ある関係(78分/35mm)』
『黒の試走車(95分/35mm)』
『あるセックス・ドクターの記録(81分/16mm)』
『女賭博師花の切り札(85分/35mm)』
『朝の口笛(79分/デジタル)』
『共犯者(95分/35mm)』
『顔(92分/デジタル)』
『時の氏神 新夫婦読本(74分/35mm)』
『宝石泥棒(95分/16mm)』
『現代インチキ物語 騙し屋(90分/35mm)』
  • 『心の日月(91分/デジタル)』

  • 心の日月(91分/デジタル) 上映スケジュール
  • 公開:1954年
    監督:木村恵吾
    出演:菅原謙二、若尾文子、船越英二、高松英郎、三田隆、村田知英子、水戸光子
    親が決めた結婚が嫌で大学生の菅原謙二に会いに家出した若尾。最初から飯田橋駅で会えないまま数時間待つ二人。その後も若尾が社長・船越の秘書になれば菅原は書生に、映画館でもデパートでもニアミスを繰り返す。後半、デパートガールになった若尾に恋した船越の紳士ぶりにうっとり。ハンカチ1ダース大人買いを繰り返し「沢山ハンカチ買う人ね~」と言われる面白さ。
    ©1954KADOKAWA

  • 『おーい中村君(43分/16mm)』

  • おーい中村君(43分/16mm) 上映スケジュール
  • 公開:1958年
    監督:原田治夫
    出演:川崎敬三、近藤美恵子、船越英二、若原一郎、柴田吾郎、毛利郁子、市川和子、瀬古佐智子、潮万太郎、春本富士夫、大山健二、伊藤直保、清川玉枝、半谷光子
    気の弱いサラリーマン中村(川崎敬三)は好きな女性に声もかけられない。そんな時、女性に手が早い新人の中村(柴田吾郎=田宮二郎)が入社し…。バー“なかむら”では若原一郎が『おーい中村君』を歌い、中村部長(船越英二)が新たに着任する。船越、川崎、田宮の三人は中村会を結成して腕を組んで歩いて行く。軽いコメディながら洒落た一作。
    ©1958KADOKAWA

  • 『お傳地獄(87分/デジタル)』

  • お傳地獄(87分/デジタル) 上映スケジュール
  • 公開:1960年
    監督:木村恵吾
    出演:京マチ子、船越英二、川崎敬三、水谷良重、菅原謙二、倉田マユミ、潮万太郎、殿山泰司、寺島雄作、清川玉枝、浦辺粂子、中村伸郎
    何度も映画化されている伝説の毒婦・高橋お伝を京マチ子が演じる。夫(船越)の難病のため転居を重ね、治療費や薬代や生活費のため体を売る。金や薬の見返りに体を求める殿山泰司や川崎敬三が安定の小悪党キャラ。そんな中、惚れた男ができた京の美しさには凄みがある。クライマックスの船越と京の口論の長回しは見どころ。
    ©1960KADOKAWA

  • 『偽大学生(94分/35mm)』

  • 偽大学生(94分/35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1960年
    監督:増村保造
    出演:ジェリー藤尾、若尾文子、藤巻潤、船越英二、伊丹一三、岩崎加根子、中村伸郎
    故郷の母親に合格したと嘘をつきキャンパスにもぐりこんだ偽大学生の驚愕の運命を描く。本物と偽物、強者と弱者、善と悪が交錯し、観る者の価値の境界線が揺さぶられる傑作! 迷いの中にいる若者を相対化するように、転向した“大人”船越を配しているのも効いている。大江健三郎の許諾が得られずソフト化も放映もされていない。
    ©1960KADOKAWA

  • 『夜はいじわる(99分/35mm)』

  • 夜はいじわる(99分/35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1961年
    監督:田中重雄
    出演:山本富士子、川崎敬三、水谷良重、船越英二、北林谷栄、中村鴈治郎
    婿養子の造反でピンチに陥った老舗鰹節屋。勝気な娘の山本富士子が社長代理になるが、そこへ融資先から船越が送りこまれて…。富士子の魅力全開の最強ツンデレ映画。実権を握る祖母・北林谷栄、富士子に惚れている番頭・川崎敬三、店を裏切った婿・中村鴈治郎と役者は揃った。鈍感&正統派二枚目の船越英二と富士子、二人の行方は!?
    ©1961KADOKAWA

  • 『夜の罠(86分/35mm)』

  • 夜の罠(86分/35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1967年
    監督:富本壮吉
    出演:若尾文子、船越英二、高橋昌也、南原宏治、桜京美
    若尾が夫(高橋昌也)の浮気相手の部屋に入ると夫から電話が。その直後、女の死体を発見。殺人で逮捕された夫のため若尾の真犯人探しが始まるが…。女の元夫、医者、会社部長、キャバレー経営者と怪しい奴ばかり。真相を探るため麻薬売買までする若尾も凄いが、爽やかな表の顔と裏の顔の使い分けも見事な船越の怪演がピカ一。
    ©1967KADOKAWA

  • 『東京犯罪地図(87分/デジタル)』

  • 東京犯罪地図(87分/デジタル) 上映スケジュール
  • 公開:1956年
    監督:村山三男
    出演:菅原謙二、船越英二、高松英郎、志村喬、矢島ひろ子
    ヤク中の女性が殺され、やくざの息子・菅原謙二が拘留される。刑事の志村喬は、父を嫌う菅原を麻薬組織に潜入させるが…。スパイだとバレた菅原を消すために雇われた殺し屋は皮肉にも幼馴染! そして組織のボスの正体は!? 暴力と麻薬に侵された大都会・東京を舞台に、皮肉な運命への怒りが炸裂するアクション・サスペンス。船越英二は志村と共に組織を追う刑事役。
    ©1956KADOKAWA

  • 『女妖(86分/35mm)』

  • 女妖(86分/35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1960年
    監督:三隅研次
    出演:山本富士子、叶順子、船越英二、野添ひとみ、八潮悠子、高松英郎
    作家・船越英二が出会う三人の女をオムニバス形式で描く。ナンパされてホテルに行っちゃう山本富士子、有名人狙いで近づく野添ひとみ、“娘”を名乗って現れる叶順子。女優陣の大胆演技はもちろん、ちょっと軽薄で洒脱なハンサム船越を楽しむ作品。イカしたタイトルバックと華麗なファッション(山本は白黒和服、野添は黄色い洋服、叶はブルーのドレスと帽子)も見もの。
    ©1960KADOKAWA

  • 『ある関係(78分/35mm)』

  • ある関係(78分/35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1962年
    監督:木村恵吾
    出演:船越英二、淡島千景、三木裕子、山岡久乃、南美江、小原利之、杉田康、花野富夫、田中三津子、吉野妙子
    妻・淡島千景の従妹をむりやりモノにして関係を続ける船越英二。そんなとき、淡島が旅行に出かけることになり…。邪魔な妻を殺そうと企てた男女がたどる驚きの運命を描いた洒落た不倫サスペンス。木村恵吾のシャープな演出が冴える。
    ©1962KADOKAWA

  • 『黒の試走車(95分/35mm)』

  • 黒の試走車(95分/35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1962年
    監督:増村保造
    出演:田宮二郎、叶順子、高松英郎、上田吉二郎、船越英二、白井玲子、長谷川季子、菅井一郎
    新作スポーツカーのテストの失敗がリークされ、デザインも図面も筒抜け。ライバル社の老獪な菅井一郎が送り込んだスパイの正体は?冷酷な上司・高松英郎の命令で恋人の体まで使って社内の敵を探る田宮二郎だが…。愛と野望と謀略が渦巻くサラリーマン残酷物語。高松の怪演も凄いが、やはりクライマックスの船越英二が全部を持っていく!
    ©1962KADOKAWA

  • 『あるセックス・ドクターの記録(81分/16mm)』

  • あるセックス・ドクターの記録(81分/16mm) 上映スケジュール
  • 公開:1968年
    監督:弓削太郎
    出演:船越英二、石黒三郎、田武謙三、吉田義夫、水木正子、笠原玲子、応蘭芳、石山健二郎、奈良林祥、早川雄三、浜世津子、住吉祐介、花布辰男、天池仁美
    緊急輸血で少年が梅毒に感染したことを知った医師の船越英二は、血液を提供した5人の男女を一人ずつ訪れて検査を迫り…。善意の血液提供者を徹底追及する船越の執念、池野成のおどろおどろしい音楽が否が上にも梅毒の恐ろしさを煽る。性病予防の重要性をマジメに啓蒙する異色風俗劇。
    ©1968KADOKAWA

  • 『女賭博師花の切り札(85分/35mm)』

  • 女賭博師花の切り札(85分/35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1969年
    監督:井上芳夫
    出演:江波杏子、船越英二、天知茂、津川雅彦、成田三樹夫、稲垣美穂子、佐々木孝丸、土方弘、早川雄三、大川修、三夏伸、藤山浩二、須賀不二男、谷謙一、中田勉
    冒頭、組の存続をかけた勝負に負けた銀子(江波杏子)。すぐに対立する組の賭場荒らしが始まる。江波はライバル二人に挑むことになるが…。師匠の船越、勝負を挑む賭博師に天知茂と津川雅彦に加え、対立する組の親分に成田三樹夫と素晴らしい布陣。スピーディーな展開とキャラが立った配役で魅せるシリーズ14作目にして出色の出来栄えの一本。
    ©1969KADOKAWA

  • 『朝の口笛(79分/デジタル)』

  • 朝の口笛(79分/デジタル) 上映スケジュール
  • 公開:1957年
    監督:枝川弘
    出演:船越英二、小野道子、見明凡太朗、沢村貞子、品川隆二、市川和子、梅若正義、南左斗子、滝花久子、目黒幸子、丸山修、叶順子
    女学校仲良し4人組の卒業後を描く。親の反対をはねのけ新聞記者になる綾子、大学に進んだ純子、CAの試験を受けた圭子(叶順子)とみさを。しかし合格したみさをが胸を病み…。叶順子のデビュー作で、船越英二が新聞社のカメラマンを演じている。田宮二郎もチラッと登場。昭和の女性たちが悩みながらも幸せをつかむ爽やかな佳作。
    ©1957KADOKAWA

  • 『共犯者(95分/35mm)』

  • 共犯者(95分/35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1958年
    監督:田中重雄
    出演:根上淳、高松英郎、船越英二、叶順子、若松和子、宮口精二、八潮悠子、町田博子
    強盗殺人で得た金を元手に成功した根上淳は、かつての共犯者の強請を恐れて船越に身辺調査を依頼し…。自ら育てた妄想に追い詰められる男をめぐる心理サスペンスで、気の弱そうな船越が狂言回しを演じている。舞台の福岡を始め、高崎、千葉、大阪、神戸、尾道、下関と地方色豊かなロケも見どころ。
    ©1958KADOKAWA

  • 『顔(92分/デジタル)』

  • 顔(92分/デジタル) 上映スケジュール
  • 公開:1960年
    監督:島耕二
    出演:京マチ子、池部良、船越英二、中田康子、江波杏子、滝花久子、柳永二郎
    アメリカ駐在に旅立つ直前に恋に落ちた相手が、帰国したら義理の母になっていた!? 池部良と京マチ子の顔合わせで描く歪なメロドラマ。悶々とする池部、池部を諦めようと女性を紹介する京。そんなとき思わぬ事が…。ドロドロ愛憎一家を案じる親戚の船越、池部と京の関係を面白がるドライな江波杏子が一服の清涼剤。
    ©1960KADOKAWA

  • 『時の氏神 新夫婦読本(74分/35mm)』

  • 時の氏神 新夫婦読本(74分/35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1960年
    監督:枝川弘
    出演:叶順子、川崎敬三、三木裕子、船越英二
    倦怠期の夫婦を描いたコメディ。TV作家の船越と叶順子の結婚生活も新鮮味が薄れ、夫婦喧嘩も増えてきたとき、押しかけ書生がやってきて…。夫婦の会話を映すカメラワークが素晴らしく、書生・大辻伺郎のビート族ファッションも面白い。もちろん船越の意地っ張り演技は絶品!
    ©1960KADOKAWA

  • 『宝石泥棒(95分/16mm)』

  • 宝石泥棒(95分/16mm) 上映スケジュール
  • 公開:1962年
    監督:井上梅次
    出演:山本富士子、野添ひとみ、川口浩、船越英二、菅原謙二、角梨枝子、春本富士夫、村上不二夫、三角八郎、丸井太郎、大宮敏光
    山本富士子と野添ひとみの美女宝石泥棒は“ビーナスの涙”を狙うが…。ダイヤをめぐる頭脳戦に泥棒同士の恋を絡めたラブコメの秀作。ゴージャスな山本富士子は「あなたは恋の泥棒ですよ」と言われるだけある素晴らしさ。ライバル泥棒コンビの片割れ・船越がオペラを歌いまくるの楽しすぎ。
    ©1962KADOKAWA

  • 『現代インチキ物語 騙し屋(90分/35mm)』

  • 現代インチキ物語 騙し屋(90分/35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1964年
    監督:増村保造
    出演:船越英二、伊藤雄之助、丸井太郎、犬塚弘、曽我廼家明蝶、園佳也子、弓恵子、中条静夫、小山内淳、伊東光一、小山内淳、伊達正、上田吉二郎、谷謙一
    寸借詐欺グループが犯罪すれすれで日銭を稼ぎ、騙し、儲け、山分けするを繰り返す増村らしからぬコメディ。船越をはじめ伊藤雄之助、明蝶、上田吉二郎、犬塚弘らの名演ありきの一作だが、多くの人物や道具の使い方の妙で面白さが倍増!
    ©1964KADOKAWA

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