近日上映予定
小林信彦セレクション 『決定版 世界の喜劇人』刊行記念 ザッツ・コメディアンズ・ワンス・モア!
2024/03/30 ~ 2024/04/19
▼4月7日(日) 15:55『モロッコへの道』
小林信彦さんトーク(上映前20分程度/別室からの中継)
※通常料金
上映予定作品一覧(全25本)
『キートンの船出』
『キートンの警官騒動』
『醜女の深情け』
『要心無用』
『キートンのハイ・サイン』
『キートンの探偵学入門』
『キートンの大列車追跡』
『キートンの蒸気船』
『ロイドのスピーディー』
『けだもの組合』
『いんちき商売』
『御冗談でショ』
『進めオリンピック』
『我輩はカモである』
『オペラは踊る』
『宝の山』
『マルクスの二挺拳銃』
『マルクスのデパート騒動』
『モロッコへの道』
『毒薬と老嬢』
『アラスカ珍道中』
『虹を掴む男』
『凸凹フランケンシュタインの巻』
『腰抜けモロッコ騒動』
-
『キートンの文化生活一週間 One Week(25分/サイレント/デジタル)』
- 上映スケジュール
-
公開:1920年
監督:バスター・キートン、エドワード・F・クライン
出演:バスター・キートン、シビル・シーリー、ジョー・ロバーツ
新婚ホヤホヤの妻のため“組立式住宅”を購入したキートンだったが…。ピアノの下敷きになり、家をグルグル回し、跳んで落ちてと身体を張った命がけのギャグ満載。公開当時、「喜劇界における最大の出来事」と絶賛された最高に楽しい一作!【短編集】
-
『キートンの船出 The Boat(23分/サイレント/デジタル)』
- 上映スケジュール
-
公開:1921年
監督:バスター・キートン、エドワード・F・クライン
出演:バスター・キートン、エドワード・F・クライン
完成した船を出そうとしたらガレージが壊れ、やっとの思いで海に出たら今度は嵐に巻き込まれ…。激しい嵐でグルグル回転する船内をアクロバチックに動きまわるキートンが凄い。オチもばっちり!【短編集】
-
『キートンの警官騒動 Cops(18分/サイレント/デジタル)』
- 上映スケジュール
-
公開:1922年
監督:バスター・キートン、エドワード・F・クライン
出演:バスター・キートン、ヴァージニア・フォックス、ジョー・ロバーツ、エドワード・F・クライン
詐欺師から家具を買わされたキートンが爆弾犯と間違われ…。大勢の警官から追われるキートンの逃げ足の速いこと!巧みな馬の扱いや巨大シーソー・シーンなど、見どころ満載の傑作短篇。【短編集】
-
『醜女の深情け Tillie’s Punctured Romance(38分/サイレント/16mm)』
- 上映スケジュール
-
公開:1914年
監督:マック・セネット
出演:チャールズ・チャップリン、マリー・ドレスラー、メイベル・ノーマンド、ミルトン・バール、チェスター・コンクリン
農場主の娘を騙して、まんまと金を奪って逃げたイカサマ紳士のチャップリン。しかし、彼女が遺産を相続することを知り…。打算的で冷徹な悪役を演じながら、天才的な身のこなしと憎めないキャラで笑わせる、チャップリン初期の一本。【短編集】
-
『要心無用 Safety Last!(74分/サイレント/デジタル)』
- 上映スケジュール
-
公開:1923年
監督:サム・テイラー、フレッド・ニューメイヤー
出演:ハロルド・ロイド、ミルドレッド・デイヴィス、ビル・ストローザー、ノア・ヤング、W・B・クラーク
大志を抱き大都会に来たロイドも、今はしがないデパート店員で、しかもクビ寸前。壁登りの販促キャンペーンで汚名返上しようと企てるが…。あまりにも有名な大時計宙づりシーンをはじめ、スリル満点のアクションが次々と展開されるロイドの最高傑作。
-
『キートンのハイ・サイン The High Sign(20分/サイレント/デジタル)』
- 上映スケジュール
-
公開:1921年
監督:バスター・キートン、エドワード・F・クライン
出演:バスター・キートン、バーティン・バーケット・ゼイン、アル・セント・ジョン
射撃場に就職するため射撃の名手と見せかけたキートンが街の名士の暗殺を命じられ・・・。練られたギャグ、からくり屋敷でのダイナミックな追いかけっこシーンなど見どころ満載。ファッティ・アーバックルから独立して初の監督作品。(併映:『キートンの探偵学入門』)
-
『キートンの探偵学入門 Sherlock Jr.(45分/サイレント/デジタル)』
- 上映スケジュール
-
公開:1924年
監督:バスター・キートン
出演:バスター・キートン、キャサリン・マクガイア、ジョー・キートン、ワード・クレーン、エルウィン・コネリー、ジョン・ボルドー、フォード・ウエスト
映写技師のキートンは恋人の前で失態を演じて意気消沈。つい上映中に居眠りしてしまい…。キートンの分身が映画の世界に入り込み、名探偵シャーロックJr.となって大活躍。スクリーンを行ったり来たりするキートン。メタテクストな傑作!(併映:『キートンのハイ・サイン』)
-
『キートンの大列車追跡 The General(79分/サイレント/デジタル)』
- 上映スケジュール
-
公開:1926年
監督:バスター・キートン、クライド・ブラックマン
出演:バスター・キートン、マリアン・マック、グレン・キャベンダー、ジム・ファーレイ
恋人を機関車ごと北軍スパイに奪われた南部の機関士・キートンは、彼女たち(機関車と恋人)を奪回せんと猛追撃を開始。クライマックスの燃え上がる橋もろとも北軍の汽車が崩れ落ちる大迫力シーンはキートン自らも絶賛したという。傑作中の傑作。
-
『キートンの蒸気船 Steamboat Bill,Jr.(71分/サイレント/デジタル)』
- 上映スケジュール
-
公開:1928年
監督:バスター・キートン、チャールズ・ライズナー
出演:バスター・キートン、アーネスト・トレンス、トム・ルイス、トム・マクガイア、マリオン・バイロン
久しぶりに父親の元へ帰ったキートンは幼馴染のキティと再会するが…。有名なハリケーン・シーンでは、倒れてくる壁の下敷きになったり傘ごと宙を舞ったりと、超人的なパフォーマンスが満載!スタントなしでやってのけたキートンには、ただただ圧倒されるのみ。
-
『ロイドのスピーディー Speedy(86分/サイレント/デジタル)』
- 上映スケジュール
-
公開:1928年
監督:テッド・ワイルド
出演:ハロルド・ロイド、アン・クリスティ、バート・ウッドラフ、ブルックス・ベネディクト、ブライオン・ダグラス、ベイブ・ルース
ディロン爺さんが運転する昔ながらの鉄道馬車の買収を目論む輩に、孫娘ジェーンと恋人スピーディー(ロイド)が立ち向かう。ベイブ・ルースも特別出演。20年代末のニューヨークを爆走するタクシーに、さあ、あなたも乗り込もう!!
-
『けだもの組合 Animal Crackers(97分/デジタル)』
- 上映スケジュール
-
公開:1930年
監督:ヴィクター・ヒアマン
出演:グルーチョ・マルクス、ハーポ・マルクス、チコ・マルクス、ゼッポ・マルクス、リリアン・ロス、マーガレット・デュモン、ルイス・ソリン、ハル・トンプスン、マーガレット・アーヴィング
大富豪未亡人のパーティーで展示された名画を巡る珍騒動を描く。アフリカから駕籠でやってきて(!?)、未亡人デュモンに「私の靴下を洗って」とプロポーズする探検家のグルーチョ、下着にコート姿でやたら拳銃を撃ちまくるハーポ教授が強烈。
-
『いんちき商売 Monkey Business(78分/デジタル)』
- 上映スケジュール
-
公開:1931年
監督:ノーマン・Z・マクロード
出演:グルーチョ・マルクス、チコ・マルクス、ハーポ・マルクス、ゼッポ・マルクス、セルマ・トッド、トム・ケネディ、ルース・ホール、ロックリーフ・フェローズ
ニューヨークへ向かう大西洋航路の客船に乗り込んだ四人の密航者。彼らはギャング同士の抗争に巻き込まれ…。マルクス兄弟のハリウッド進出作であり、全米の映画興行成績を塗り替えた傑作コメディ。
-
『御冗談でショ Horse Feathers(67分/デジタル)』
- 上映スケジュール
-
公開:1932年
監督:ノーマン・Z・マクロード
出演:グルーチョ・マルクス、チコ・マルクス、ハーポ・マルクス、ゼッポ・マルクス、セルマ・トッド、デヴィッド・ランドー
マルクス兄弟の4作目。原題『Horse Feathers』(ナンセンスのスラング)通り、翌年公開された『我輩はカモである』同様にナンセンス・ギャグのつるべ打ちにノックアウト必死の一作。主題歌「Everyone Says I Love You」が最高!
-
『進めオリンピック Million Dollar Legs(62分/デジタル)』
- 上映スケジュール
-
公開:1932年
監督:エドワード・F・クライン
出演:ジャック・オーキー、W・C・フィールズ、アンディ・クライド、リディア・ロバーティー、スーザン・フレミング、ベン・ターピン
大統領令嬢と恋に落ちたブラシ販売員は、国の借金返済のためオリンピック出場を企てる。一番強いから大統領になったフィールズを始め、国民も恐るべき身体能力の持ち主だらけで優勝は確実と思われたが…。後に「ハリウッドが最もダダの精神に近づいた」と再評価され、ポーリン・ケイルは「映画史上最も愚かで面白い映画のひとつで、狂気のミュージカル」と称えている。マンキウィッツがマルクス兄弟のために書いた案だったが、無茶苦茶すぎるという理由で断られた逸話も。
-
『我輩はカモである Duck Soup(69分/デジタル)』
- 上映スケジュール
-
公開:1933年
監督:レオ・マッケリー
出演:グルーチョ・マルクス、チコ・マルクス、ハーポ・マルクス、ゼッポ・マルクス、ラクウェル・トーレス、ルイス・カルハーン、マーガレット・デュモン
女性大富豪の愛人となり、その後ろ盾で国の宰相となったグルーチョ。ところが、隣国がチコとハーポをスパイとして送り込んできて…。ナチズムを予見させるようなヨーロッパの仮想国を舞台に繰り広げられる抱腹絶倒のスラップスティック・コメディ。
-
『オペラは踊る A Night at the Opera(90分/デジタル)』
- 上映スケジュール
-
公開:1935年
監督:サム・ウッド
出演:グルーチョ・マルクス、ハーポ・マルクス、チコ・マルクス、キティ・カーライル、アラン・ジョーンズ、ウォルター・ウォルフ・キング、マーガレット・デュモント、ジークフリード・ルーマン
富豪の未亡人に取り入ってオペラのアメリカ興業資金を手に入れたグルーチョは、船でニューヨークへ向かうが…。その後の喜劇界に大きな影響を与えた"船室スシ詰めシーン"の元祖はこの作品! ゼッポが抜けたマルクス兄弟による音楽ギャグが素晴らしい大ヒット作。
-
『宝の山 Way Out West(64分/16mm)』
- 上映スケジュール
-
公開:1937年
監督:ジェームズ・W・ホーン
出演:スタン・ローレル、オリヴァー・ハーディ、シャロン・リン、ジェームズ・フィンレンソン
日本では“極楽コンビ”の名称で知られるローレル&ハーディもの。ゴールドラッシュの西部をさすらう二人組は、大金を残して死んだ仲間の娘を探して街にやってきた。ところが、欲深夫婦が娘の財産を横取りしようとしたことから上を下への大騒ぎが始まり…。
-
『マルクスの二挺拳銃 Go West(81分/16mm)』
- 上映スケジュール
-
公開:1940年
監督:エドワード・バゼル
出演:グルーチョ・マルクス、チコ・マルクス、ハーポ・マルクス、ジョン・キャロル、ダイアナ・ルイス、ロバート・バラット
“死者の谷”の土地権利書を巡って、一攫千金を狙うチコとハーポ、いんちきセールスマンのグルーチョ、土地の荒くれ者が大騒動を巻き起こす。チコとハーポの楽器演奏、クライマックスのSL大暴走など屈指のギャグが目白押し。
-
『マルクスのデパート騒動 The Big Store(81分/16mm)』
- 上映スケジュール
-
公開:1941年
監督:チャールズ・F・ライスナー
出演:グルーチョ・マルクス、ハーポ・マルクス、チコ・マルクス、トニー・マーチン、ヴァージニア・グレイ、マーガレット・デュモン
マルクス兄弟、MGMでの最終作品。3兄弟は老舗デパートの大株主の青年歌手を助け、デパート乗っ取りを企てる一味とわたりあう。売り場主任として潜入する探偵・グルーチョの口八丁ぶりや、ハーポが三面鏡に映る自分と競演する“3人ハーポ”三重奏など見せ場いっぱいで、マルクスファンにはうれしい一編。
-
『モロッコへの道 Road To Morocco(81分/16mm)』
- 上映スケジュール
-
公開:1942年
監督:デヴィッド・バトラー
出演:ビング・クロスビー、ボブ・ホープ、ドロシー・ラムーア、ドナ・ドレーク、アンソニー・クイン
ビング・クロスビーとボブ・ホープのコンビによる珍道中シリーズの3作目。間抜けな勘違いから貨物船を爆破してしまった二人組が、命からがら漂着したのはモロッコの海岸。ホープを奴隷商人に売って金を得たクロスビーだったが、夢に出てきたホープの亡き叔母さんに責められて、彼を救い出そうと街に出たのは良かったが…。
-
『毒薬と老嬢 Arsenic And Old Lace(118分/デジタル)』
- 上映スケジュール
-
公開:1944年
監督:フランク・キャプラ
出演:ケーリー・グラント、プリシラ・レイン、ジョセフィン・ハル、ジーン・アディア、レイモンド・マッセイ、ピーター・ローレ、ジェームズ・グリーソン、ジャック・カーソン
演劇批評家のケーリー・グラントが結婚報告のために叔母姉妹の家を訪ねたことから始まる狂騒曲。孤独な訪問者を善意で“天国”に送ってきたサイコ姉妹、自分が大統領のつもりの叔父、殺人逃亡犯の兄、劇作家志望の警官が入り乱れるブラック・ドタバタ・コメディの傑作。
-
『アラスカ珍道中 Road To Utopia(90分/デジタル)』
- 上映スケジュール
-
公開:1945年
監督:ハル・ウォーカー
出演:ビング・クロスビー、ボブ・ホープ、ドロシー・ラムーア、ダグラス・ダンブリル、ヒラリー・ブルック、ジャック・ラ・ルー、ロバート・バラット、ネスター・パイヴァ、ロバート・ベンチリー
インチキ寄席芸人コンビ(クロスビー&ホープ)は悪漢から奪った金鉱の地図を手にアラスカに向かうが…。地図を奪い返そうとする悪漢や地図所有者の娘(ドロシー・ラムーア)が絡み、最後は山中の逃亡劇に。ずっと一緒のコンビも地割れで離ればなれ。さて、地図はどちらの手に!? パラマウント、お喋り動物、そして苦笑を誘うラスト。小ネタが効いた珍道中シリーズ第4弾。
-
『虹を掴む男 The Secret Life of Walter Mitty(110分/デジタル)』
- 上映スケジュール
-
公開:1947年
監督:ノーマン・Z・マクロード
出演:ダニー・ケイ、ヴァージニア・メイヨ、ボリス・カーロフ、フェイ・ベインター、アン・ラザフォード、フローレンス・ベイツ、サーストン・ホール
運転中でも会議中でもお構いなしに、「パケタ、パケタ…」と空想世界に入り込むウォルター・ミティ。夢想癖男のミティが美女と出会い殺人事件に巻き込まれる。果たして彼は愛する人を救えるのか!? マザコンのミティが空想の中ではヒーローになる落差、ダニー・ケイの達者な演技と歌、美しいカラーがこの作品を永遠の名作にしている。
-
『凸凹フランケンシュタインの巻 Abbott and Costello Meet Frankenstein(83分/16mm)』
- 上映スケジュール
-
公開:1948年
監督:チャールズ・T・バートン
出演:バッド・アボット、ルー・コステロ、ロン・チェイニー・Jr、ベラ・ルゴシ、レノア・オーベール
運送屋のアボット&コステロが頼まれて運んでいたのは、実はドラキュラとフランケンシュタイン。ドラキュラはフランケンシュタインを蘇らせ、コステロの脳ミソを移植しようと企てていた。そこに欧州からドラキュラを追ってきた狼男が加わって…。ユニバーサルの名物モンスターらとアボット&コステロを組み合わせたパロディー作品。
-
『腰抜けモロッコ騒動 My Favorite Spy(93分/デジタル)』
- 上映スケジュール
-
公開:1951年
監督:ノーマン・Z・マクロード
出演:ボブ・ホープ、ヘディ・ラマー、フランシス・L・サリヴァン、マイク・マズルキ、ジョン・アーチャー、アイリス・エイドリアン、アーノルド・モス
寄席芸人のピーナッツは、有名スパイと瓜二つなのを見込まれ、スパイに化けてモロッコに向かうが…。ボブ・ホ-プが芸人とスパイという対照的な二役を演じる“腰抜けシリーズ”。女スパイ役のヘディ・ラマーも魅力的。
新着情報
一覧を見る- 2024/11/06
- 「デトレフ・ジールクからダグラス・サークへ」トークショーのお知らせ
- 2024/11/06
- テレビドラマ作品についてのお知らせ
- 2024/10/30
- 当館紹介記事のお知らせ
- 2024/10/12
- 特集「安西郷子生誕90年&新東宝特集」のフィルム状態について
- 2024/09/17
- 特集「生誕100年 スタイリッシュ石井輝男」トークショーと舞台挨拶のお知らせ
- 2024/09/06
- 「チラシ送付あり会員」料金改定のお知らせ
- 2024/08/22
- 「ショットとは何か 歴史編」刊行記念 映画 ショット 歴史
- 2024/08/14
- 特集「カメラの両側で… アイダ・ルピノレトロスペクティブ」トークショーのお知らせ
- 2024/08/12
- 特集「家族たちの戦争」上映素材について
アクセス
〒150-0044
東京都渋谷区円山町1‐5
KINOHAUS(キノハウス) 4F
03-3461-7703
東京都渋谷区円山町1‐5
KINOHAUS(キノハウス) 4F
03-3461-7703