近日上映予定
女優 有馬稲子
2018/07/07 ~ 2018/07/20
有馬稲子・樋口尚文共著による『有馬稲子 わが愛と残酷の映画史』刊行記念特集。映画女優・有馬稲子の全貌に迫る!
※『朱の花粉』『せきれいの曲』は1本立上映・料金1100円均一です
上映予定作品一覧(全15本)
『女性に関する十二章』
『胸より胸に』
『泉』
『黒い河』
『夜の鼓』
『彼岸花』
『赤い陣羽織』
『空かける花嫁』
『浪花の恋の物語』
『「通夜の客」より わが愛』
『かあちゃんしぐのいやだ』
『はだかっ子』
『朱の花粉』
『せきれいの曲』
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『結婚期(35mm)』
- 上映スケジュール
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公開:1954年
監督:井上梅次
出演:鶴田浩二、有馬稲子、岡田茉莉子、木匠マユリ、杉葉子、浜田百合子、堺左千夫、本郷秀雄、十朱久雄、岡村文子、佐伯秀男、勝本圭一郎、大庭六郎、雪村いづみ、生田恵子
都庁公園課係長の鶴田浩二をめぐる恋愛合戦を描いたロマンティック・ラブコメディ。女子アナ・有馬稲子、芸者・岡田茉莉子、女医・杉葉子ら華やかな女優陣が恋のバトルを繰り広げる。クソ真面目な公務員を演じる鶴田浩二が意外なはまり役!
©1954東宝
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『女性に関する十二章(35mm)』
- 上映スケジュール
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公開:1954年
監督:市川崑
出演:津島恵子、小泉博、上原謙、有馬稲子、久慈あさみ、太刀川洋一、徳川夢声、三好栄子、小泉澄子、伊豆肇、中北千枝子、坪内美子、小牧正英
交際九年目で倦怠期の恋人同士が結婚をめぐって迷走し…。タイトルバックから超おしゃれなソフィスティケイテッド・ラブコメディ。シニカルかつ自由な結婚観が現代にも通じる一本。有馬稲子は二人のドタバタに巻き込まれる準ヒロインを演じる。
©1954東宝
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『胸より胸に(35mm)』
- 上映スケジュール
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公開:1955年
監督:家城巳代治
出演:有馬稲子、大木実、冨田浩太郎、下元勉、山本和子、水戸光子、久我美子、加東大介、城久美子、内藤武敏、小夜福子、原保美、眸瑠璃子、朝霧鏡子、里見由利、秩父晴子、吉岡久子、織田政雄、神田隆、後藤泰子、矢田茂、武智豊子
戦争で親を亡くした少女はストリップ劇場の研修生となるが…。ダンスが好きで踊り子になったヒロインが、貧しさや偏見に傷つきながら自らの生き方を模索する社会派メロドラマ。有馬が企画し“にんじんくらぶ”で製作された作品で、実力派俳優陣が友情出演している。
©1955松竹株式会社
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『泉(デジタル)』
- 上映スケジュール
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公開:1956年
監督:小林正樹
出演:有馬稲子、佐分利信、佐田啓二、夏川静江、織田政雄、三戸部スエ、渡辺文雄、内田良平、中川弘子、桂木洋子、大河内信敬、下元勉、小林トシ子、加東大介、石黒達也、小川虎之助、明石潮、西村晃、水上令子、山本和子、近衛敏明、大宮敏、稲川忠完、春日千里
浅間山麓の村を舞台に、水源をめぐる農民と企業の対立に男女の愛の縺れをからめて描く。有馬稲子に恋する佐田啓二、佐田を慕う桂木洋子という三角関係と、水利権をめぐる建設会社の企みが同時進行し、ラストに向かって収斂していくサスペンスフルな社会派メロドラマ。
©1956松竹株式会社
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『黒い河(デジタル)』
- 上映スケジュール
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公開:1957年
監督:小林正樹
出演:渡辺文雄、有馬稲子、仲代達矢、永井智雄、淡路恵子、佐野浅夫、宮口精二、三戸部スエ、東野英治郎、高橋とよ、山田五十鈴、桂木洋子、富田仲次郎、春日千里、小笠原章二郎、菅井きん、大杉莞児、賀原夏子、清水将夫、織田正雄、中村是好、永田靖、三好栄子、水上令子
チンピラの仲代達矢と清純なウエイトレス・有馬稲子の愛憎に、貧乏長屋の立ち退き話を絡めて描く群像劇。主演はもちろん脇を固める豪華俳優陣の演技合戦が見ものだが、中でも金歯を光らせながら家賃を取り立てる大家役の山田五十鈴が強烈。
©1957松竹株式会社
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『夜の鼓(35mm)』
- 上映スケジュール
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公開:1958年
監督:今井正
出演:三國連太郎、有馬稲子、森雅之、金子信雄、雪代敬子、中村万之助、殿山泰司、日高澄子、毛利菊枝、松本染升、東野英治郎、菅井一郎、柳永二郎、島田屯、奈良岡朋子、陶隆、浜村純
一年ぶりに江戸から帰郷した夫は、愛妻の不義の噂を聞き…。複数の証言から真相が明らかになっていくスリリングな脚本はさすが橋本忍と新藤兼人。アクション映画さながらの終盤のチェイスシーンも凄いが、有馬稲子の艶めかしさがただ事ではない今井正渾身の一作。
©1958松竹株式会社
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『彼岸花(35mm)』
- 上映スケジュール
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公開:1958年
監督:小津安二郎
出演:佐分利信、田中絹代、有馬稲子、桑野みゆき、佐田啓二、浪花千栄子、山本富士子、中村伸郎、清川晶子、北竜二、笠智衆、久我美子、高橋貞二、桜むつ子、渡辺文雄、高橋とよ、十朱久雄、長岡輝子、菅原通済、江川宇禮雄、橘一枝
十八番の娘の結婚をめぐるホームドラマであり、洗練された色使いが素晴らしい小津初のカラー作品。有馬稲子の恋愛を成就させようと、頑固で矛盾だらけの父親・佐分利に対し女性たちがタッグを組む!
©1958松竹株式会社
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『赤い陣羽織(35mm)』
- 上映スケジュール
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公開:1958年
監督:山本薩夫
出演:中村勘三郎、香川京子、伊藤雄之助、有馬稲子、三島雅夫、井上昭文、花澤徳衛、多々良純、島田屯、戸田春子、柳川慶子、福原秀雄、矢野宣
町一番の美人女房を権力づくで手に入れようとした代官は、家では妻に全く頭が上がらず…。恐妻家の代官(中村勘三郎)を尻に敷く妻に香川京子、夫(伊藤雄之助)に首ったけの美人妻に有馬稲子。浮気心が大騒動に発展する艶笑喜劇。
©1958松竹株式会社
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『空かける花嫁(35mm)』
- 上映スケジュール
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公開:1959年
監督:番匠義彰
出演:有馬稲子、志村喬、十朱久雄、沢村貞子、高橋貞二、小山明子、高野真二、須賀不二夫、福田公子、九条映子、大泉滉、浪花千栄子、落合義雄、桂小金治、小瀬朗、吉野憲司、林家珍平、真塩洋一、俵田裕子、伊久美愛子、空伸子、柴世津子
浅草の繊維問屋を舞台に、昔気質の祖父・志村喬とフランスに留学したい孫娘・有馬稲子のバトルが勃発。小山明子、沢村貞子、浪花千栄子と豪華な脇役陣に加え、丸山明宏が歌う『メケメケ』など、当時の社会風俗も楽しめる下町喜劇。
©1959松竹株式会社
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『浪花の恋の物語(35mm)』
- 上映スケジュール
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公開:1959年
監督:内田吐夢
出演:有馬稲子、中村錦之助、田中絹代、花園ひろみ、大崎四郎、疋田圀男、白木みのる、江崎ひで子、尾形伸之介、進藤英太郎、中村芳子、浪花千栄子、雪代敬子、赤木春恵、日高澄子、植木千恵、京町かおる、八汐路佳子、織田政雄、中根真佐子、千秋実、市川小太夫、沢村宗之助、源八郎、有馬宏治、東野英治郎、香川良介、中村時之介
大店の養子・中村錦之助と遊女・有馬稲子の恋の顛末を、原作者の近松門左衛門を狂言回しとして描く。浄瑠璃人形のように美しい二人の激しい恋は、現実の前では夢のように儚く哀しい。様式美の中に斬新さを取り入れた内田吐夢渾身の傑作!
©東映
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『「通夜の客」より わが愛(35mm)』
- 上映スケジュール
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公開:1960年
監督:五所平之助
出演:有馬稲子、佐分利信、丹阿弥谷津子、乙羽信子
三年ぶりに山奥から東京に帰ってきた作家(佐分利信)が急死。通夜の席、若い女性(有馬稲子)がやってくるが…。柳橋の待合でのなれそめから山での同居生活までが有馬の回想で語られる。割り切れない男女の心の機微を描いた井上靖の自伝的短編の映画化。
©1960松竹株式会社
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『かあちゃんしぐのいやだ(35mm)』
- 上映スケジュール
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公開:1961年
監督:川頭義郎
出演:有馬稲子、平山清、山崎二郎、下元勉、毛利菊枝、浅茅しのぶ、河井坊茶
父が病気のため、母の内職で二人の小学生を育てる貧しい家庭の物語を、少年の視点から描いたファミリー・ドラマ。木下恵介の脚本、有馬稲子の見事な“かあちゃん”ぶり、厳しい状況にも勇気を失わない子どもたちの姿が清らかな感動をもたらす。
©1961松竹株式会社
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『はだかっ子(35mm)』
- 上映スケジュール
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公開:1961年
監督:田坂具隆
出演:伊藤敏孝、木暮実千代、三國連太郎、小宮光江、有馬稲子、東野英治郎、大鐘光子、八代万智子、桜井基男、打越正八、山本緑、木村英世、近衛秀子、中西一夫、増田順司、住田知仁、風見章子、神田隆、大場健二、成田裕、五月藤江、斎藤麻美子、米沢千江子、田山まり、小野恵子、松下匠、小畑町子、岡田由紀子、千秋実、菅井きん、清水正、織本順吉
父を戦争で亡くした少年を中心に、周囲の人々が助け合いながら貧しさを乗り越えていく姿を描く人間ドラマの傑作。見え隠れする戦争の影、狭山基地やユネスコ村の描写が、観るものに戦争の愚かさを強く訴えかける。有馬稲子は少年の担任の先生役で出演。
©東映
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『朱の花粉(35mm)』
- 上映スケジュール
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公開:1960年
監督:大庭秀雄
出演:有馬稲子、佐田啓二、津川雅彦、小山明子、杉田弘子、山内明、津川雅彦、芳村真理、十朱久雄、佐野浅夫、北龍二
女学生の有馬稲子は、愛する教師・佐田啓二を救うために憲兵と結婚する。やがて戦争は終わり復員した佐田と再会するが…。戦争に翻弄され、ダメ男に傷つけられる薄幸の有馬を津川雅彦がそっと見守る文芸メロドラマ。撮影は厚田雄春。
©1960松竹株式会社
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『せきれいの曲(35mm)』
- 上映スケジュール
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公開:1951年
監督:豊田四郎
出演:轟夕起子、有馬稲子、山村聡、斎藤達雄、御橋公、石黒達也、清水元、長濱藤夫、村上冬樹、立花満枝、南美江、本間文子、弘中きくの、三條利喜江、塩澤登代路、藤井貢、大山健二、左卜全、海江田譲二、佐田豊、勝本圭一郎、坂内永三郎、鴨田清、増淵一夫、隅田惠子、伴多摩子、和田道子
今は零落した作曲家・山村聡は、かつての妻・轟夕起子に送った『せきれいの曲』をラジオで聴き…。時局に乗った山村と芸術至上主義の轟、二人の対立とその後の人生を描いた豊田四郎&水木洋子によるメロドラマ。宝塚在籍中であった17歳の有馬稲子が溌剌とした演技を見せる。
©1951東宝
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