シネマヴェーラ渋谷

『馬鹿息子 The Saphead（HDデジタル・サイレント）』
上映スケジュール
公開：1920年
監督：ハーバート・ブラッシュ、ウィンチェル・スミス
出演：バスター・キートン、ウィリアム・クレイン、エドワード・ジョブソン、エドワード・コネリー、エドワード・アレキサンダー、アーヴィング・カミングス
ウォール街の大物ニックは親バカで、息子のキートンが“一人前になる”ための資金として100万ドル与えるが…。自らの大ヒット舞台の映画化に当たり、ダグラス・フェアバンクスがキートンを主演に推薦したという一作。

『キートンの探偵学入門 Sherlock Jr.（HDデジタル・サイレント）』
上映スケジュール
公開：1924年
監督：バスター・キートン
出演：バスター・キートン、キャサリン・マクガイア、ジョー・キートン、ワード・クレーン、エルウィン・コネリー、ジョン・ボルドー、フォード・ウエスト
映写技師のキートンは恋人の前で失態を演じて意気消沈。つい上映中に居眠りしてしまい…。キートンの分身が映画の世界に入り込み、名探偵シャーロックJr.となって大活躍。スクリーンを行ったり来たりするキートン。メタテクストな傑作！（同時上映：「極楽交通渋滞 Two Tars」）

『極楽交通渋滞 Two Tars（16mm・サイレント）』
上映スケジュール
公開：1928年
監督：ジェームズ・パロット
出演：スタン・ローレル、オリヴァー・ハーディ、エドガー・ケネディ
少尉と部下が渋滞に巻き込まれ、周囲の車と喧嘩になって…。車の壊し合いに妻たちもインク投げで参戦! 誰も止めに入らぬまま諍いがエスカレートするというお得意のパターンだが、凄まじいアナーキーさに満ちた一作。日本語字幕・サウンドはありません。（「キートンの探偵学入門 Sherlock Jr.」の後に上映）

『海底王キートン The Navigator（HDデジタル・サイレント）』
上映スケジュール
公開：1924年
監督：バスター・キートン、ドナルド・クリスプ
出演：バスター・キートン、キャサリン・マクガイア、フレデリック・ブルーム、ノーブル・ジョンソン
大富豪のドラ息子・キートンが片思いの相手と同じ船に乗り合わせるが、何とその船が難破し…。大型客船を使った船中ギャグのオンパレード! 史上初めての本格的な水中撮影が行われた作品としても有名で、最も興行成績が良かったという一作。（同時上映：「キートンの警官騒動 Cops」）

『キートンの警官騒動 Cops（デジタル・サイレント）』
上映スケジュール
公開：1922年
監督：バスター・キートン、エディ・クライン
出演：バスター・キートン、ヴァージニア・フォックス、ジョー・ロバーツ、エドワード・F・クライン
詐欺師から家具を買わされたキートンが爆弾犯と間違われ…。雲霞のごとき警官隊に追われることに。大勢の警官から追われるキートンの逃げ足の速いこと！巧みな馬の扱いや巨大シーソー・シーンなど、見どころ満載の傑作短篇。（「海底王キートン The Navigator」の後に上映）

『キートンのセブンチャンス Seven Chance（HDデジタル・サイレント）』
上映スケジュール
公開：1925年
監督：バスター・キートン
出演：バスター・キートン、ロイ・バーンズ、ルス・ドワイヤー、ジーン・アーサー
経営する証券会社が倒産寸前で、意中の彼女に告白できないキートン。そこへ祖父の遺産話が舞い込むが…。終盤の増殖する花嫁軍団からの逃亡劇は、映画史上に燦然と輝く素晴らしさ。走り、跳び、泳ぎ、転がり落ちる超絶アクションを見よ！（同時上映：「バカ騒ぎし過ぎDouble Whoopee」）

『バカ騒ぎし過ぎ Double Whoopee（16mm・サイレント）』
上映スケジュール
公開：1929年
監督：ルイス・R・フォスター
出演：スタン・ローレル、オリヴァー・ハーディ、ジーン・ハーロー
豪華ホテルのポーターとドアマンのローレル＆ハーディ。ブロンド娘（ジーン・ハーロー）の服を脱がすは、尊大な作家を繰り返し空のエレベーター・シャフトに案内するはとハチャメチャぶりを発揮。日本語字幕・サウンドはありません。（「キートンのセブンチャンス Seven Chance」の後に上映）

『キートンの大列車追跡 The General（デジタル・サイレント）』
上映スケジュール
公開：1926年
監督：バスター・キートン、クライド・ブラックマン
出演：バスター・キートン、マリアン・マック、グレン・キャベンダー、ジム・ファーレイ
恋人を機関車ごと北軍スパイに奪われた南部の機関士・キートンは、彼女たち(機関車と恋人)を奪回せんと猛追撃を開始。クライマックスの燃え上がる橋もろとも北軍の汽車が崩れ落ちる大迫力シーンはキートン自らも絶賛したという。傑作中の傑作。

『キートンの蒸気船 Steamboat Bill Jr.（HDデジタル・サイレント）』
上映スケジュール
公開：1928年
監督：バスター・キートン、チャールズ・ライズナー
出演：バスター・キートン、アーネスト・トレンス、トム・ルイス、トム・マクガイア、マリオン・バイロン
久しぶりに父親の元へ帰ったキートンは幼馴染のキティと再会するが…。有名なハリケーン・シーンでは、倒れてくる壁の下敷きになったり傘ごと宙を舞ったりと、超人的なパフォーマンスが満載！スタントなしでやってのけたキートンには、ただただ圧倒されるのみ。

『キートン短編集（デジタル・サイレント）』
上映スケジュール
■「キートンの文化生活一週間 One Week」1920年／デジタル／サイレント／監督、脚本：バスター・キートン、エドワード・F・クライン／出演：バスター・キートン、シビル・シーリー、ジョー・ロバーツ／新婚ホヤホヤの妻のため“組立式住宅”を購入したキートンだったが…。ピアノの下敷きになり、家をグルグル回し、跳んで落ちてと身体を張った命がけのギャグ満載。公開当時、「喜劇界における最大の出来事」と絶賛された最高に楽しい一作！■「キートンの案山子 The Scarecrow」1920年／デジタル／サイレント／監督、脚本：バスター・キートン、エドワード・Ｆ・クライン／出演：バスター・キートン、シビル・シーリー、ジョー・ロバーツ、エドワード・Ｆ・クライン、ジョー・キートン／農場で働くキートンと相棒は恋のライバル。キートンは案山子に化けて相棒を脅かそうとするが…。川を逆立ちして渡るなど、キートンの超絶身体能力が味わえる傑作。キートンと追いかけっこを演じる犬も圧巻の演技。■「キートンのハイ・サイン The High Sign」1921年／デジタル／サイレント／監督、脚本：バスター・キートン、エドワード・Ｆ・クライン／出演：バスター・キートン、バーティン・バーケット・ゼイン、アル・セント・ジョン／射撃場に就職するため射撃の名手と見せかけたキートンが街の名士の暗殺を命じられ･･･。練られたギャグ、からくり屋敷でのダイナミックな追いかけっこシーンなど見どころ満載。ファッティ・アーバックルから独立して初の監督作品。■「キートンの船出 The Boat」1921年／デジタル／サイレント／監督・脚本：バスター・キートン、エドワード・Ｆ・クライン／出演：バスター・キートン、エドワード・Ｆ・クライン／完成した船を出そうとしたらガレージが壊れ、やっとの思いで海に出たら今度は嵐に巻き込まれ…。激しい嵐でグルグル回転する船内をアクロバティックに動きまわるキートンが凄い。オチもばっちり決まった傑作短編！

『ドクター・ジャック Dr.Jack（デジタル・サイレント）』
上映スケジュール
公開：1922年
監督：フレッド・ニューメイヤー
出演：ハロルド・ロイド、ミルドレッド・デイヴィス、エリック・メイン
田舎の町医者・ジャック(ロイド)は、悪徳医師によって隔離されている令嬢の治療を頼まれ…。落ち込む娘のため、身体を張って繰り出すアクションとギャグは目を見張る素晴らしさ。温かさが満ち溢れるロイドの世界をご堪能あれ。（同時上映：「ロイドの落胆無用 Never Weaken」）

『ロイドの落胆無用 Never Weaken（16mm・サイレント）』
上映スケジュール
公開：1921年
監督：フレッド・ニューメイヤー
出演：ハロルド・ロイド、ミルドレッド・デイヴィス、ロイ・ブルックス
大好きな娘が結婚していると聞き自殺を企てたロイドは…。建設中のビルの柱をそろそろ歩き、間一髪でつかまり、何もない空間に身を乗り出すロイド。この恐るべき身体能力を見よ！(「ドクター・ジャック Dr.Jack」の後に上映）

『要心無用 Safety Last!（HDデジタル・サイレント）』
上映スケジュール
公開：1923年
監督：サム・テイラー、フレッド・ニューメイヤー
出演：ハロルド・ロイド、ミルドレッド・デイヴィス、ビル・ストローザー、ノア・ヤング、W・B・クラーク
大志を抱き大都会に来たロイドも、今はしがないデパート店員で、しかもクビ寸前。壁登りの販促キャンペーンで汚名返上しようと企てるが…。あまりにも有名な大時計宙づりシーンをはじめ、スリル満点のアクションが次々と展開されるロイドの最高傑作。

『ロイドの人気者 The Freshman（HDデジタル・サイレント）』
上映スケジュール
公開：1925年
監督：フレッド・ニューメイヤー、サム・テイラー
出演：ハロルド・ロイド、ジョビナ・ラルストン、ブルックス・ベネディクト、ジェームズ・アンダーソン
人気者になりたいテート大学新入生のロイド。皆にアイスクリームを配ったりフットボール部に入ったりするが、結果は散々で…。田舎者の新入生が、ピントのずれた奮闘を繰り返しては馬鹿にされるが、最後には…というハートウォーミングな一作。

『ロイドのスピーディー Speedy（デジタル・サイレント）』
上映スケジュール
公開：1928年
監督：テッド・ワイルド
出演：ハロルド・ロイド、アン・クリスティ、バート・ウッドラフ、ブルックス・ベネディクト、ブライオン・ダグラス、ベイブ・ルース
ディロン爺さんが運転する昔ながらの鉄道馬車の買収を目論む輩に、孫娘ジェーンと恋人スピーディー(ロイド)が立ち向かう。ベイブ・ルースも特別出演。20年代末のニューヨークを爆走するタクシーに、さあ、あなたも乗り込もう!!

『ハロルド・ディドルボックの罪 The Sin of Harold Diddlebock（デジタル）』
上映スケジュール
公開：1947年
監督：プレストン・スタージェス
出演：ハロルド・ロイド、フランシス・ラムスデン、ジミー・コンリン、レイモンド・ウォルバーン、ルディ・ヴァリー、エドガー・ケネディ
『ロイドの人気者 The Freshman』の約20年後、冴えないサラリーマンになったロイドが首になり…。初めて飲んだカクテル“ディドルボック”で人が変わったロイドが引き起こすドタバタを描くコメディ。ロイドが喋る! スタージェスの監督作だが興業的には失敗し、1950年に『Mad Wednesday』として再公開された。

『我輩はカモである Duck Soup（HDデジタル）』
上映スケジュール
公開：1933年
監督：レオ・マッケリー
出演：グルーチョ・マルクス、チコ・マルクス、ハーポ・マルクス、ゼッポ・マルクス、ラクウェル・トーレス、ルイス・カルハーン、マーガレット・デュモン
女性大富豪の愛人となり、その後ろ盾で国の宰相となったグルーチョ。ところが、隣国がチコとハーポをスパイとして送り込んできて…。ナチズムを予見させるようなヨーロッパの仮想国を舞台に繰り広げられる抱腹絶倒のスラップスティック・コメディ。

『オペラは踊る A Night At The Opera（デジタル）』
上映スケジュール
公開：1935年
監督：サム・ウッド
出演：グルーチョ・マルクス、ハーポ・マルクス、チコ・マルクス、キティ・カーライル、アラン・ジョーンズ、ウォルター・ウォルフ・キング、マーガレット・デュモント、ジークフリード・ルーマン
富豪の未亡人に取り入ってオペラのアメリカ興業資金を手に入れたグルーチョは、船でニューヨークへ向かうが…。その後の喜劇界に大きな影響を与えた"船室スシ詰めシーン"の元祖はこの作品! ゼッポが抜けたマルクス兄弟による音楽ギャグが素晴らしい大ヒット作。

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2017/09/30 ～ 2017/10/13

上映予定作品一覧（全18本）

『馬鹿息子 The Saphead（HDデジタル・サイレント）』

『キートンの探偵学入門 Sherlock Jr.（HDデジタル・サイレント）』

『極楽交通渋滞 Two Tars（16mm・サイレント）』

『海底王キートン The Navigator（HDデジタル・サイレント）』

『キートンの警官騒動 Cops（デジタル・サイレント）』

『キートンのセブンチャンス Seven Chance（HDデジタル・サイレント）』

『バカ騒ぎし過ぎ Double Whoopee（16mm・サイレント）』

『キートンの大列車追跡 The General（デジタル・サイレント）』

『キートンの蒸気船 Steamboat Bill Jr.（HDデジタル・サイレント）』

『キートン短編集（デジタル・サイレント）』

『ドクター・ジャック Dr.Jack（デジタル・サイレント）』

『ロイドの落胆無用 Never Weaken（16mm・サイレント）』

『要心無用 Safety Last!（HDデジタル・サイレント）』

『ロイドの人気者 The Freshman（HDデジタル・サイレント）』

『ロイドのスピーディー Speedy（デジタル・サイレント）』

『ハロルド・ディドルボックの罪 The Sin of Harold Diddlebock（デジタル）』

『我輩はカモである Duck Soup（HDデジタル）』

『オペラは踊る A Night At The Opera（デジタル）』

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