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近日上映予定

  • 鈴木則文復活祭!

  • 2016/09/03 ~ 2016/09/23

鈴木則文[1933 - 2014]
1954年に東映京都撮影所に入社し、1965年『大阪ど根性物語・どえらい奴』で監督デビュー。ヤクザ、お色気、コメディ、アクションと多ジャンルにわたる作品を作り続けた東映のエース監督であり、「トラック野郎シリーズ」を大ヒットに導いたプログラム・ピクチャーの雄である。

荒唐無稽なストーリー、アナーキーな描写、エロとグロとギャグとウンコとアクションと反体制が混然一体となった作品群で、今やカルト的人気を博す鈴木則文監督がこの世を去って三年。天才監督による数々の超傑作が蘇る!

  • 上映予定作品一覧(全21本)

大阪ど根性物語 どえらい奴
忍びの卍
兄弟仁義 逆縁の盃
緋牡丹博徒 一宿一飯
シルクハットの大親分 ちょび髭の熊
すいばれ一家 男になりたい
温泉みみず芸者
現代ポルノ伝 先天性淫婦
徳川セックス禁止令 色情大名
温泉スッポン芸者
エロ将軍と二十一人の愛妾
不良姐御伝 猪の鹿お蝶
まむしの兄弟 恐喝三億円
聖獣学園
少林寺拳法
華麗なる追跡
ドカベン
堕靡泥(ダビデ)の星 美少女狩り
忍者武芸帖 百地三太夫
吼えろ鉄拳
パンツの穴
  • 『大阪ど根性物語 どえらい奴(35mm)』

  • 大阪ど根性物語 どえらい奴(35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1965年
    監督:鈴木則文
    出演:藤田まこと、曽我廼家明蝶、長門裕之、藤純子、青島幸男、犬塚弘、谷啓、浪花千栄子
    記念すべき監督デビュー作。大阪の老舗葬儀屋で働く勇造は霊柩車を使おうと提案するが、しきたりを守る親方と対立し…。親方の娘・美津役の藤純子が娘・妻・母を演じる、泣けて笑える人情喜劇。『散りゆく花』の看板の前で勇造が美津にプロポーズするシーンの美しさを観よ!
    ©東映

  • 『忍びの卍(35mm)』

  • 忍びの卍(35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1968年
    監督:鈴木則文
    出演:桜町弘子、真理明美、桑原幸子、真山知子、夏八木勲、潮健児、遠藤辰雄、山本麟一
    世継ぎ誕生を急ぐ家光側と、それを阻む者たちとの忍術合戦。女の下半身に鱗がはえる「キララ肌」、子種を壷に吸い込む「壷飛脚」など、エロくもバカバカしい忍術には大笑い必至! 東映全盛期のセットと豪華な衣装、終盤に描かれる忍者ゆえの悲恋の哀しさなど本格時代劇の趣も備えた、二度おいしい傑作。
    ©東映

  • 『兄弟仁義 逆縁の盃(35mm)』

  • 兄弟仁義 逆縁の盃(35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1968年
    監督:鈴木則文
    出演:北島三郎、大木実、若山富三郎、三益愛子、菅原文太、遠藤辰雄、時美沙
    四日市にやってきた一匹狼の渡世人・小島は、海に廃液をたれ流す工場長と組んで利益を貪る岩井組と、漁師の味方の巽組の対立に巻き込まれ…。サブちゃんの自慢のノドも必聴の、兄弟仁義シリーズ第七作。文太と富三郎がサブちゃんの脇をがっちり固めます。
    ©東映

  • 『緋牡丹博徒 一宿一飯(35mm)』

  • 緋牡丹博徒 一宿一飯(35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1968年
    監督:鈴木則文
    出演:藤純子、若山富三郎、待田京介、村井国夫、菅原文太、城野ゆき、白木マリ、山城新伍
    エロとギャグも飛び出す則文テイストと任侠路線が見事に融合した奇跡の一本。「親分さんの胸に血の花が咲くとよ!」「心にゃ誰も墨をうつことはできんとです!」お竜さんの名台詞、情感あふれる名場面を、是非スクリーンでご堪能ください!
    ©東映

  • 『シルクハットの大親分 ちょび髭の熊(35mm)』

  • シルクハットの大親分 ちょび髭の熊(35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1970年
    監督:鈴木則文
    出演:若山富三郎、藤純子、伊吹吾郎、橘ますみ、藤村有弘、白木マリ、安部徹
    「緋牡丹博徒シリーズ」の熊虎親分をフィーチャーしたシリーズ第二弾。一家を引き連れて熱海にやってきた熊虎親分が、日本初の自動車「おおともびる」の開発を巡って、地元の悪徳博徒・横川組と対立。もちろん、あのお方も可憐に登場、文明開化にたかる腐った輩を二人揃ってお仕置きだ!
    ©東映

  • 『すいばれ一家 男になりたい(35mm)』

  • すいばれ一家 男になりたい(35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1971年
    監督:鈴木則文
    出演:山城新伍、宮園純子、菅原文太、有島一郎、賀川雪絵
    女たちから逃げだして東京にやってきた信次は、沢木一家の純子親分に一目惚れして子分になるが…。体で交わす“固めの盃”など下ネタ満載、クライマックスもハチャメチャな則文テイスト溢れる一本。男一匹・山城新伍が主役を張った任侠艶笑喜劇。
    ©東映

  • 『温泉みみず芸者(35mm)』

  • 温泉みみず芸者(35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1971年
    監督:鈴木則文
    出演:池玲子、松井康子、杉本美樹、葵三津子、女屋実和子、木原和歌子、山城新伍、由利徹、殿山泰司
    先祖がたこの漁獲法を世間に広めたため、多湖(たこ)家の女たちは皆、名器“タコ壺”の持ち主。その一人である芸者の圭子の噂を聞きつけ、無限精流の竿師段平とその門下生がやって来て…。祭囃子のリズムにのって多湖家VS竿師段平軍団の熱きセックスバトルの火蓋が切って落とされる!
    ©東映

  • 『現代ポルノ伝 先天性淫婦(35mm)』

  • 現代ポルノ伝 先天性淫婦(35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1971年
    監督:鈴木則文
    出演:池玲子、三原葉子、宮内洋、サンドラ・ジュリアン、三枝美恵子、藤木孝、小池朝雄、小島慶四郎、北村英三、川谷拓三
    母の愛人に処女を奪われた由紀は、それをきっかけに淫蕩の血に目覚め…。池玲子、サンドラ・ジュリアンという日仏二大ポルノ女優が惜しみなく肉体を披露するお色気映画ながら、則文らしからぬシリアスな展開で、愛憎渦巻く血みどろの復讐劇へと話はなだれ込む!
    ©東映

  • 『徳川セックス禁止令 色情大名(35mm)』

  • 徳川セックス禁止令 色情大名(35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1972年
    監督:鈴木則文
    出演:杉本美樹、三原葉子、女屋実和子、名和宏、渡辺文雄、山城新伍、山田小実昌、サンドラ・ジュリアン
    女嫌いの将軍がフランス娘・サンドラのテクニックで女体に開眼。下々にこんな良い思いをさせるものかと「閨房禁止令」を発布。やがて“やらせろ一揆”が勃発し…。流暢なフランス語でサンドラを責める渡辺文雄(さすが東大出!)は一見の価値あり。エロとグロとギャグを総動員して愛と性の素晴らしさを謳いあげた超傑作!
    ©東映

  • 『温泉スッポン芸者(35mm)』

  • 温泉スッポン芸者(35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1972年
    監督:鈴木則文
    出演:杉本美樹、城恵美、潤まり子、女屋実和子、松井康子、衣麻遼子、牧れい子、三原葉子、山城新伍、名和宏、殿山泰司
    江戸時代から六代続くすっぽん料理屋の娘の夏子は借金返済のため芸者になることに。カミナリが鳴るまで離さない驚異の名器の持ち主・夏子は「スッポン芸者」と評判になり、またも竿師段平軍団がやって来る。芸者仲介人兼竿師役の名和宏の名演、ここに極まれり!
    ©東映

  • 『エロ将軍と二十一人の愛妾(35mm)』

  • エロ将軍と二十一人の愛妾(35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1972年
    監督:鈴木則文
    出演:池玲子、渡辺やよい、三原葉子、女屋実和子、城恵美、衣麻遼子、一の瀬レナ、由利徹、丘八郎
    不能の将軍の代わりに女好きの町人が将軍になり代わるが…。異国の女のよがり声を同時通訳する由利徹、植木バサミでイチモツを切り落とされる大泉晃が最高。酒池肉林の大奥絵巻に込められた権力批判も痛烈な大傑作。
    ©東映

  • 『不良姐御伝 猪の鹿お蝶(35mm)』

  • 不良姐御伝 猪の鹿お蝶(35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1973年
    監督:鈴木則文
    出演:池玲子、根岸明美、衣麻遼子、堀陽子、丘ナオミ、一の瀬レナ、岡八郎、林真一郎、早乙女りえ、クリスチナ・リンドバーグ
    時は明治末期、所は金沢。父の仇を討つため博徒の世界で復讐の時を待つ女博徒・猪の鹿お蝶と、政界の黒幕、反対制の青年、女スパイが入り乱れて繰り広げる制御不能の大乱闘。池玲子の雪の中の全裸大立ち回りのカッコよさにノックダウン必至の傑作にして監督お気に入りの一本。
    ©東映

  • 『まむしの兄弟 恐喝三億円(35mm)』

  • まむしの兄弟 恐喝三億円(35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1973年
    監督:鈴木則文
    出演:菅原文太、川地民夫、松方弘樹、堀越光恵、三島ゆり子、河津清三郎、渡辺文雄
    合わせて前科四十犯のゴロ松と不死身の勝が大暴れのシリーズ第六弾。見舞い金をゆすろうとした二人は大事件に巻き込まれ…。「兄貴、三億の半分ゆうたらナンボや?」「千五百万やないけ!?」川地民夫と菅原文太の神業的掛け合い、女番長シリーズでお馴染みのメンバーたちとの夢の共演も見もの。
    ©東映

  • 『聖獣学園(35mm)』

  • 聖獣学園(35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1974年
    監督:鈴木則文
    出演:多岐川裕美、山内えみこ、渡辺やよい、大谷アヤ、城恵美、田島晴美、マリー・アントワネット
    修道女だった母の死の真相をつきとめるため、娘・魔矢も自ら修道女となるが…。俗世間から隔離されたセントクルス修道院の地下で繰り広げられるリンチや神への冒涜などの背徳行為が凄まじい。十字架に括り付けられて鞭打たれる復讐の申し子・魔矢役の多岐川裕美の凄絶な美貌は伝説に。
    ©東映

  • 『少林寺拳法(35mm)』

  • 少林寺拳法(35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1975年
    監督:鈴木則文
    出演:千葉真一、丹波哲郎、佐藤允、中島ゆたか、志穂美悦子、誠直也
    太平洋戦争末期、中国で諜報活動をしていた宗道臣が日本へ戻ると庶民たちは虐げられながら生きていた。“喧嘩坊主”と呼ばれた、日本少林寺拳法の開祖・宗道臣の伝記映画。GI、警察、暴力団、横暴を繰り返す輩たちに千葉ちゃんが怒りの鉄拳を繰り出す!
    ©東映

  • 『華麗なる追跡(35mm)』

  • 華麗なる追跡(35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1975年
    監督:鈴木則文
    出演:志穂美悦子、マッハ文朱、田中久子、天津敏、石橋雅史、由利徹、渡辺文雄、苅谷俊介
    ある時はさすらいの女ギャンブラー、ある時はダンディな青年紳士、ある時はお茶汲みの老婆、ある時は黒衣の修道女…。濡れ衣を着せられたまま、獄中で死んでいった父の無念を晴らすため、女ドラゴンこと志穂美悦子が変幻自在の七変化で悪の組織へ殴りこむ! 悦ちゃんに迫るマッハ文朱の人間風車も見逃すな!!
    ©東映

  • 『ドカベン(35mm)』

  • ドカベン(35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1977年
    出演:橋本三智弘、高品正弘、永島敏行、川谷拓三、マッハ文朱、山本由香利、無双大介、水島新司
    おなじみのドカベンこと山田太郎、岩鬼が野球もやらずに弱小柔道部を救うべく大奮闘。珍品揃いの漫画実写化作品の中でも群を抜いたハッチャケ振りが素晴らしい。リアル岩鬼の高品正広はもちろん、30過ぎて殿馬を演じる拓ボンのピアノ足弾きと“秘打・白鳥の湖”を見逃すな! 水島先生もはりきってノックしております。
    ©東映

  • 『堕靡泥(ダビデ)の星 美少女狩り(35mm)』

  • 堕靡泥(ダビデ)の星 美少女狩り(35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1979年
    監督:鈴木則文
    出演:波乃ひろみ、土門峻、八城夏子、飛鳥裕子、小川亜佐美、名和宏、山本昌平、三谷昇、菅原文太
    「堕靡泥でやり過ぎたから以降アクションに走った」との発言もあるように、則文の背徳美学がとことん炸裂した一本。「人間はどこまで他人の精神や肉体を破壊することができるのか」。暗い生い立ちを持つ男がやがて地下牢獄に女達を誘拐し虐待してゆく。目を覆んばかりの恐怖絵巻の合間に、あっ桃さんが!?
    ©日活

  • 『忍者武芸帖 百地三太夫(35mm)』

  • 忍者武芸帖 百地三太夫(35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1980年
    監督:鈴木則文
    出演:真田広之、蜷川有紀、夏八木勲、佐藤允、志穂美悦子、丹波哲郎、火野正平、千葉真一
    金山の地図を狙う秀吉の命で襲撃された伊賀忍者の百地一族。しかし地図と首領の息子が追っ手を逃れ…。JACの面々が総出演のアクション時代劇。天守閣からのダイビングやファイヤーダンスのシーンは必見。アクション監督でもある千葉真一が極悪・不知火将監を演じる。
    ©東映

  • 『吼えろ鉄拳(35mm)』

  • 吼えろ鉄拳(35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1981年
    監督:鈴木則文
    出演:真田広之、志穂美悦子、千葉真一、成田三樹夫、山下美樹
    幼い頃に誘拐されテキサスで拳法の達人に育てられた譲次が日本に帰国してみると…。断崖から飛び降り、ビルからぶら下がり、走る車に蹴りを入れる真田広之の本気アクションは香港映画に勝るとも劣らない素晴らしさ。成田三樹夫先生との最終決戦も見もの。
    ©東映

  • 『パンツの穴(デジタル)』

  • パンツの穴(デジタル) 上映スケジュール
  • 公開:1984年
    監督:鈴木則文
    出演:山本陽一、菊池桃子、田中浩二、矢野有美、服部まこ、春川ますみ、武田鉄矢、クリフ・ラニング
    博多から転校してきた一郎・通称ムキンポくんはクラスメイトの桃子に一目惚れし…。アイドル・菊池桃子のデビュー作にも関わらず、ウンコとオシッコとエッチにまみれた男子中学生の青春が暴走、驚愕のラストに突入する! 映画史上に輝くアナーキーな傑作!!
    ©㈱ヒューマックスシネマ

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