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近日上映予定

  • デビュー50周年記念 女優・梶芽衣子

  • 2015/07/18 ~ 2015/08/07

タランティーノは言うまでもなく、世界中に熱烈なファンを持つ梶芽衣子のデビュー50周年を記念し、女優としての軌跡をたどる。

■『やくざの墓場 くちなしの花』は、一本立て・1000円均一の特別上映です。

  • 上映予定作品一覧(全19本)

青春前期 青い果実
あゝひめゆりの塔
女の警察
日本残侠伝
侠花列伝 襲名賭博
怪談昇り竜
野良猫ロック セックス・ハンター
流血の抗争
三人の女 夜の蝶
女囚さそり 第41雑居房
女囚さそり 701号怨み節
修羅雪姫
修羅雪姫 怨み恋歌
動脈列島
妻と女の間
曽根崎心中
わるいやつら
子どものころ戦争があった
やくざの墓場 くちなしの花
  • 『青春前期 青い果実(デジタル)』

  • 青春前期 青い果実(デジタル) 上映スケジュール
  • 公開:1965年
    監督:堀池清
    出演:太田博之、太田雅子(梶芽衣子)、吉村実子、初井言栄、高野誠二郎、山岡久乃
    影のある転校生の武志と付き合い始めた奈津子は、ある日チンピラたちから強姦される。噂は瞬く間に学校中に広まり…。太田雅子(梶芽衣子)の初主演作。性的トラウマのあるヒーローと強姦被害者のヒロインの恋物語という、当時の明るい日活青春路線から外れる暗いテーマは、彼女の存在感あってのもの。
    ©日活

  • 『あゝひめゆりの塔(35mm)』

  • あゝひめゆりの塔(35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1968年
    監督:舛田利雄
    出演:吉永小百合、浜田光夫、和泉雅子、遠山智英子、浜川智子、高樹蓉子、音無美紀子、笹森みち子、伊藤るり子、柚木れい子、太田雅子(梶芽衣子)
    沖縄戦で玉砕した師範学校の女子生徒(=ひめゆり部隊)の運命を描いた戦争映画にして、青春映画の名作。製作当時の若者文化を挟み込む手法、ちぎれた人間の手足が散乱する生き地獄のリアルな描写によって、若者の命を奪う戦争の愚かさを強烈に訴える。ヘタレ教師を平手打ちする太田雅子(梶芽衣子)に注目!
    ©日活

  • 『女の警察(16mm)』

  • 女の警察(16mm) 上映スケジュール
  • 公開:1969年
    監督:江崎実生
    出演:小林旭、小高雄二、十朱幸代、牧紀子、槙杏子、太田雅子(梶芽衣子)、青江三奈、内田稔、内田朝雄、木浦佑三、富田仲次郎、加藤嘉、神田隆、藤竜也
    銀座の女をトラブルから守る“女の警察”こと、人事兼保安部長・篝正秋を小林旭が演じるシリーズ第一作。政治汚職事件の真相を追う一方、夜の蝶たちの熱いラブコールに気軽に答える旭が、昼夜を問わず大活躍。太田雅子(梶芽衣子)は悪いヒモ(藤竜也)にトルコに売られる若いホステス役で、旭を大胆誘惑!
    ©日活

  • 『日本残侠伝(35mm)』

  • 日本残侠伝(35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1969年
    監督:マキノ雅弘
    出演:高橋英樹、長門裕之、津川雅彦、南田洋子、山本陽子、梶芽衣子、岩井友見、川地民夫、水島道太郎、伴淳三郎、葉山良二
    巨匠・マキノ雅弘による日活印の任侠もの。健さんの役どころを高橋英樹が演じている。細やかな情愛描写やリアルな展開など独自色を押し出し、東映やくざ映画の二番煎じに終わらせなかったのは、さすがに手練れのマキノ。梶芽衣子に改名した記念すべき作品であり、薄幸の女郎を大人の色気で演じている。
    ©日活

  • 『侠花列伝 襲名賭博(35mm)』

  • 侠花列伝 襲名賭博(35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1969年
    監督:小澤啓一
    出演:松原智恵子、藤竜也、高橋英樹、梶芽衣子、江原真二郎、細川ちか子、植村謙二郎、見明凡太朗、深江章喜、佐野浅夫、奈良岡朋子、久遠利三
    温泉芸者の志満と旅の博徒・高次の恋に、湯元の権利を狙うヤクザのいざこざを絡めて描く。イメチェンして女組長を演じた松原智恵子と女侠客役の梶芽衣子が、愛と義理を賭けて壺振り勝負! 脇を固める藤竜也と高橋英樹の男の色気にもシビれる、日活渾身の殉愛任侠映画。
    ©日活

  • 『怪談昇り竜(デジタル)』

  • 怪談昇り竜(デジタル) 上映スケジュール
  • 公開:1970年
    監督:石井輝男
    出演:梶芽衣子、ホキ徳田、佐藤允、高樹蓉子、加藤嘉、大辻伺郎、長弘、砂塚秀夫、大浜詩郎、晴海勇三、桂小かん、水川国也、溝口拳、青木敏夫、土方巽
    女親分の明美(梶芽衣子)が敵の組長の妹・藍子の眼を斬った後、次々に子分が怪死。これは、藍子の飼猫の呪いなのか!? フリル・ブラウスにヒゲ面の土方巽、盲目剣士・藍子役のホキ徳田など、怪しい奴らが大暴走。“ザ・キング・オブ・カルト”石井輝男による空前絶後の怪談×任侠ムービー! タランティーノも大驚愕!!
    ©日活

  • 『野良猫ロック セックス・ハンター(35mm)』

  • 野良猫ロック セックス・ハンター(35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1970年
    監督:長谷部安春
    出演:梶芽衣子、安岡力也、藤竜也、岡崎二朗、英美枝、小磯マリ、青木伸子、有川由紀、美波節子、秋とも子、亀山靖博、市村博
    基地の街のスケバン・マコの前に、生き別れの妹を探す混血児の数馬が現れる。一方、マコに惚れている愚連隊のリーダー・バロンは…。トラウマから性不能者になったバロンの狂ったような“ハーフ狩り”をきっかけに驚愕のラストへと突き進む、海外でもカルト的人気のシリーズ第三弾。「バッキャロー!」白シャツにハット、裸足でバイクに跨る梶芽衣子が吼える!
    ©日活

  • 『流血の抗争(35mm)』

  • 流血の抗争(35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1971年
    監督:長谷部安春
    出演:宍戸錠、佐藤允、梶芽衣子、藤竜也、内田良平、郷鍈治、三条泰子、沖雅也、植村謙二郎、戸上城太郎、三田村元、木浦佑三、青木富夫、玉村駿太郎
    新興都市を舞台に、大組織と地元のやくざの抗争を描く。定番やくざ映画のストーリーだが、長谷部監督らしいスピード感とスタイリッシュさは健在。一人の男を思い続ける小料理屋の女将役の梶芽衣子がけなげで美しい。
    ©日活

  • 『三人の女 夜の蝶(デジタル)』

  • 三人の女 夜の蝶(デジタル) 上映スケジュール
  • 公開:1971年
    監督:斎藤光正
    出演:松原智恵子、梶芽衣子、山本陽子、藤竜也、二谷英明、川地民夫、青江三奈
    レイプされて婚約者に捨てられたことをきっかけに、上京してクラブのホステスになった綾子。そんなある日、同僚のあけみが連れて来たやくざを見た綾子は…。青江三奈『昭和おんなブルース』をモチーフにした女の転落ドラマ。クラブのママ役の山本陽子、ホステス役の松原智恵子と梶芽衣子という夜の蝶たちが美しい。
    ©日活

  • 『女囚さそり 第41雑居房(35mm)』

  • 女囚さそり 第41雑居房(35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1972年
    監督:伊藤俊也
    出演:梶芽衣子、白石加代子、荒砂ゆき、伊佐山ひろ子、八並映子、賀川雪絵、石井くに子、渡辺文雄、室田日出男、堀田真三、小松方正
    役人の視察中に刑務所長を襲い凄惨な報復を受けたナミは、女囚たちと共に脱獄するが…。脱走中でも定番ファッションでキメたナミの台詞は、「あたしを売ったね」「死んでるよ」のたった二言!白石加代子の圧倒的存在感と伊藤俊也の悪ノリ演出によって、シュールなアングラ風味となったシリーズ第二弾。敵役たちの死にざまにも大爆笑。
    ©東映

  • 『女囚さそり 701号怨み節(35mm)』

  • 女囚さそり 701号怨み節(35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1973年
    監督:長谷部安春
    出演:梶芽衣子、田村正和、細川俊之、金井由美、土方弘、大下哲矢、渡辺やよい、初井言栄、楠田薫、中原早苗、森秋子、根岸明美
    脱獄の途中で傷を負ったナミは、ヌード劇場の照明係・工藤に匿われる。かつて過激派学生だった工藤に壮絶な拷問を加えた刑事が、ナミを執拗に追う刑事であることを知った二人は…。ナミの恋愛が絡むなど、前三作までとは異色の味わいがある長谷部監督によるシリーズ最終作。
    ©東映

  • 『修羅雪姫(35mm)』

  • 修羅雪姫(35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1973年
    監督:藤田敏八
    出演:梶芽衣子、黒沢年男、大門正明、岡田英次、西村晃、赤座美代子、内田慎一、楠田薫、根岸明美、高木均、中原早苗、仲谷昇、地井武男、小松方正
    雪が降る夜の監獄で親の恨みを背負い生まれた雪は、道海和尚の過酷な修行に耐え、美しき女刺客へと成長する。土下座し命乞いする仇に「許しもしないし助けもしない」と言い放つ梶芽衣子は、まさしく修羅に咲く一輪の花。庭園での大立ち回り、血で染まる白い着物、そこに流れる名曲『修羅の花』。70年代最高の映画と言っても過言ではない一本!
    ©1973東宝

  • 『修羅雪姫 怨み恋歌(35mm)』

  • 修羅雪姫 怨み恋歌(35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1974年
    監督:藤田敏八
    出演:梶芽衣子、伊丹十三、吉行和子、原田芳雄、岸田森、安部徹、山本麟一、南原宏治
    前作で描かれた殺人の罪で投獄された雪。死刑執行の日に秘密警察の菊井に救われるが…。菊井役の岸田森、子分の南原宏治と山本麟一という極悪三人組が、無政府主義者にペスト菌を注射したり、それを理由に貧民窟を焼き払おうとしたりと、残虐非道の限りをつくす。私憤を超えて国家権力へ向かう雪の凄味を堪能せよ!
    ©1974東宝

  • 『動脈列島(35mm)』

  • 動脈列島(35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1975年
    監督:増村保造
    出演:田宮二郎、近藤正臣、関根恵子、梶芽衣子、山村聡、平田昭彦、加藤和夫、芹明香、小沢栄太郎、近藤洋介、井川比佐志、小池朝雄
    当時社会問題化していた新幹線騒音公害を背景に、新幹線をマヒさせると国鉄を脅す犯人とプロファイリング捜査官の駆け引きを描いた、サスペンス映画の隠れた傑作。社会性の強い内容と、緊張感溢れる演出は増村ならでは。キザなエリート捜査官を演じる田宮二郎がはまり役。
    ©1975東宝

  • 『妻と女の間(35mm)』

  • 妻と女の間(35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1976年
    監督:豊田四郎、市川崑
    出演:三田佳子、大空真弓、酒井和歌子、仁科明子、梶芽衣子、田村高廣、篠田三郎、岡田裕介、荻島真一 、森本レオ
    京都の老舗紙問屋の美しい四姉妹の人生を、豪華な女優陣と華麗な衣装で描く。梶芽衣子は、店を継いだ次女の夫の愛人という意外な役柄だが、去り際を心得た大人の女っぷりはやはりカッコいい! 当初の豊田四郎監督の体調不良でスケジュールが間に合わず、途中から市川崑監督が協力することになった珍しい一本。
    ©1976東宝

  • 『曽根崎心中(35mm)』

  • 曽根崎心中(35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1978年
    監督:増村保造
    出演:梶芽衣子、宇崎竜童、井川比佐志、左幸子、橋本功、木村元、灰地順、目黒幸子、青木和代
    醤油屋の手代・徳兵衛と遊女・お初の道行きを描いた近松の名作をもとに、恋愛の究極としての心中を異様な緊張感で描いた増村保造後期の傑作。社会の因習に毅然と歯向かい、女の意地と誇りをかけて男を心中に急き立てるお初を梶芽衣子が全身全霊で演じ、この年の主演女優賞を総ナメにした。
    ©1978藤井浩明

  • 『わるいやつら(35mm)』

  • わるいやつら(35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1980年
    監督:野村芳太郎
    出演:片岡孝夫、松坂慶子、梶芽衣子、藤真利子、宮下順子、神崎愛、藤田まこと、緒形拳、渡瀬恒彦米倉斉加年、山谷初男、佐分利信
    親の後を継いだボンボン病院長の信一が女を食い物にする前半から一転、泥沼に転落していくピカレスク・ロマン。信一を巡る女たちを演じる豪華女優陣の中でも、老舗料亭の女将・チセを鮮やかな着物姿で演じる梶芽衣子はさすがの貫禄。自著の映像化作品が粗製濫造される現状を憂いた松本清張氏が、野村芳太郎監督と設立した「霧プロダクション」第一回作品。
    ©1980松竹株式会社

  • 『子どものころ戦争があった(35mm)』

  • 子どものころ戦争があった(35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1981年
    監督:斉藤貞郎
    出演:樫山文枝、斉藤優一、梶芽衣子、キャサリン、三益愛子、中原ひとみ、栗田ひろみ、椎谷建治、山谷初男
    母親の実家に疎開した小二の太郎は、蔵に近づくことを禁じられる。その後、蔵に幽閉されているハーフの少女・エミと仲良くなった太郎は…。梶芽衣子は、戦時中に産んだエミを愛しながらも、旧弊な社会にあらがえず娘を幽閉する悲しい母親を演じる。戦争によって犠牲になる子どもたちの悲劇が胸にしみる、反戦映画の佳作。
    ©1981松竹株式会社

  • 『やくざの墓場 くちなしの花(35mm)』

  • やくざの墓場 くちなしの花(35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1976年
    監督:深作欣二
    出演:渡哲也、梶芽衣子、藤岡琢也、今井健二、矢吹二朗、小林稔侍、松本泰郎、檀喧太、奈辺悟、丸平峰子、有川正治、八名信夫、島田秀雄、大島渚、成田三樹夫、室田日出男、金子信雄、川谷拓三、梅宮辰夫
    はみだし刑事の黒岩は、暴力団と癒着する上層部に反発し地元の在日やくざに近づくが…。孤独と狂気を抱えた黒岩(渡哲也)とやくざの妻・啓子(梶芽衣子)の宿命的な恋に、警察官僚批判や在日問題を織り込んだ、深作・笠原コンビ最後の傑作。警察本部長役に大島渚を起用し、「文化庁芸術祭」に強引に参加するなど、皮肉もたっぷり。
    ©東映

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