近日上映予定
ヌーヴェルヴァーグはもうすぐ50歳になる
2006/12/09 ~ 2007/01/05
今さらヌーヴェルヴァーグ?それとも、ヌーヴェルヴァーグって何?あなたの反応はどちらでしょうか。
でも、「今さらヌーヴェルヴァーグ」派のあなたも、そして「ヌーヴェルヴァーグって何?」派のあなたも、生まれてもうすぐ50年も経つヌーヴェルヴァーグシネマを、年越しで楽しもうではありませんか。年の改まる喜びを、永遠の若さのシンボルとしての、これらの映画に託しつつ。
上映予定作品一覧(全24本)
『モード家の一夜』
『夜と霧』
『美しきセルジュ』
『獅子座』
『いとこ同志』
『ヒロシマ・モナムール(二十四時間の情事)』
『5時から7時までのクレ』
『モンソーのパン屋の女の子』
『シュザンヌの生き方』
『恋人のいる時間』
『幸福』
『アルファヴィル』
『男性・女性』
『彼女について私が知っている二、三の事柄』
『ベトナムから遠く離れて』
『クレールの膝』
『ロバと王女』
『万事快調』
『愛の昼下がり』
『O侯爵夫人』
『ヌーヴェルヴァーグ』
『新ドイツ零年』
『嘘の心』
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『女は女である』
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上映スケジュール
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公開:1961年
監督:ジャン=リュック・ゴダール
出演:ジャン=ポール・ベルモンド、アンナ・カリーナ、ジャン=クロード・ブリアリ、マリー・デュボワ、ジャンヌ・モロー、カトリーヌ・ドモンジョ
「24時間以内に子供が欲しい」ストリップ・ガールと、「結婚するまで欲しくない」その恋人が、もう一人の男を巻き込んで、ドタバタ騒動を繰り広げる!アンナ・カリーナのキュートな女っぷりや、ポップな色調とテンポ、そしてアメリカのミュージカル映画への憧憬に満ち満ちた、傑作コメディ。トリュフォーの『突然炎のごとく』、『ピアニストを撃て』にもさりげなくウインクが飛ぶ。
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『モード家の一夜』
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上映スケジュール
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公開:1969年
監督:エリック・ロメール
出演:ジャン=ルイ・トランティニャン、フランソワーズ・ファビアン、マリー=クリスティーヌ・バロー、アントワーヌ・ヴィテーズ
「六つの道徳的コント集」の第三話。クリスマスも間近な日曜日。友人に誘われるまま、ある家を訪れた「私」は、離婚経験があり美しく知的な女医モードと知り合い、その魅力に惹かれていくのだが、一方で意中の女学生フランソワーズのことも忘れられない…。アルメンドロスの映し出すモノクロの雪景色、ロメールならではのウィットの効いた会話も絶品な、凝縮された人生哲学。
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『夜と霧』
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上映スケジュール
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公開:1955年
監督:アラン・レネ
ナチスによる大量虐殺が行われたアウシュビッツ強制収容所。錆びた鉄格子、無造作に並べられた粗末なベッド、ガス室、髪の毛の山。廃墟となっても人々の生と死の記憶がこびりついたこの場所。収容所跡の現在の映像と、当時のニュース・フィルムやスチール写真がモンタージュされた、アラン・レネによるヌーヴェルヴァーグ前夜の驚愕と戦慄のドキュメンタリー。
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『美しきセルジュ』
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上映スケジュール
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公開:1957年
監督:クロード・シャブロル
出演:ジェラール・ブラン、ジャン=クロード・ブリアリ、ベルナデット・ラフォン、クロード・セルヴァル、ミシェル・メリッツ
建築家志望のセルジュは、恋人が妊娠したためパリへの上京を断念したが、子供は死産だった…。フランスの片田舎を舞台に、アルコール中毒になった青年とその旧友をめぐる、シャブロルの処女長編青春映画。縦横無尽のアンリ・ドゥカのカメラワーク、ラストの暗闇の中を走る痛いまでの光の筋、緊張と安堵、孤独と温もりが、モノクロ画面から滲み出す。
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『獅子座』
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上映スケジュール
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公開:1959年
監督:エリック・ロメール
出演:ジェス・アーン、ミシェル・ジラルドン、ファン・ドゥーデ、ステファーヌ・オードラン、マーシャ・メリル、ジャン=リュック・ゴダール
運のない人生を送ってきた中年作曲家ピエールのもとに、突然伯母の遺産が転がりこむ。狂喜のうちに豪遊するピエール。しかしその遺産はすべて従兄のものになってしまい、あっという間に無一文となり、浮浪者同然に夏のパリをふらつくことに…。うだるような暑さ、皮膚を刺す太陽の光線、疲労、そしてパリの街の姿が、生々しいまでの迫力で捉えられた、ロメールの処女作にして、ヌーヴェルヴァーグの記念碑的傑作。
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『いとこ同志』
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上映スケジュール
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公開:1959年
監督:クロード・シャブロル
出演:ジェラール・ブラン、ジャン=クロード・ブリアリ、ジュリエット・メニエル、クロード・セルヴァル、ステファーヌ・オードラン、ギイ・ドゥコンブル、ヴィルジニー・ヴィトリ
法学士の受験のためパリに出てきたシャルルは、いとこのポールの家にやって来るが、彼らは性格も考え方も正反対。真面目に勉強に励むシャルルの傍らで、ポールは人生享楽と言わんばかりに女の子を招いて乱痴気騒ぎ。果たして女の子たちと、受験の行方は…。シャブロルが『美しきセルジュ』に続いて放った、傷つきやすく奔放な若者たちの、鮮烈なる青春物語。
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『ヒロシマ・モナムール(二十四時間の情事)』
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上映スケジュール
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公開:1959年
監督:アラン・レネ
出演:エマニュエル・リヴァ、岡田英次、ベルナール・フレッソン、アナトール・ドーマン
女「私、ヒロシマで何もかも見たわ」、男「君は何も見ちゃいない」。戦時中、敵国ドイツ軍の兵士を恋人にもったフランス人女性のヌベールでの記憶と、ヒロシマの原爆の記憶が、闇夜、孤独な二人の男女の体、声から浮かびあがる。記憶の再現と忘却に関する鋭い洞察を突きつけながら、残酷なまでに親密に皮膚の温もりと冷たさを触感させる、アラン・レネ渾身の一作。
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『5時から7時までのクレ』
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上映スケジュール
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公開:1961年
監督:アニエス・ヴァルダ
出演:コリンヌ・マルシャン、アントワーヌ・ブルセイエ、アンナ・カリーナ、ジャン=クロード・ブリアリ、エディ・コンスタンティーヌ、ミシェル・ルグラン、ジャン=リュック・ゴダール
ブロンドの若く美しいシャンソン歌手クレオ。彼女は7時のガン診察結果を待っている。映画は、パリの街を彷徨するクレオの二時間とともに展開する。コリンヌ・マルシャンの表情、息遣い、身振りが、彼女の不安感を浮き彫りにした、当時の新進女流監督アニエス・ヴァルダによる一本。音楽家のミシェル・ルグランも出演。
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『モンソーのパン屋の女の子』
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上映スケジュール
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公開:1962年
監督:エリック・ロメール
出演:バルベ・シュローデル(語り手、声の吹き替えはベルトラン・タヴェルニエ)、フレッド・ユンク、ミシェル・ジラルドン、クローディーヌ・スブリエ
以前から気になっていたシルヴィに会うために、毎日街をさまよい、その都度同じパン屋でサブレを買う「僕」は、そのうちやけになってパン屋の売り子ジュリエットをデートに誘ってしまう…。ロメールとともに製作会社「レ・フィルム・デュ・ロザンジュ」を立ち上げ、後に監督にもなったバルベ・シュローデル(後バーベット・シュローダー)が製作をつとめた、「六つの道徳的(精神的)コント集」の第一話。
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『シュザンヌの生き方』
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上映スケジュール
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公開:1963年
監督:エリック・ロメール
出演:カトリーヌ・セー、フィリップ・ブーザン、クリスチャン・シャリエール、ディアーヌ・ウィルキンソン、ピエール・コトレル、ジャン=ルイ・コモリ
若い男女の友情と恋の駆け引きが目くるめく展開を見せる『シュザンヌの生き方』。『モンソーのパン屋の娘』と同様、スプリング式のキャメラで撮影されたため、最長ショットの持続は20秒ほどと短い。当時ロメールはまだ同時録音での撮影を行っていないが、彼自身気に入っていたというシュザンヌの「声」も必聴の、「六つの道徳的コント集」の第二話。
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『恋人のいる時間』
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上映スケジュール
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公開:1964年
監督:ジャン=リュック・ゴダール
出演:マーシャ・メリル、ベルナール・ノエル、フィリップ・ルロワ、ロジェ・レナール、クリス・トフ・ブルセイエ
原題は「結婚している女―64年に撮られた映画作品の断片―」。愛人のいる人妻シャルロットの日常が実験的かつ繊細なタッチで綴られる。小型飛行機のパイロットの夫と、地方巡業劇団の役者の二人の間で揺れながら、シャルロットはやがてどちらの子供とも分からぬ子を身ごもるのだが…。ゴダールによる、快楽と愛と生の解剖学。
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『幸福』
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上映スケジュール
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公開:1964年
監督:アニエス・ヴァルダ
出演:ジャン=クロード・ドルオ、クレール・ドルオ、マリー=フランス・ボワイエ
建具屋で働くフランソワは、美しく従順な妻テレーズと子供たちを心の底から愛しながらも、町の郵便局員エミリーのことも愛してしまう。「幸福」のかたちを型にはめることなく優しく繊細な感性で描いたヴァルダの一本。大輪のひまわり、枯葉、ピクニックに興ずる親子、草の上での愛撫…ジャン・ルノワールの『ピクニック』『草の上の昼食』への美しいオマージュ。
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『アルファヴィル』
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上映スケジュール
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公開:1965年
監督:ジャン=リュック・ゴダール
出演:エディ・コンスタンティーヌ、アンナ・カリーナ、アキム・タミロフ、ハワード・ヴェルノン、ジャン=アンドレ・フィエスキ、ジャン=ルイ・コモリ
未来都市アルファヴィルで人々は、記憶も思考も感情もなく、電子指令機アルファ60に命じられるままに暮らしている。アルファ60の発明者であり今や捕らわれの身のブラウン教授、その美しい娘ナターシャ、探偵レミー・コーションが巻き起こす冒険。パリの街で繰り広げられるSF活劇。アンナ・カリーナ扮する愛を知らぬ娘は、果たして愛を見いだすことができるのか。日本での最終上映として、必見の傑作!
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『男性・女性』
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上映スケジュール
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公開:1966年
監督:ジャン=リュック・ゴダール
出演:ジャン=ピエール・レオ、シャンタル・ゴヤ、ミシェル・ドボール、マルレーヌ・ジョベール、ブリジット・バルドー、フランソワーズ・アルディ、アントワーヌ・ブルセイエ
モーパッサンの短編「ポールの彼女」に触発されたゴダールが、〈15の明白な真実〉と称して60年代パリの若者の日常を綴った青春スケッチ。21歳のポール、歌手志望のマドレーヌは、友人の家に転がり込み、三人一緒のベッドに寝るという不思議な同棲生活を始める。突如現れるシネマヴェリテ風の映像、シュールなギャグ、シャンタル・ゴヤの歌う甘いフレンチ・ポップス、レオの仕草が胸を打つ、ゴダール最後のモノクロ作品。
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『彼女について私が知っている二、三の事柄』
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上映スケジュール
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公開:1966年
監督:ジャン=リュック・ゴダール
出演:マリナ・ヴラディ、アニー・デュペレイ、ロジェ・モンソレ、ラウール・レヴィ、ジャン・ナルボニ、クリストフ・ブルセイエ
パリ郊外の団地に住む平凡な人妻ジュリエットは、娘を託児所がわりの売春宿に預けてショッピングへ…。欲しいものがあれば、行きつけのカフェで男を探す。彼女は娼婦なのである。カトリーヌ・ヴィモネのアンケート“団地の売春”をゴダールが映画化。マリナ・ヴラディ、あるいは彼女が扮するジュリエット・ジャンソン、あるいは「現代的生活」、あるいは「売春」、あるいは「都市開発」…あらゆる「彼女」についての映画。
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『ベトナムから遠く離れて』
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上映スケジュール
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公開:1967年
監督:クリス・マルケル、ジャン=リュック・ゴダール、アラン・レネ、ウィリアム・クライン、ヨリス・イヴェンス、アニエス・ヴァルダ、クロード・ルルーシュ
ベトナム戦争の際限ないエスカレートを受けて、「もはや沈黙は共謀を意味する」と考えたフランスの監督たちが、ベトナムに関する思い思いの短編を持ち寄って一本の映画にした。映画作家はどこまで現実に関わり、それを変えることが出来るのか?ニュース・フィルム、モノローグ、フィクションと、それぞれの監督の姿勢が興味深い。
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『クレールの膝』
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上映スケジュール
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公開:1970年
監督:エリック・ロメール
出演:ジャン=クロード・ブリアリ、オーロラ・コルシュ、ベアトリス・ロマン、ローラン・ド・モナガン、ミシェル・モンテル
「六つの道徳的コント集」の第五話。結婚を目前に控えた30代半ばの男ジェロームは、独身最後の夏を過ごしにアヌシー湖畔へとやって来る。そこで知り合った17歳の少女クレールの、ミニスカートから見える若々しい膝に、思わず心奪われてしまう…。ネストール・アルメンドロスの艶感のあるカラー撮影、薔薇色のイメージ、そして男女の運命的なすれ違いによる騒動、禁欲と自由が共存するさまに目を奪われる!
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『ロバと王女』
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上映スケジュール
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公開:1970年
監督:ジャック・ドゥミ
出演:カトリーヌ・ドヌーヴ、ジャン・マレー、ジャック・ペラン、デルフィーヌ・セイリグ、ミシュリーヌ・プレール
シャルル・ペローの童話を基にした、ジャック・ドゥミのメルヘン・ミュージカル。美しい王妃の死後、王様から求婚され、それを逃れるためにロバの皮をまとい隣の国の田舎の下女となった王女が、再びシンデレラ・ストーリーをたどって隣国の王子様と結ばれる。カトリーヌ・ドヌーヴ扮する王女の可憐な美しさ、胸高鳴る色彩と音楽の饗宴。ドヌーヴがお菓子を作りながらくちずさむメロディーもすばらしい。最新デジタル技術によって美しく蘇ったニューマスター版フィルムでの上映。
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『万事快調』
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上映スケジュール
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公開:1972年
監督:ジャン=リュック・ゴダール、ジャン=ピエール・ゴラン
出演:イヴ・モンタン、ジェーン・フォンダ、ヴィットリオ・カプリオーリ、エリザヴェット・ショヴァン、カステル・カスティ
国際的なスターであり、その政治活動でも知られるイヴ・モンタンとジェーン・フォンダを主演に迎えた、ゴダール流の政治映画。ゴーモンとパテという大会社の製作で、人間の生産と消費、その間に横たわるメディアの構造を描いてゆく。スラップスティックな無期限スト、スーパーマーケット内の驚異の長回しといった映像とともに、「皆が真に歴史的な視点をもって映画を作るべきだ」という宣言が、見るものの脳裏に焼きつく。
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『愛の昼下がり』
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上映スケジュール
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公開:1972年
監督:エリック・ロメール
出演:ベルナール・ヴェルレ、フランソワーズ・ヴェルレ、ズーズー、ダニエル・チェッカルディ
仕事も家庭も何不自由ないフレデリックだが、実は恋愛に貪欲で、結婚してからというものすべての女性が美しく見え、秘かに女性たちとのアヴァンチュールを夢想していた。そこにクロエという名のファム・ファタールが現れて…。魅惑的で偏執狂的な情熱をもつクロエに翻弄されながらも、やがて家庭へと戻ってゆくフレデリックの心のゆれが、皮肉と可笑しみたっぷりに綴られた「六つの道徳的コント集」の集大成的最終話。
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『O侯爵夫人』
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上映スケジュール
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公開:1975年
監督:エリック・ロメール
出演:エディット・クレヴァー、ブルーノ・ガンツ、ペーター・リューア、オットー・ザンダー
身に覚えのない妊娠をしたO侯爵夫人は、生まれてくる子供の父親に名乗り出るよう呼びかけ、その男と結婚すると宣言をする。一体父親は誰なのか?クライストの「O侯爵夫人」を忠実に映画化するため、ドイツ人の俳優を起用。高感度フィルムによって、夜の室内を蝋燭の灯りのみで撮影するという実験的な手法も用いる。ロメールによるコスチューム・プレイのひとつであり、厳密な画面構成が見られる作品でもある。ロメール自身もロシア人将校の役で出演。
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『ヌーヴェルヴァーグ』
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上映スケジュール
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公開:1990年
監督:ジャン=リュック・ゴダール
出演:アラン・ドロン、ドミツィアーナ・ジョルダーノ、ロラン・アムシュトゥッツ、ロランス・コート、クリストフ・オダン、ジャック・ダクミーヌ
ある春の日の出会いから、謎めいた男ロジェに心惹かれるエレーナ。しかし二人がボートで湖に漕ぎ出すと、ロジェは湖中に落ちてしまう。再び巡りきた春、エレーナはロジェそっくりの紳士リシャールに出会う。60歳になったゴダールが、人をくった様なタイトルを冠し、アラン・ドロンを主役に迎えた、ミステリアスな一本。チャンドラー、フォークナーの文章が随所に散りばめられる。
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『新ドイツ零年』
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上映スケジュール
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公開:1991年
監督:ジャン=リュック・ゴダール
出演:エディ・コンスタンティーヌ、ハンス・ツィシュラー、クラウディア・ミヒェルゼン、キム・カシュカシアン
ロッセリーニの『ドイツ零年』、ムルナウの『最後の人』、バルネットの『青い青い海』、リルケ、ゲーテ、カフカの一節の引用などを織り交ぜ、ベルリン崩壊後のドイツを舞台に国家の孤独を浮き彫りにした一本。元々はTVの「孤独:ある状態のその変容」シリーズのために製作されたが、ゴダールは劇場で公開される「映画作品」としている。『アルファヴィル』から四半世紀を経て、再びエディ・コンスタンティーヌが諜報員レミー・コーションを演じ、ドイツを横断する!
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『嘘の心』
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上映スケジュール
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公開:1999年
監督:クロード・シャブロル
出演:サンドリーヌ・ボネール、ジャック・ガンブラン、ヴァレリア・ブルーニ=テデスキ、ビュル・オジェ
ブルターニュの漁村で平穏に暮らしていた画家のルネと看護婦のヴィヴィアン。ある日ルネの絵画教室に通う10歳の少女が、林の中で死体となって発見された。疑惑の目を向けられたルネ、静かに軋みをあげはじめる夫婦の絆、そして勃発する第二の殺人…。人間の屈折した心理と疑心暗鬼に陥った夫婦の運命を、冷徹なまでの視線で見据えたシャブロルのミステリー・サスペンス。
新着情報
一覧を見る- 2025/06/24
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- 【中止】「ジャン・グレミヨン&ジャック・ベッケル特集」特別講義のお知らせ
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- 2025/03/15
- 特集「初めての成瀬、永遠の成瀬」の上映素材について
アクセス
〒150-0044
東京都渋谷区円山町1‐5
KINOHAUS(キノハウス) 4F
03-3461-7703
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