上映スケジュール
フリッツ・ラング監督特集
2018/07/21 ~ 2018/08/17
フリッツ・ラング(Friedrich Christian Anton "Fritz" Lang, 1890 - 1976)
オーストリア出身。第一次大戦従軍後、脚本家としてドイツのウーファ社に入り、『Halbblut』(1919)で監督デビュー。その後、『ドクトル・マブゼ』(1922)、『メトロポリス』(1927)、『M』(1931)など、脚本家である夫人テア・フォン・ハルボウとのコンビで、サイレントからトーキー初期のドイツ映画黄金期を築いた。
ヒトラーの政権下、ユダヤ人であるラングは1934年にフランスへ亡命。その後ハリウッドに招かれ、7ノワールから西部劇までジャンル横断的に多くのプログラムピクチャーを送りだした。『激怒』(1936)、『暗黒街の弾痕』(1937)、ベルトルト・ブレヒトが協力した『死刑執行人もまた死す』(1943)、『飾窓の女』(1944)など傑作が目白押しである。晩年には西ドイツで自作のリメイク『怪人マブゼ博士』(1960)を撮り、これが最後の作品となった。1965年にはゴダールの監督作品『軽蔑』に自身の役で特別出演している。
※『怪人マブゼ博士』を除いてすべてデジタル上映
■料金(一本立て、入替制)
一般:1200円/シニア:1000円/会員:800円/学生:600円/中学生以下:500円
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