上映スケジュール
アルフレッド・ヒッチコック監督特集
2017/12/23 ～ 2018/01/19
Sir Alfred Joseph Hitchcock（1899 - 1980）
ヒッチコックを探せ！
ヒッチコックはロンドン生まれ。美術を学んだのち米映画会社のロンドン支社に入社、脚本や助監督を経て1925年『快楽の園』で監督デビューした。『三十九夜』『バルカン超特急』などの傑作群がハリウッドから注目され、1940年に製作の舞台をアメリカへと移すことになる。セルズニック製作による米処女作『レベッカ』がアカデミー作品賞を受賞。40年代から50年代に作った綺羅星のごとき作品群からサスペンス映画の神様の名をほしいままにした。イギリスからナイトの称号を得た4カ月後に息を引き取り、1976年『ファミリー・プロット』が遺作となった。享年80歳。
娯楽映画監督と見られていたヒッチコックを再評価したのがトリュフォー、シャブロル、ゴダールらフランスの若手監督であったことから“ヌーヴェル・ヴァーグの神様”とも呼ばれる。特に熱狂的ファンであるトリュフォーは高度な映画技法に迫るロングインタビューを敢行。それが『映画術』として出版され、その様子をドキュメンタリー作品にした『ヒッチコック・トリュフォー』が昨年公開された。
ヒッチコックは監督作のどこかで一瞬だけ登場することでも有名。本特集の多くの作品でもカメオ出演している。あなたも是非ヒッチコックを探してください！
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