上映スケジュール
ルビッチ・タッチⅡ
2017/04/22 ~ 2017/05/19
エルンスト・ルビッチ Ernst Lubitsch(1892-1947)
ベルリンの洋服屋の息子として生まれる。16歳で高校を中退して舞台俳優となり、その後映画俳優へと転身。1914年に『シャボン玉嬢』で監督デビューし、多くの短編映画で腕を磨いた後、長編映画に進出。『牡蠣の王女』などの傑作コメディの他、ポーラ・ネグリ、エミール・ヤニングスとの黄金トリオによる史劇大作を監督。これがアメリカで大ヒットし、1922年にメアリー・ピックフォードの招きで渡米。
ワーナー・ブラザーズ、パラマウント、MGMなどの製作会社で多くの傑作を送り出した後、1941年に独立。『あのアーミアン毛皮の貴婦人』の撮影に入って9日目だった1947年11月30日、心臓発作で帰らぬ人となった。
ビリー・ワイルダーが師と仰ぎ、フランソワ・トリュフォーがオマージュを捧げ、小津安二郎が影響を受けた作風は洒脱と洗練の極み。映画史に燦然と輝く傑作の数々は、今なお観る物を魅了せずにはいない。
*記載がない作品はすべてデジタル上映
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