上映作品
生誕100年の人々
2024/11/30 ~ 2024/12/27
特別上映▶『或る夜ふたたび』『螢火』
協力:国立映画アーカイブ 料金:1300円均一(ポイント鑑賞不可)
上映予定作品一覧(全26本)
『偽れる盛装(103分/35mm)』
『大地の侍(106分/35mm)』
『ギャング同盟(80分/35mm)』
『無法松の一生(104分/35mm)』
『青雲やくざ(89分/35mm)』
『復活(94分/デジタル)』
『自由学校(109分/16mm)』
『野を駈ける少女(71分/35mm)』
『大阪の女(104分/35mm)』
『おかあさんのばか(87分/35mm)』
『集団奉行所破り(90分/35mm)』
『涙(94分/16mm)』
『女と海賊(90分/16mm)』
『トイレット部長(86分/35mm)』
『街に泉があった(88分/35mm)』
『東シナ海(105分/35mm)』
『三池監獄 兇悪犯(89分/35mm)』
『浅草の肌(91分/35mm)』
『孤獨の人(82分/16mm)』
『権九郎旅日記(89分/35mm)』
『車夫遊侠伝 喧嘩辰(100分/35mm)』
『非行少年 陽の出の叫び(89分/35mm)』
『塩狩峠(102分/デジタル)』
『或る夜ふたたび(99分/16mm)』
『螢火(123分/35mm)』
-
『命美わし(79分/16mm)』
- 上映スケジュール
-
公開:1951年
監督:大庭秀雄
出演:三國連太郎、佐田啓二、淡島千景、桂木洋子、笠智衆、杉村春子、小園蓉子
自殺の名所の側に住む笠智衆と杉村春子夫婦。笠は今夜も自殺しようとした桂木洋子を家に連れ帰るが、続けて長男・三國連太郎も淡島千景をつれてきて…。ピンとくる笠に「またですか、お父さん!」と答える杉村が絶妙。自殺という重いテーマを扱いながら笑いあり涙あり、最後は幸せな空気が溢れる隠れた佳作。
©1951松竹株式会社
-
『偽れる盛装(103分/35mm)』
- 上映スケジュール
-
公開:1951年
監督:吉村公三郎
出演:京マチ子、藤田泰子、小林桂樹、柳恵美子、北河内妙子、菅井一郎、進藤英太郎、河津清三郎、村田知栄子
京都の祇園を舞台に、芸者の母を持つ姉妹(京マチ子、藤田泰子)の対照的な生き方を描く。売れっ子芸者の京が男を手玉に取りカネを搾り取る一方、藤田は新しい生き方を模索している。「こっちゃは肉体派どすよってな、ええ男はんならナンボでもモーションかけまっせ」と言い放つ京の圧倒的な生命力を見せつける一作。
©KADOKAWA1951
-
『大地の侍(106分/35mm)』
- 上映スケジュール
-
公開:1956年
監督:佐伯清
出演:大友柳太朗、伊藤久哉、高千穂ひづる、三條美紀、日野明子、杉村春子、高木二朗
戊辰戦争で敗れた仙台の岩出山藩。領地は没収、藩士たちは露頭に迷う。元藩主 (伊藤久哉)と家老(大友柳太朗)は活路を蝦夷地へと求め…。未開の地での苦労はすさまじく、脱落者、死亡者も出る。次の移住者を募りに故郷へ戻る家老と、不安を抱えて待つ者の再開の感動が胸に迫る。実話を基にした異色時代劇。
©東映
-
『ギャング同盟(80分/35mm)』
- 上映スケジュール
-
公開:1963年
監督:深作欣二
出演:内田良平、佐藤慶、三田佳子、山本麟一、曽根晴美、戸浦六宏、楠侑子、薄田研二、平幹二朗
風間がムショから出ると、縄張りだった闇市にはビルが建ち並び新興組織がのさばっていた。主役の内田良平を始め、佐藤慶、戸浦六宏、平幹二朗ら異色キャストによる焼け跡世代の逆襲劇。監禁されているのにサングラスを外さない超クールな三田佳子、男どもをドヤしつけるビッチな楠侑子と女優陣がイカす。
©東映
-
『無法松の一生(104分/35mm)』
- 上映スケジュール
-
公開:1963年
監督:村山新治
出演:三國連太郎、淡島千景、南廣、沢村貞子、宇佐美淳也、中山昭二、西村晃
三國連太郎と淡島千景の顔合わせによる「無法松の一生」。粗野で無鉄砲な松五郎のキャラに三國がぴったり。さらに三國が淡島に告白するシーンのエロティシズムが凄い。幼いころから可愛がった淡島の息子の酷薄さが、雪の中を彷徨い倒れる男のドラマの悲劇性を高める。
©東映
-
『青雲やくざ(89分/35mm)』
- 上映スケジュール
-
公開:1965年
監督:梅津明治郎
出演:竹脇無我、内田良平、月形龍之介、香山美子、真理明美、高松英郎、菅原文太、丹波哲郎
ヨット好きの学生・竹脇無我は小牧組の次男。カタギになりたかった兄が縄張り争いで死に、竹脇は組の解散を決める。しかし関組や新興勢力の杉木組がシマを狙い…。竹脇が悪辣な関(内田良平)と杉木を成敗する方法にビックリだが、ラストにはさらにビックリ。文太、丹波をはじめ出演者も豪華な松竹青春やくざ映画。
©1965松竹株式会社
-
『復活(94分/デジタル)』
- 上映スケジュール
-
公開:1950年
監督:野淵昶
出演:京マチ子、小林桂樹、滝花久子、北河内妙子、滝沢修、大伴千春、三津田健、香川良介、阿部修、南部章三、原聖四郎、羽白修、小松みどり、小松孝子、相馬幸子、草島競子、金剛麗子、常盤操子
トルストイ「復活」の映画化。初心な女中の京マチ子、彼女を強姦する子爵令息の小林桂樹という配役に最初は違和感があるものの、即妊娠して売春婦に堕ちてからの京の演技はさすが。突然改心して求婚してくる小林のナルシズムを見抜いて苦悩する姿は共感を誘う。「贖罪と許し」がテーマだが、一人の女が生き方を決める話でもある。
©KADOKAWA1950
-
『自由学校(109分/16mm)』
- 上映スケジュール
-
公開:1951年
監督:渋谷実
出演:佐分利信、高峰三枝子、淡島千景、佐田啓二、田村秋子、杉村春子、笠智衆
「自由がほしい」と会社を辞めた佐分利は…。夫をポンポン罵倒した挙句、首根っこを掴んで家から追い出した妻の高峰三枝子が急にモテモテになる展開も愉快。淡島千景がアプレな姪を楽しそうに演じているコメディの傑作であり、戦後自由社会におけるジェンダー問題を描いた点でも斬新。
©1951松竹株式会社
-
『野を駈ける少女(71分/35mm)』
- 上映スケジュール
-
公開:1958年
監督:井上和男/脚本:楠田芳子
出演:山本豊三、桑野みゆき、望月優子、三上真一郎、瞳麗子
父が戦死し、母(望月優子)と暮らす桑野みゆき。ある日、本家に跡取りの大学生がやってきて、分家の桑野が手伝いに行くが…。密かに好きになる二人を封建的な村の掟が引き裂く。高原の里を舞台に、ひと夏の淡い恋とその終わりを描く。馬に乗るシーンが印象的。
©1958松竹株式会社
-
『大阪の女(104分/35mm)』
- 上映スケジュール
-
公開:1958年
監督:衣笠貞之助
出演:京マチ子、中村鴈治郎、船越英二、高松英郎、小夜福子、角梨枝子、小野道子、山茶花究、芦乃家雁玉、丹阿弥谷津子、賀原夏子、ミス・ハワイ
死んだ船越英二の保険金をめぐるブラックコメディにして群集劇。オープンセットの長屋の窓から覗く住人の生活を、クレーン撮影で映していくオープニングが素晴らしい。通夜の席でも金の話しかしない貧乏人たちの中、京マチ子の底抜けの善良さが救い。ラストでクラリネットを吹きながらステップを踏む京が感動的。
©KADOKAWA1958
-
『おかあさんのばか(87分/35mm)』
- 上映スケジュール
-
公開:1964年
監督:水川淳三
出演:加納美栄子、乙羽信子、長門勇、榊ひろみ、中村雅子、藤本三重子、林家珍平、下條正巳、三上真一郎
朝日新聞に掲載された小学生の詩の映画化。小学校の先生の父と、友達のような母(乙羽信子)、兄と一緒に幸せな毎日を送っていた小学生のみゆき。ある日、かつて水泳の選手だった母が水泳大会に出場することになり…。「おかあさんのばか」と泣き続けたみゆきも、悲しみをのりこえ成長していく。
©1964松竹株式会社
-
『集団奉行所破り(90分/35mm)』
- 上映スケジュール
-
公開:1964年
監督:長谷川安人
出演:里見浩太郎、金子信雄、内田良平、神戸瓢介、大友柳太朗、田中春男、桜町弘子、市川小金吾、水野浩、有馬宏治、熊谷武、矢奈本邦二郎、楠本健二、藤木錦之助、嘉手納清美、佐藤慶、原田甲子郎、戸上城太郎、御影京子、源八郎
はぐれ者たちが集まって恩人の敵討ちのため悪徳奉行所を破る!畳み掛けるような勢いの小国英雄脚本が素晴らしく、役者のキャラもたっている。佐藤慶の意外な役回り、田中春男と桜町弘子のロマンス(!?)、カッコいい内田良平、大友柳太郎にしかできない浪人!!
©東映
-
『涙(94分/16mm)』
- 上映スケジュール
-
公開:1956年
監督:川頭義郎/脚本:楠田芳子
出演:佐田啓二、若尾文子、石浜朗、田村高廣、杉田弘子、岸輝子、東野英治郎、明石潮、山本和子、中川姿子、夏川静江、末永功、水木涼子、川村禾門、春千里、松島恭子
不幸な境遇ゆえ恋人と別れ、見合い結婚した女工の若尾文子は…。若尾の過去を知りながら優しく見守る夫・田村高廣によって若尾にもたらされる救済とは!? 恋人との別れの日の白い日傘と白いサンダルのように清らかで美しい作品。
©1956松竹株式会社
-
『女と海賊(90分/16mm)』
- 上映スケジュール
-
公開:1959年
監督:伊藤大輔
出演:長谷川一夫、京マチ子、木村功、千葉敏郎、舟木洋一、小堀阿吉雄、田崎潤、堺駿二、河津清三郎、三田登喜子、弓恵子、毛利郁子、若杉曜子、伊達三郎、羅門光三郎、倉田マユミ
江戸時代。残忍な海賊船の頭目は、かつて大阪蔵屋敷の勘定方で、太夫に入れあげて公金横領した男だった。ある日、駆け落ちした男と娘が船に逃げ込んでくる。娘は愛した太夫に瓜二つで…。京マチ子が太夫と娘の二役、長谷川一夫が頭目を演じる。異性への怨念を抱く二人の運命は!?
©KADOKAWA1959
-
『トイレット部長(86分/35mm)』
- 上映スケジュール
-
公開:1961年
監督:筧正典/美術:村木与四郎
出演:池部良、淡路恵子、島津雅彦、浜美枝、沢村貞子、久保明、藤木悠、宮田羊容、桂小金治、森光子、松村達雄、丘寵児、十朱久雄
国鉄の営繕課長・池部良が各駅のトイレの維持改善にユーモラスかつカッコよく突き進む。池部の持ち込み企画で、オープニングの「トイレの歴史」では演出も担当。トイレ・ギャグも満載で、夫婦の価値観にまで目配りした和製コメディの傑作。課長なのに何故部長なのかは見てのお楽しみ。
©TOHO CO.,LTD
-
『街に泉があった(88分/35mm)』
- 上映スケジュール
-
公開:1968年
監督:浅野正雄/撮影:逢沢譲
出演:三田明、黒沢年男、佐藤允、乙羽信子、小鹿敦、稲吉千春、堺左千夫、酒井和歌子
父が亡くなり、東京で暮らす長男(佐藤允)を頼って母(乙羽信子)と兄弟が上京するが…。食堂で働く酒井和歌子をめぐる次男(黒沢年男)と三男(三田明)の競争も一見落着。一家に、ようやく明るい未来が訪れる。家庭の小さなイザコザを暖かく描く井手俊郎の脚本と、親世代のギクシャクした恋愛が微笑ましい。
©TOHO CO.,LTD
-
『東シナ海(105分/35mm)』
- 上映スケジュール
-
公開:1968年
監督:磯見忠彦
出演:田村正和、内田良平、大前均、山野俊也、穂積隆信、加藤治子、久万里由香、桑山正一、殿山泰司、嵐寛寿郎、渡哲也、賀川雪絵
返還前の沖縄。マグロ漁船の臨時雇いの5人が男の死体を発見。遺棄しようとするが、現地のヤクザが絡み…。死体の謎を追ううち、内地と沖縄の関係、米軍基地問題がせり出してくる社会派コメディ。頭が足りない大前均とテキ屋の内田良平コンビや学生バイトの田村正和などキャラがいい。首だけ出して生き埋めにされるアラカンも!撮影は姫田真佐久。
©日活
-
『三池監獄 兇悪犯(89分/35mm)』
- 上映スケジュール
-
公開:1973年
監督:小沢茂弘
出演:鶴田浩二、宍戸錠、汐路章、伊吹吾郎、大木実、片桐竜次、ひし美ゆり子、天津敏、遠藤辰雄、金子信雄、山本麟一、安部徹、川谷拓三、志賀勝、志茂山高也、野口貴史、南利明
明治三十六年、囚人に過酷な炭鉱労働を課す三池監獄で凶悪犯と極悪看守が激突。坊主頭で眉毛なしの札付き囚人・鶴田浩二が因縁をつけてくる奴らをぶち殺せば、看守たちは囚人を虫けら同様に踏みにじる! 東映凶悪俳優がずらっと顔をそろえ、暴力と泥にまみれた男の猥雑な世界が展開。
©東映
-
『浅草の肌(91分/35mm)』
- 上映スケジュール
-
公開:1950年
監督:木村恵吾
出演:京マチ子、二本柳寛、藤間紫、植村謙二郎、若杉須美子、由利恵子、清水将夫、伊沢一郎、飯田蝶子、菅井一郎、藤原釜足
浅草のレビュー劇場「美銀座」。咥え煙草で階段を降りてくる新米踊り子・京マチ子の脚のアップから始まり、先輩とのキャットファイト、演出家への猛烈アピールと京の強烈な存在感が光る初期代表作。“女豹のダンス”を踊りまくるお姿も観られます!
©KADOKAWA1950
-
『孤獨の人(82分/16mm)』
- 上映スケジュール
-
公開:1957年
監督:西河克己/音楽:斎藤高順
出演:黒沢光郎、津川雅彦、青山恭二、武藤章生、月丘夢路、芦川いづみ、大坂志郎
当時皇太子であった上皇の高三時代の話。顔が見えない姿で登場する皇太子。感情が揺らいだ時の固く握った手には白手袋が…。一般から隔絶された存在であるが故の苦しみを目にしている同級生たちが「皇太子に自由を!」と泣いて訴える一幕も。
©日活
-
『権九郎旅日記(89分/35mm)』
- 上映スケジュール
-
公開:1961年
監督:工藤栄一
出演:市川右太衛門、青山京子、平凡太郎、谷村昌彦、伊東亮英、三原葉子、清川虹子、南利明、由利徹、赤木春恵
新東宝『色ごよみ 権九郎旅日記』と同じ原作。土佐から江戸まで旅をする右太衛門にふりかかる女難の数々。女スリに惚れられたり、姫の駆け落ち相手と間違われて婿にさせられそうになったり。右太衛門御大がとことん三枚目に徹して新鮮。
©東映
-
『車夫遊侠伝 喧嘩辰(100分/35mm)』
- 上映スケジュール
-
公開:1964年
監督:加藤泰
出演:内田良平、桜町弘子、曽我廼家明蝶、河原崎長一郎、藤純子、大木実
大阪にやってきた破天荒な車夫の内田良平。最初の客の芸者(桜町弘子)と喧嘩したあげく、一目惚れして結婚を申し込み…。加藤泰のミューズ桜町弘子にさす後光、3度行われる結婚式、橋での対峙、足元の動きで描く乱闘。奇抜なカット割とローアングル、クローズアップと加藤泰印満載!共同脚本に鈴木則文。
©東映
-
『非行少年 陽の出の叫び(89分/35mm)』
- 上映スケジュール
-
公開:1967年
監督:藤田敏八
出演:平田重四朗、根岸一正、長浜哲平、矢竹真一、久万里由香、久米明、佐々木すみ江、信欽三、草薙幸二郎
少年院を出て直ぐに元の生活へ戻った少年を自宅に引き取った久米明。就職が決まったある日、少年院からの“集団脱走”計画が持ち込まれ…。鈴木達夫の手持ちカメラによるファーストカットからカッコいい。新聞紙まみれで迎える朝、刺されて弱っていく姿の長回し、ジェンカを踊る少年、黛敏郞の音楽…。藤田敏八の素晴らしいデビュー作。
©日活
-
『塩狩峠(102分/デジタル)』
- 上映スケジュール
-
公開:1973年
監督:中村登/脚本:楠田芳子
出演:中野誠也、長谷川哲夫、佐藤オリエ、新克利、岡本久人、武内亨、岩崎加根子、村瀬幸子、田中美香、長谷川哲夫、坂上也寸志、柿崎澄江、浅若芳太郎、野村昭子
明治42年、札幌行きの列車が塩狩峠にさしかかり、最後部の客車の連結が外れて逆走。結納のため乗り合わせた国鉄職員の信夫は…。鉄道事故の実話に基づいた三浦綾子の小説を映画化。家族との相克、寝たきりの婚約者、キリスト教への入信など、信夫の半生を丁寧に描くことで、行為の崇高さが一層際立つ感動作。
©1975 WORLD WIDE PICTURES,INC.
-
『或る夜ふたたび(99分/16mm)』
- 上映スケジュール
-
公開:1956年
監督:五所平之助
出演:佐野周二、乙羽信子、野添ひとみ、北原隆、市川紅梅
夫が失業し妻が働きに出るが…。金やら妻への嫉妬やらで愚痴りまくる無能夫役の佐野周二がはまり過ぎ。妻(乙羽)が失踪し、初めて妻の身の上や現実を知る、なのに帰った妻にネチネチ言う佐野。ついに乙羽が外に飛び出してからのドラマチックなたたみ掛けが素晴らしい。女性が家のために結婚を強いられることへの批判も込められた一作。
©1956松竹株式会社
-
『螢火(123分/35mm)』
- 上映スケジュール
-
公開:1958年
監督:五所平之助
出演:淡島千景、伴淳三郎、森美樹、若尾文子、三好栄子、水原真知子、須賀不二男
能なし夫に代わり寺田屋を切り盛りする淡島千景の細腕繁盛記。嫁を苛め抜く姑の三好栄子、道楽夫の伴淳、女中の沢村貞子と脇も完璧。淡島が初めて抱く坂本龍馬(森美樹)への恋心。しかし娘同然に育てた若尾文子が彼を奪い去る。この二人の女の対決も素晴らしい。織田作と五所が淡島のために作り上げたような一作。
©1958松竹株式会社
新着情報
一覧を見る- 2024/12/26
- 「デトレフ・ジールクからダグラス・サークへ」記事掲載のお知らせ
- 2024/12/20
- 特集「脚本家で観るロマンポルノ」トークショーのお知らせ
- 2024/12/16
- 当館の偽アカウントにご注意ください
- 2024/12/02
- 特集「『酔わせる映画』刊行記念 楽しくて怖い酒映画傑作選」トークショーのお知らせ
- 2024/11/25
- 特集「生誕100年の人々」記事掲載のお知らせ
- 2024/11/25
- 特集「生誕100年の人々」のフィルム状態について
- 2024/11/06
- 「デトレフ・ジールクからダグラス・サークへ」トークショーのお知らせ
- 2024/11/06
- テレビドラマ作品についてのお知らせ
- 2024/10/30
- 当館紹介記事のお知らせ
アクセス
〒150-0044
東京都渋谷区円山町1‐5
KINOHAUS(キノハウス) 4F
03-3461-7703
東京都渋谷区円山町1‐5
KINOHAUS(キノハウス) 4F
03-3461-7703