近日上映予定
生誕100年 スタイリッシュ石井輝男
2024/11/09 ~ 2024/11/29
■11/9、11/10、11/16トーク付き上映⇒1500円均一(ポイント鑑賞不可)
■11/23舞台挨拶⇒1300円均一(ポイント鑑賞不可)
上映予定作品一覧(全23本)
『決着(おとしまえ)』
『続決着(おとしまえ)』
『監獄人別帳』
『怪談昇り竜』
『従軍慰安婦』
『猛吹雪の死闘』
『親分(ボス)を倒せ』
『ポルノ時代劇 忘八武士道』
『実録三億円事件 時効成立』
『ザ・ヒットマン 血はバラの匂い』
『ねじ式』
『黄線地帯(イエローライン)』
『太平洋のGメン』
『異常性愛記録 ハレンチ』
『殺し屋人別帳』
『無頼平野』
『蝶たちは今…』
『水の魔法陣』
『怖い贈り物(「現代怪奇サスペンス第2話」)』
『蜘蛛(「現代怪奇サスペンス第6話」)』
『番町皿屋敷(「怪奇十三夜」第2話)』
『おんな怨霊舟(「怪奇十三夜」第6話)』
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『ならず者(98分/35mm)』
- 上映スケジュール
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公開:1964年
監督:石井輝男
出演:高倉健、丹波哲郎、杉浦直樹、江原真二郎、南田洋子、三原葉子、加賀まりこ、鹿内タカシ、今井健二、安部徹
香港、マカオ、日本をまたにかける殺し屋・高倉健が、黒幕を探しだして復讐する無国籍アクション。九龍城やスラム街のロケがハードボイルド的雰囲気を高めている。健さんが最高にクールで、南田洋子に口づけしながら喀血した血を吸い出すシーンにはゾクッとする。丹波哲郎との対峙シーンも見応えアリ。
©東映
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『決着(おとしまえ)(88分/35mm)』
- 上映スケジュール
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公開:1967年
監督:石井輝男
出演:梅宮辰夫、吉田輝雄、嵐寛寿郎、大木実、大村文武、谷隼人、岡田利之、佐藤京一、砂塚秀夫、河津清三郎、丹波哲郎、山本麟一、関山耕司、石橋蓮司
子分たちを前に蒋介石に宣戦布告するアラカン親分というアヴァン・タイトルにシビれる。一緒にサラシを巻く兄貴分の吉田輝雄と弟分の梅宮辰夫、死んだ輝雄に取りすがって「死んじゃやだ~!」と号泣する辰夫。ほんのりBL的雰囲気も漂う石井輝男印の仁侠映画。
©東映
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『続決着(おとしまえ)(88分/35mm)』
- 上映スケジュール
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公開:1968年
監督:石井輝男
出演:梅宮辰夫、吉田輝雄、城卓矢、谷隼人、宮園純子、大原麗子、嵐寛寿郎、安部徹、由利徹、砂塚秀夫
前作で死んだはずの親分と兄貴が普通に生きてる“続編”。輝雄と辰夫のバディものなのは変わらないが、主役は任侠部分を完全に担っている輝雄様。安定の裏切りキャラ安部徹、コメディ・リリーフの由利徹&砂塚秀夫など脇役も素晴らしい。
©東映
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『監獄人別帳(96分/35mm)』
- 上映スケジュール
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公開:1970年
監督:石井輝男
出演:渡瀬恒彦、佐藤允、賀川雪絵、清川虹子、伊吹吾郎、大辻伺郎、蓑和田良太、尾藤イサオ、上田吉二郎、大泉滉、嵐寛寿郎、竜崎一郎、沢彰謙、荒木一郎、内田良平、千葉敏郎、阿波地大輔、沢淑子、片山由美子
地獄の網走刑務所。極悪警察署長の謀略により投獄された吉岡兄妹は仲間たちと脱獄を図るが…。渡瀬&佐藤、伊吹&尾藤、賀川&大辻が繰り広げる“手錠のままの脱獄”。思わず「『八甲田山』かよ!?」と叫びたくなる豪雪過酷ロケとB級テイストがない交ぜになったカルト作。美味しいところを浚っていく八人殺しの鬼寅=アラカンが超カッコいい!
©東映
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『怪談昇り竜(85分/デジタル)』
- 上映スケジュール
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公開:1970年
監督:石井輝男
出演:梶芽衣子、ホキ徳田、佐藤允、高樹蓉子、加藤嘉、大辻伺郎、長弘、砂塚秀夫、大浜詩郎、晴海勇三、桂小かん、水川国也、溝口拳、青木敏夫、土方巽
女親分の明美(梶芽衣子)が敵の組長の妹・藍子の眼を斬った後、次々に子分が怪死。これは、藍子の飼猫の呪いなのか!? 土方巽、ホキ徳田など、怪しい奴らが続々登場。“ザ・キング・オブ・カルト”石井輝男による空前絶後の怪談×任侠ムービー! タランティーノも大驚愕!!
©日活
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『従軍慰安婦(86分/35mm)』
- 上映スケジュール
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公開:1974年
監督:鷹森立一/脚本:石井輝男
出演:中島ゆたか、緑魔子、叶優子、三原葉子、小松方正、室田日出男、由利徹、たこ八郎
昭和十三年春、中国へ向かう船上には千円で買われた貧村の娘たちがいた。お国のためと信じて一日数十人からの相手をした慰安婦たちの姿を通じて、戦争の虚しさを描いた傑作。病に倒れるふさ役の緑魔子、慰安婦たちの中心となる三原葉子が魂の熱演!
©東映
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『猛吹雪の死闘(78分/デジタル)』
- 上映スケジュール
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公開:1959年
監督:石井輝男
出演:宇津井健、三原葉子、星輝美、菅原文太、大友純、宗方祐二、小森敏、村山京司
かつて雪崩で恋人を失った雪山ガイドの宇津井健。彼の山小屋に不審な男女4人組がやってくる。そして危険なルートでの山越えが始まるが…。宇津井健の爽やかな「ヤッホー!」で始まり「ヤッホー!」で終わる山岳アクション。悪役の菅原文太が宇津井と三原葉子が仲良くするたびに嫉妬するのが可笑しい。
©国際放映
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『親分(ボス)を倒せ(87分/35mm)』
- 上映スケジュール
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公開:1963年
監督:石井輝男
出演:高倉健、三田佳子、沢本忠雄、南廣、金子信雄、杉浦直樹、根岸明美、平幹二朗、千田是也、山本麒一
ギャングに落ちぶれた元警官の高倉健は、殺人事件を目撃した巡査の弟に見逃してほしいと頼むが…。冒頭の殺人シーン、シャープな陰影、クールなジャズが素晴らしい兄弟ノワール。山本麟一と金子信雄をボコる健さん、異常に苦しむ金子と突如踊り始める根岸明美が最高。ダーティで強面の健さんの新しい魅力が溢れた佳作。
©東映
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『ポルノ時代劇 忘八武士道(82分/35mm/R18)』
- 上映スケジュール
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公開:1973年
監督:石井輝男
出演:丹波哲郎、ひし美ゆり子、伊吹吾郎、遠藤辰雄、内田良平、久野四郎、深江章喜
生きるも地獄、死するも地獄。人斬り・明日死能は孝、悌、忠、信、礼、義、廉、恥を全て忘れた無法集団・忘八者の仲間になるが…。腕、足、首は宙を舞い、忘八女は全裸で消火活動だ!哲郎&輝男が放つ前代未聞のモンド時代劇。遠藤辰雄の濃すぎるメイクにも注目!
©東映
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『実録三億円事件 時効成立(89分/35mm)』
- 上映スケジュール
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公開:1975年
監督:石井輝男
出演:小川真由美、岡田裕介、金子信雄、田中邦衛、絵沢萠子、滝沢双、田島義文、近藤宏、河合絃司、相馬剛三、山田光一
会社の金を横領して競馬につぎ込み首になった岡田裕介と情婦の小川真由美は借金に追われ…。現実に時効が迫るなか、独自に「三億円事件」の真相を追った作品。製作陣による綿密な取材、捜査本部の協力、実際の事件現場でのロケなど、実録ものの様相を呈して話題となった。
©東映
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『ザ・ヒットマン 血はバラの匂い(84分/デジタル)』
- 上映スケジュール
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公開:1991年
監督:石井輝男
出演:西城秀樹、七瀬なつみ、片桐竜次、中条きよし、丹波哲郎、豊川悦司、余貴美子、でんでん、小沢幹子、黛まどか、仙葉由季
ヤクザ抗争で恋人を失った男の復讐劇を描いたハードボイルド。ヤクザを皆殺しする秀樹のアクションが冴える。エロシーンで「感激!」と言われる秀樹!でんでんやトヨエツも出ているが、やはり余貴美子と丹波先生の存在感はバツグン。80年代に沈黙していた石井の復帰作。
©東映ビデオ
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『ねじ式(85分/35mm)』
- 上映スケジュール
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公開:1998年
監督:石井輝男
出演:浅野忠信、藤谷美紀、藤森夕子、金山一彦、つぐみ、藤田むつみ、青葉みか、水木薫、杉作J太郎、三輪禮子、原マスミ、広崎哲也、神戸顕一、西川直希、清川虹子、砂塚秀夫、丹波哲郎
内縁の妻との別居、自堕落な生活の末の自殺未遂、そして旅に出た男は…。売れない貸し本漫画家のどん底生活を描いたロードムービー。夢と現実の間を行き交うつげワールドに、石井輝男が映像で迫る。メメクラゲに刺され医者を探して彷徨い歩くシーンは、まさに原作そのもの!
©石井プロ
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『黄線地帯(イエローライン)(79分/デジタル)』
- 上映スケジュール
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公開:1960年
監督:石井輝男
出演:吉田輝雄、天知茂、三原葉子、三条魔子、大友純、沼田曜一、吉田昌代
依頼主に裏切られた殺し屋の天知茂は、やむなく踊り子の三原葉子を人質に依頼主の住む神戸へ向かう。三原の恋人で新聞記者の吉田輝雄もまた二人の後を追うが…。謎の依頼主の正体とは!? 孤独な殺し屋の悲しい生い立ちと三原への純情が愛おしい、ライン・シリーズ中の傑作!
©国際放映
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『太平洋のGメン(87分/35mm)』
- 上映スケジュール
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公開:1962年
監督:石井輝男
出演:片岡千恵蔵、江原真二郎、沖竜次、八名信夫、山の内修、佐久間良子、吉田義夫
流れ者の江原真二郎が夜の玄界灘で奇妙なブイを釣り上げたことから始まるクライム・アクション。福岡、神戸、横浜…。江原の怒りの銃口が火を吹く。千恵蔵のGメンシリーズを刷新しようと、三つ巴、四つ巴の抗争劇を描いた石井輝男の野心作。
©東映
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『異常性愛記録 ハレンチ(89分/35mm/R18)』
- 上映スケジュール
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公開:1969年
監督:石井輝男
出演:若杉英二、吉田輝雄、橘ますみ、カルーセル麻紀、尾花ミキ、三笠れい子、葵三津子、賀川雪絵、片山由美子
京都のバーのママ・橘ますみは新しい男に惹かれるが、腐れ縁の老舗のボンボンは決して離れない。どこまでもダンディズムを貫き通す吉田輝雄、情痴の限りを尽くす若杉英二に、もうお手上げ。新宿・ゲイボーイズが繰り広げる、トンチの効いた自己紹介も絶妙!分割画面と獣の声があなたに迫る!!
©東映
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『殺し屋人別帳(93分/35mm)』
- 上映スケジュール
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公開:1970年
監督:石井輝男
出演:渡瀬恒彦、伊吹吾郎、吉田輝雄、小池朝雄、由利徹、佐藤允、中谷一郎、荒木一郎、嵐寛寿郎、藤田佳子、太田ナオミ、小川ローザ、賀川雪絵
ヤクザ組織に抗争勃発!渡瀬恒彦(初主演)をぶっつぶすべく、片言の仏語を喋りまくる“モンマルトルの鉄”こと佐藤允、大正琴抱えた“八人殺しの熊寅”ことアラカンを始め、田崎潤、中谷一郎、吉田輝雄、小池朝雄、由利徹、荒木一郎とクセモノ役者が大暴走。見どころ満載、石井輝男テイスト溢れる一作。
©東映
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『無頼平野(99分/35mm)』
- 上映スケジュール
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公開:1995年
監督:石井輝男
出演:加勢大周、岡田奈々、佐野史郎、金山一彦、南原宏治、吉田輝雄、水木薫、由利徹、杉作J太郎、高品剛、あがた森魚、内藤誠
踊り子(岡田奈々)をめぐって、ヤクザの黒竜会と無頼漢・サブの対決の幕が上がる。吉田輝雄が久々に銀幕復帰を果たした作品でもある。組長・南原宏治と、ナミの父・吉田輝雄の勝負の、腕や目玉が飛び散る相変わらずのアクションはやっぱり石井輝男!
©ワイズ出版
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『蝶たちは今…(97分/デジタル)』
- 上映スケジュール
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公開:1979年
監督:石井輝男
出演:田中健、松尾嘉代、樋口可南子、林寛子
英語学校理事長のもとに毎日届く蝶の葉書。さらに蝶のブローチをした女が現れるが、彼女は英語教師と心中し…。学生の田中健が、死者から死者への手紙をきっかけに、過去の犯罪と心中事件の謎を追う!日下圭介の乱歩賞受賞作のドラマ化。理事長の松尾嘉代(髪型!)、その娘・林寛子、田中の恋人・樋口可南子ら女たちの愛と欲望が渦を巻く。
©国際放映
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『水の魔法陣(96分/デジタル)』
- 上映スケジュール
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公開:1982年
監督:石井輝男
出演:池部良、中山仁、奈良富士子、五十嵐淳子、吉田輝雄
人工透析が必要な9歳の少女が誘拐される。警察が睨んだ容疑者が次々に死に、少女に残された時間はわずか。離婚訴訟中の父母とそれぞれの恋人、祖父と彼を慕う女、公害企業など複雑な要因が絡むサスペンス。祖父で医師役の池部良が事実上の主人公だが、おじいさんになっても女性にモテるところがさすが。
©ユニオン映画
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『怖い贈り物(「現代怪奇サスペンス第2話」)(46分/デジタル)』
- 上映スケジュール
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公開:1986年
監督:石井輝男
出演:田中好子、小倉一郎、田中健、野村昭子、菊地恵子
「メガネを外したら可愛いね」という例のパターンで同僚にキスしたのが運の尽き。その日から机の引き出しに毎日花が!? 孤高のストーカー映画『ハレンチ』を撮った石井輝男が、田中好子を花言葉で男を追い詰めていく地味OLストーカー役に起用。一種の魔女ものとも捉えられるモダン・ホラー。(併映:『蜘蛛』)
©ユニオン映画
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『蜘蛛(「現代怪奇サスペンス第6話」)(46分/デジタル)』
- 上映スケジュール
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公開:1986年
監督:石井輝男
出演:山口崇、島村佳江、内藤武敏、結城美栄子、堀内正美、西田健
怪談会で熱海の旅館で経験した奇妙な話を披露した作家。部屋の隅には彼をジッと見つめる若い男がいた。会からの帰り道、雨に降られた作家は若い男の車に乗るが…。遠藤周作の「蜘蛛」のドラマ化で、熱海の竹林、旅館の造形、そして主役とも言うべき蜘蛛の造形が素晴らしい傑作!(併映:『怖い贈り物』)
©ユニオン映画
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『番町皿屋敷(「怪奇十三夜」第2話)(48分/デジタル)』
- 上映スケジュール
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公開:1971年
監督:石井輝男
出演:中尾彬、津川雅彦、藤田弓子、藤岡重慶、城所英夫、石井富子
古典怪談を端正な演出で描く。腰元に夢中になるが、彼女を陥れる嘘にアッサリ騙され、あげくに頭に血が上って殺すというヤバイ殿様に中尾彬。雷雨の中、陰謀を企んだ一族郎党と対決するシーンの殺陣が素晴らしい。(併映:『おんな怨霊舟』)
©ユニオン映画
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『おんな怨霊舟(「怪奇十三夜」第6話)(48分/デジタル)』
- 上映スケジュール
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公開:1971年
監督:石井輝男
出演:田輝雄、原良子、山本豊三、新井茂子、中原早苗
江戸時代に風呂を設置した“湯舟”で客を引くお千代。風呂焚きの捨松(吉田輝雄)は、お千代の許嫁の金目当てに…。最底辺の人々の血まみれの騙し合いを早い展開で描く。天井の浮世絵、独特のカメラ・アングル、スローモーションでの殺し合いもカッコいい。人が死に絶え、湯舟が岸を離れていくラストに虚無感が漂う。(併映:『番町皿屋敷』)
©ユニオン映画
新着情報
一覧を見る- 2024/11/06
- 「デトレフ・ジールクからダグラス・サークへ」トークショーのお知らせ
- 2024/11/06
- テレビドラマ作品についてのお知らせ
- 2024/10/30
- 当館紹介記事のお知らせ
- 2024/10/12
- 特集「安西郷子生誕90年&新東宝特集」のフィルム状態について
- 2024/09/17
- 特集「生誕100年 スタイリッシュ石井輝男」トークショーと舞台挨拶のお知らせ
- 2024/09/06
- 「チラシ送付あり会員」料金改定のお知らせ
- 2024/08/22
- 「ショットとは何か 歴史編」刊行記念 映画 ショット 歴史
- 2024/08/14
- 特集「カメラの両側で… アイダ・ルピノレトロスペクティブ」トークショーのお知らせ
- 2024/08/12
- 特集「家族たちの戦争」上映素材について
アクセス
〒150-0044
東京都渋谷区円山町1‐5
KINOHAUS(キノハウス) 4F
03-3461-7703
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