• ヒッチコック監督特集

• 2020/06/06 ～ 2020/07/03

新型コロナウイルス感染予防策に伴い休館しておりましたが、6月6日(土)より営業を再開いたします。
＊4月25日(土)～5月29日(金)に上映を予定しておりました「ヒッチコック監督特集」と作品は同じです。


※すべてデジタル上映です。

• 上映予定作品一覧（全35本）

『快楽の園』

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『下宿人』

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『リング』

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『ダウンヒル』

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『農夫の妻』

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『ふしだらな女』

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『シャンパーニュ』

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『マンクスマン』

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『ヒッチコックのゆすり』

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『殺人！』

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『スキン・ゲーム』

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『リッチ・アンド・ストレンジ』

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『第17番』

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『暗殺者の家』

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『三十九夜』

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『間諜最後の日』

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『サボタージュ』

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『第３逃亡者』

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『バルカン超特急』

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『巌窟の野獣』

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『レベッカ』

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『海外特派員』

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『スミス夫妻』

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『断崖』

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『逃走迷路』

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『疑惑の影』

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『救命艇』

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『白い恐怖』

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『汚名』

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『パラダイン夫人の恋』

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『ロープ』

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『山羊座のもとに 』

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『舞台恐怖症』

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『見知らぬ乗客』

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『私は告白する』

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• 『快楽の園 The Pleasure Garden（61分／サイレント）』

• 上映スケジュール
• 公開：1925年

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  監督：アルフレッド・ヒッチコック

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  出演：ヴァージニア・ヴァリ、カルメリータ・ジェラティ、マイルズ・マンダー、ジョン・スチュアート、ニタ・ナルディ

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  監督第一作。劇場「快楽の園」の舞台に立ちたい田舎出のジルを助けたダンサーのパッツィー。ところが出世したジルは婚約者のヒューを捨て…。ヒューの友人と結婚したパッツィーが夫を追ってアフリカに行ってからの展開がサスペンス満載。死んだ女性の亡霊を合成映像で見せる手法もヒッチコックらしい。

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• 『下宿人 The Lodger: A Story of the London Fog（90分／サイレント）』

• 上映スケジュール
• 公開：1927年

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  監督：アルフレッド・ヒッチコック

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  出演：アイヴァー・ノヴェロ、マリー・オールト、マルコム・キーン、アーサー・チェスニー、ヘレナ・ピッ

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  切り裂きジャックによる金髪娘連続殺人に騒然とするロンドン。そんなとき、下宿屋の二階に不審な男が入居する。果たして彼は犯人なのか!? 二階で歩き回る男を透明ガラスを通して階下から撮影する素晴らしいショットが有名な、自らも初の“ヒッチコック映画”と認める傑作。

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• 『リング The Ring（106分／サイレント）』

• 上映スケジュール
• 公開：1927年

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  監督：アルフレッド・ヒッチコック

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  出演：カール・ブリッソン、リリアン・ホール=デイヴィス、イアン・ハンター、フォレスター・ハーヴェイ、ハリー・テリー、ゴードン・ハーカー

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  見世物小屋のボクサーと結婚したチケット売りの娘。しかし、彼女はチャンピオンと惹かれ合う。夫は妻を取り戻すため彼に挑戦するが…。三角関係を清算する試合の最中、登場人物の心理を描写することで切迫したサスペンスを作りあげた。素晴らしいモンタージュ、ボクサーの動きを追うカメラなど見どころあり。

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• 『ダウンヒル Downhill（110分／サイレント）』

• 上映スケジュール
• 公開：1927年

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  監督：アルフレッド・ヒッチコック

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  出演：アイヴァー・ノヴェロ、ベン・ウェブスター、アネット・ベンソン、リリアン・ブレイスウェイト、バーバラ・ゴット、イアン・ハンター、ロビン・アーヴィン

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  無実の罪で大学からも家からも追い出されたお坊ちゃまが役者からジゴロへと転落の道をたどるドラマ。ヒッチコックの典型的主人公ながら、真犯人を追跡することも濡れ衣を晴らすこともなく無気力に転落していく男。その悲しさが下降するイメージの多用によって表現されている。

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• 『農夫の妻 The Farmer’s Wife（112分／サイレント）』

• 上映スケジュール
• 公開：1928年

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  監督：アルフレッド・ヒッチコック

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  出演：ジェームソン・トーマス、リリアン・ホール=デイヴィス、ゴードン・ハーカー

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  娘を嫁がせた男やもめの農夫が、さて次は自分だとばかりに、めぼしい相手を家政婦と一緒にリストアップ。片っ端から求婚するが…。自信満々な男が全員から断られしょんぼり。求婚騒動の結末は!? 椅子を使った回想シーンなど凝った映像も。ヒッチコックには珍しいラブコメディ。

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• 『ふしだらな女 Easy Virtue（80分／サイレント）』

• 上映スケジュール
• 公開：1928年

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  監督：アルフレッド・ヒッチコック

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  出演：イザベル・ジーンズ、ロビン・アーヴァイン、イアン・ハンター、フランク・エリオット

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  ノエル・カワードの舞台の映画化。アル中夫から不倫を疑われ離婚訴訟に敗訴した女性が、傷心旅行中にイギリスの御曹司から求婚され…。 世間から“ふしだらな女”の烙印を押されたヒロインの涙にぬれたクローズ・アップが痛ましい。

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• 『シャンパーニュ Champagne（106分／サイレント）』

• 上映スケジュール
• 公開：1928年

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  監督：アルフレッド・ヒッチコック

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  出演：ベティ・バルフォア、ゴードン・ハーカー、ジャン・ブラダン

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  自家用飛行機を操縦して恋人と駆け落ちしようとする大金持ちのじゃじゃ馬娘。そんな娘を懲らしめようと父親は「破産した」と嘘をつくが…。狂乱の時代を背景に描くラブコメディ。ヒッチコック自身は最低の出来と評しているが、トリュフォーは「意欲的アイディアに溢れている」と擁護した。

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• 『マンクスマン The Manxman（100分／サイレント）』

• 上映スケジュール
• 公開：1929年

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  監督：アルフレッド・ヒッチコック

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  出演：カール・ブリッソン、マルコム・キーン、アニー・オンドラ、ランドル・エアートン

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  マンクスマンとはマン島の男という意味。漁師ピートと弁護士のフィル。親友同士が思いを寄せる島の娘ケイト。結婚資金のため出稼ぎに行くピートは後をフィルに託すが…。男同士の友情、身分の差、押さえられない情熱…。典型的な三角関係メロドラマ。

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• 『ヒッチコックのゆすり Blackmail（86分）』

• 上映スケジュール
• 公開：1929年

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  監督：アルフレッド・ヒッチコック

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  出演：アニー・オンドラ、サラ・オールグッド、チャールズ・ペイトン、ジョン・ロングデン、ドナルド・カルスロップ、シリル・リチャード

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  ヒッチコック初のトーキーで、サイレント的な演出が入り混じっている。映像は独創的で、殺人直後に映し出されるネオン、繰り返される手のショットが素晴らしい。大英博物館というロンドンの名所を追跡劇の舞台にしているのもヒッチコックらしい。

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• 『殺人！ Murder!（102分）』

• 上映スケジュール
• 公開：1930年

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  監督：アルフレッド・ヒッチコック

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  出演：ハーバート・マーシャル、ノラ・ベアリング、エドワード・チャップマン、エスメ・パーシー

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  女優が殺されるオープニングシーンから観客を引きずり込むヒッチコックの手腕が見ごと。モノローグの導入やカメラの横移動のすばらしさ、そして十八番の群衆のパニック描写など、ヒッチコックらしさに溢れた傑作。真犯人を追う探偵役をハーバート・マーシャルが軽やかに演じる。

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• 『スキン・ゲーム The Skin Game（82分）』

• 上映スケジュール
• 公開：1931年

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  監督：アルフレッド・ヒッチコック

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  出演：エドマンド・グウェン、ジル・エズモンド、C・V・フランス、ヘレン・ヘイ

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  上流階級が住む風光明媚な土地にやってきた成金ホーンブロア。彼は名家ヒルクリストに恨みを募らせ隣地を買収して工場を建てようとするが…。成金が金に物を言わせて景観を破壊しようとすれば、名家の妻は成金の嫁の秘密の過去を利用しようとする。その「スキン・ゲーム＝いかさま勝負」の行方は!?

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• 『リッチ・アンド・ストレンジ Rich and Strange（83分）』

• 上映スケジュール
• 公開：1931年

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  監督：アルフレッド・ヒッチコック

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  出演：ヘンリー・ケンドール、ジョーン・バリー、ベティ・アマン、パーシー・マーモント、エルシー・ランドルフ

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  日常にうんざりしている夫婦に遺産が転がり込み世界一周の船旅にでるが…。結婚コメディかと思わせて意外などんでん返しが待っているヒッチコック版『タイタニック』。自身の私生活が最も反映されているといわれる１作で、妻のアルマ・レヴィルが脚本を担当している

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• 『第17番 Number Seventeen（61分）』

• 上映スケジュール
• 公開：1932年

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  監督：アルフレッド・ヒッチコック

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  出演：レオン・M・ライオン、アン・グレイ、ジョン・スチュアート、ドナルド・カルスロップ、ジャック・コックス、ブライアン・ラングリー

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  17番地の空き家に男が侵入すると、そこにはもう一人の男と階段に横たわる死体が…。壁に映る影や螺旋階段を印象的に使った初期トーキー作。金髪美女との恋愛、後半の暴走列車での活劇など、後年のヒッチコック作品を思わせるエッセンスがつまっており、特撮による激突シーンも楽しい佳作。

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• 『暗殺者の家 The Man Who Knew Too Much（76分）』

• 上映スケジュール
• 公開：1934年

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  監督：アルフレッド・ヒッチコック

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  出演：レスリー・バンクス、エドナ・ベスト、ピーター・ローレ、ピエール・フレネ、ノヴァ・ピルビーム、ヒュー・ウェイクフィールド

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  サンモリッツからロンドンへと目まぐるしく舞台が変わるクライム・サスペンス。ヒッチコックが『Ｍ』を観て出演を熱望したというピーター・ローレの不気味な存在感が光る。後に、ハリウッドに渡ったヒッチコックが自ら『知りすぎていた男』としてリメイクした英国時代の佳作。

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• 『三十九夜 The 39 Steps（87分）』

• 上映スケジュール
• 公開：1935年

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  監督：アルフレッド・ヒッチコック

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  出演：ロバート・ドーナット、マデリーン・キャロル、ルチー・マンハイム、ゴッドフリー・タール、ペギー・アシュクロフト

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  偶然知り合った女が殺され犯人と疑われたハネイは、女の最期の言葉を手掛かりに列車に飛び乗り…。イギリス時代における巻き込まれ型サスペンスの傑作。逃亡者でありながら真犯人を追う追跡者でもある男、旅の途中で出会う美女とのロマンスというその後のヒッチコック的展開の総てがここにある。

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• 『間諜最後の日 The Secret Agent（86分）』

• 上映スケジュール
• 公開：1936年

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  監督：アルフレッド・ヒッチコック

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  出演：ジョン・ギールグッド、パーシー・マーモント、ピーター・ローレ、マデリーン・キャロル、ロバート・ヤング

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  第一次大戦下。敵のスパイ暗殺のため殺し屋“将軍”と共にスイスに向かった英国諜報部のアシェンデン。しかし誤って無関係な観光客を殺し…。パーマと黒いドーランで“将軍”を演じるピーター・ローレの怪演、チョコレート工場での逃亡劇、列車転覆など見所満載の１作。

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• 『サボタージュ Sabotage（77分）』

• 上映スケジュール
• 公開：1936年

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  監督：アルフレッド・ヒッチコック

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  出演：シルヴィア・シドニー、オスカー・ホモルカ、ジョン・ローダー、デズモンド・テスター、ジョイス・バーバー

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  映画館を経営するヴァーロックには破壊工作員という裏の顔があった。彼は疑惑をそらすため爆弾を妻の弟に運ばせるが…。呑気に道草を喰う少年、時計、爆弾の箱。交互に映し出される映像と音楽が恐怖心を増幅させる英国時代黄金期の傑作サスペンス。妻役のシルヴィア・シドニーの演技も素晴らしい。

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• 『第３逃亡者 Young and Innocent（83分）』

• 上映スケジュール
• 公開：1937年

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  監督：アルフレッド・ヒッチコック

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  出演：デリック・デ・マーニイ、ノヴァ・ピルビーム、パーシー・マーモント、エドワード・リグビー、メアリー・クレア、ジョン・ロングデン、ジョージ・カーズン、ベイジル・ラドフォード

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  海岸で女性の死体が打ち上げられ、第一発見者のロバートが疑われる。警察署長の娘・エリカは彼を信じて無実を証明する旅に同行するが…。ヒッチコックお得意の巻き込まれ型サスペンスにして、ユーモアあふれるラブ・コメディ。クライマックスの俯瞰ショットから犯人の顔にノーカットで迫っていくシーンが余りにも有名。

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• 『バルカン超特急 The Lady Vanishes（96分）』

• 上映スケジュール
• 公開：1938年

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  監督：アルフレッド・ヒッチコック

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  出演：マーガレット・ロックウッド、マイケル・レッドグレーヴ、ポール・ルーカス、メイ・ウィッティ、ノーントン・ウェイン

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  東欧からロンドンに向かう列車の中で消えた老婦人を探すアイリス。しかし乗客は老婦人の存在を否定し…。敵も味方も乗り込んだ列車で起こる密室完全犯罪の行方は如何に!? ユーモア、スリル、サスペンスと三拍子揃ったヒッチコック英国時代の代表作。

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• 『巌窟の野獣 Jamaica Inn（99分）』

• 上映スケジュール
• 公開：1939年

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  監督：アルフレッド・ヒッチコック

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  出演：チャールズ・ロートン、レスリー・バンクス、ロバート・ニュートン、モーリン・オハラ、マリー・ネイ

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  叔母を頼ってコーンウェルのジャマイカ亭にやってきた孤児のメアリーは…。チャールズ・ロートンの怪演とモーリン・オハラの気丈さ、荒れ狂う波の見事な撮影とゆがんだジャマイカ亭の表現主義的美術など、見どころ満載のヒッチコック英国時代最後の作品。

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• 『レベッカ Rebecca（130分）』

• 上映スケジュール
• 公開：1940年

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  監督：アルフレッド・ヒッチコック

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  出演：ローレンス・オリヴィエ、ジョーン・フォンテイン、ジョージ・サンダース、ジュディス・アンダーソン、グラディス・クーパー、レオ・Ｇ・キャロル、ナイジェル・ブルース

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  大富豪に求愛され嫁いだ内気な娘。しかし夫が住む屋敷には死んだ先妻レベッカの気配が満ちていた。気が付くと幽霊のように側に立っていてジョーン・フォンテインを怯えさせる家政婦のジュディス・アンダーソンが恐ろしすぎるニューロ・サスペンス。ヒッチコックのアメリカ初進出作にしてアカデミー作品賞授賞の傑作！

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• 『海外特派員 Foreign Correspondent（120分）』

• 上映スケジュール
• 公開：1940年

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  監督：アルフレッド・ヒッチコック

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  出演：ジョエル・マクリー、ラレイン・デイ、ジョージ・サンダース、ハーバート・マーシャル、アルバート・バッサーマン

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  大戦前夜のヨーロッパに派遣された米人記者ジョーンズは、オランダで開かれる平和会議を取材することになるが…。スパイ、暗殺、カーチェイス、航空機パニック、そして風車での対決。息もつかせぬスリリングな展開が冴える傑作サスペンス。ジョージ・サンダース、ハーバート・マーシャルという脇が最高！

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• 『スミス夫妻 Mr.&Mrs.Smith（95分）』

• 上映スケジュール
• 公開：1941年

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  監督：アルフレッド・ヒッチコック

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  出演：キャロル・ロンバード、ロバート・モンゴメリー、ジーン・レイモンド、ジャック・カーソン、フィリップ・メリヴェイル、ベティ・カンプソン

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  喧嘩はするほど仲がいいスミス夫妻も結婚3年目。そんな時、結婚届が無効だったことを知らされ…。再プロポーズを期待する妻と何となく自由になりたい夫の気持ちのすれ違いが招くドタバタを描いたヒッチコック唯一のスクリューボール・コメディ。キャロル・ロンバードの依頼で撮った作品だが、サスペンス風味とユーモアは健在。

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• 『断崖 Suspicion（99分）』

• 上映スケジュール
• 公開：1941年

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  監督：アルフレッド・ヒッチコック

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  出演：ジョーン・フォンテイン、ケイリー・グラント、ナイジェル・ブルース、セドリック・ハードウィック、レオ・Ｇ・キャロル

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  口先だけの遊び人とかけ落ち結婚した富豪の娘。しかし、急速に夫の化けの皮が剥がれ…。夫に怯える新妻の心理を執拗に追うカメラ、有名なミルクのくだりに見られる巧みな小道具の使い方は、ヒッチコックの面目躍如。「だめんず地獄にようこそ」的ラストも凄い！

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• 『逃走迷路 Saboteur（109分）』

• 上映スケジュール
• 公開：1942年

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  監督：アルフレッド・ヒッチコック

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  出演：ロバート・カミングス、プリシラ・レイン、ノーマン・ロイド、オットー・クルーガー、アラン・バクスター

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  航空会社で働くバリーはナチスの破壊工作に巻き込まれ濡れ衣を着せられる。手錠のまま逃亡し真犯人を追うバリーは…。クライマックスの自由の女神での主人公と犯人との攻防が有名な巻き込まれ型サスペンス。逃亡過程でバリーを助ける市井の人々の姿に、独裁を憎み自由と民主主義を愛するヒッチコックの意図が見て取れる。

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• 『疑惑の影 Shadow of a Doubt（108分）』

• 上映スケジュール
• 公開：1943年

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  監督：アルフレッド・ヒッチコック

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  出演：テレサ・ライト、ジョセフ・コットン、マクドナルド・ケリー、パトリシア・コリンジ、ヘンリー・トラヴァース、ウォーレス・フォード、ヒューム・クローニン

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  自分と同じ名を持つ叔父・チャーリーを慕う少女は、叔父が未亡人連続殺人の容疑者であることを知り…。叔父への疑惑を抱え追いつめられていく少女の心理を通して、日常に忍び込む恐怖を巧みな演出で描いたヒッチコックお気にいりの傑作サスペンス・スリラー。

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• 『救命艇 Lifeboat（97分）』

• 上映スケジュール
• 公開：1944年

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  監督：アルフレッド・ヒッチコック

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  出演：タルーラ・バンクヘッド、ウィリアム・ベンディックス、ウォルター・スレザック、メアリー・アンダーソン、ジョン・ホディアク、ヘンリー・ハル、ヘザー・エンジェル、ヒューム・クローニン、カナダ・リー

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  Ｕボートの魚雷攻撃を受けた客船の乗客7人が乗り込んだ救命艇。そこへ同じく沈没したＵボートの生き残りが泳ぎ着き…。ボートという限られた空間で乗客たちとドイツ兵が繰り広げる密室劇の傑作。ドイツ人がタフで理知的に描かれすぎだと批判を浴びたという。

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• 『白い恐怖 Spellbound（118分）』

• 上映スケジュール
• 公開：1945年

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  監督：アルフレッド・ヒッチコック

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  出演：イングリッド・バーグマン、グレゴリー・ペック、レオ・Ｇ・キャロル、ジョン・エメリー、ウォーレス・フォード、ロンダ・フレミング、マイケル・チェコフ

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  エドワーズ博士として精神病院に赴任してきた男は別人で…。記憶喪失をテーマにしたサイコスリラーの傑作。バーグマンの美貌と演技に加え、サルバドール・ダリの絵とテルミンの音が恐怖心を煽り、観る者を迷宮へと誘う。

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• 『汚名 Notorious（101分）』

• 上映スケジュール
• 公開：1946年

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  監督：アルフレッド・ヒッチコック

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  出演：ケイリー・グラント、イングリッド・バーグマン、クロード・レインズ、ルイス・カルハーン

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  国家反逆罪で投獄され自殺した父を持つアリシアは、FBI捜査官のデブリンに協力し父の相棒だった男に近づいてナチ残党の内情を探るが…。スパイ・サスペンスとラブロマンスが絶妙に絡み合う傑作。2分半にも及ぶバーグマンとグラントのキス・シーンはあまりにも有名。

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• 『パラダイン夫人の恋 The Paradine Case（115分）』

• 上映スケジュール
• 公開：1947年

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  監督：アルフレッド・ヒッチコック

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  出演：グレゴリー・ペック、アリダ・ヴァリ、アン・トッド、ルイ・ジュールダン、チャールズ・ロートン、チャールズ・コバーン、エセル・バリモア、レオ・Ｇ・キャロル

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  盲目のパラダイン大佐が毒殺され、献身的に尽くしてきた夫人が起訴された。弁護士は美しい夫人に熱を上げるが…。常連グレゴリー・ペックを筆頭にアリダ・ヴァリ、チャールズ・ロートンなど素晴らしい役者をそろえた法廷劇。マルチカメラ方式を取り入れた迫力ある映像、カット割、特にモノクロならではの陰影は流石。

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• 『ロープ Rope（81分）』

• 上映スケジュール
• 公開：1948年

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  監督：アルフレッド・ヒッチコック

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  出演：ジェームズ・スチュワート、ファーリー・グレンジャー、ジョン・ドール、セドリック・ハードウィック、コンスタンス・コリアー

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  自らの優位性を証明するために殺人を犯した2人の大学生は、死体を隠した部屋でパーティーを開き…。40年代にワンシーン・ワンカットを試みた野心作にして、ニーチェの超人思想に影響を受けた若者の姿にナチスの影を滲ませた哲学的作品。死体は見つかるのか、フレームの外で何が起こっているのか、観客を常にハラハラさせる傑作倒叙ミステリー。

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• 『山羊座のもとに Under Capricorn（117分）』

• 上映スケジュール
• 公開：1949年

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  監督：アルフレッド・ヒッチコック

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  出演：イングリッド・バーグマン、ジョセフ・コットン、マイケル・ワイルディング、マーガレット・レイトン

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  19世紀初頭。殺人罪で島流しされた恋人を追ってオーストラリアに渡った貴族の令嬢。しかし彼女は徐々にアルコールに溺れ…。精神を病んだ令嬢をイングリッド・バーグマン、劣等感に苦しむ夫をジョセフ・コットンが演じる。疑念、嫉妬、憎悪、欲望が渦巻くメロドラマだが、横溢する不穏な雰囲気はさすがヒッチコック。

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• 『舞台恐怖症 Stage Fright（111分）』

• 上映スケジュール
• 公開：1950年

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  監督：アルフレッド・ヒッチコック

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  出演：マレーネ・ディートリッヒ、ジェーン・ワイマン、リチャード・トッド、アラステア・シム

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  女優の夫を殺したのは誰かをめぐるミステリー。警察に追われる女優の愛人と、彼を助けようと奔走する役者志望の女の子。ヒッチコック自身は失敗作としているが、ディートリッヒの貫禄、ラストの劇場地下の緊迫感など素晴らしい場面も多々あり。

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• 『見知らぬ乗客 Strangers on a Train（101分）』

• 上映スケジュール
• 公開：1951年

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  監督：アルフレッド・ヒッチコック

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  出演：ファーリー・グレンジャー、ロバート・ウォーカー、ルース・ローマン、レオ・Ｇ・キャロル パトリシア・ヒッチコック、ローラ・エリオット、マリオン・ローン、ジョナサン・ヘイル

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  電車で乗り合わせた見知らぬ男から一方的に交換殺人を持ち掛けられたテニス選手が味わう恐怖を描く。マザコンのサイコパスを演じるロバート・ウォーカーの不気味さ、有名なテニス試合のシーン、クライマックスのメリーゴーランドの暴走など、随所に見所がある巻き込まれ型サスペンス。

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• 『私は告白する I Confess（95分）』

• 上映スケジュール
• 公開：1953年

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  監督：アルフレッド・ヒッチコック

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  出演：モンゴメリー・クリフト、アン・バクスター、カール・マルデン、ドリー・ハス、ブライアン・エイハーン

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  教会の雑役夫から強盗殺人を犯したと告解を受けた神父。その後、自らに疑いがかかるが…。告解を他言できないという戒律を使ったヒッチコックらしい緊張感溢れるサスペンス。端正なマスクに法衣が似合うモンゴメリー・クリフトが、怯え懊悩する神父の内面を見事に表現している。

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