cinemavera

近日上映予定

  • 甦る中村登

  • 2014/08/16 ~ 2014/09/12

昨年、東京フィルメックス、ヴェネチア、ベルリンにおいて回顧上映され、再評価の声が高まる中村登監督の全貌に迫る!

特別上映:『土砂降り』
(東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵)
入れ替え制1本立て1000円均一

※『我が家は楽し』『塩狩峠』は16mm上映

  • 上映予定作品一覧(全24本)

我が家は楽し
集金旅行
顔役
危険旅行
明日への盛装
波の塔
いろはにほへと
斑女
河口
千客万来
古都
つむじ風
結婚式・結婚式
夜の片鱗
二十一歳の父
暖春
紀ノ川
智恵子抄
惜春
わが闘争
風の慕情
塩狩峠
三婆
土砂降り
  • 『我が家は楽し(16mm)』

  • 我が家は楽し(16mm) 上映スケジュール
  • 公開:1951年
    出演:笠智衆、山田五十鈴、高峰秀子、岸恵子、岡本克政、福井和子、佐田啓二、楠田薫、桜むつ子、高堂国典、増田順二、水上令子、青山杉作、南進一郎、奈良真養
    勤続25年でもらった金一封を、表彰式の帰り道に掏られた父は…。仲睦まじい夫婦と四人の子供たち。裕福ではないが笑顔の絶えない家族に起こった騒動を描く、松竹大船調のホームドラマ。素晴らしいキャストの名演と流麗なカメラ、そして心温まるストーリーが家族の素晴らしさを歌い上げる傑作。
    ©1951 松竹株式会社

  • 『集金旅行(35mm)』

  • 集金旅行(35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1957年
    出演:佐田啓二、岡田茉莉子、花菱アチャコ、中村是好、小林トシ子、五月女殊久、十朱久雄、伊藤雄之助、大泉滉、市村俊幸、沢村貞子、佐谷ひろ子、トニー谷、西村晃
    おんぼろアパートに住む良平と千代が、借金と慰謝料取り立ての旅に出て…。東京から中国地方、そして徳島へと続く二人の珍道中を描く。取り立てられ役を演じるベテラン俳優のノリノリ演技と岡田茉利子のコメディエンヌぶり、そして地方の美しい風景と祭りが楽しめるロードムービーにして傑作コメディ。
    ©1957 松竹株式会社

  • 『顔役(35mm)』

  • 顔役(35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1958年
    出演:伴淳三郎、沢村貞子、石浜朗、淡路恵子、佐田啓二、高千穂ひづる、桂小金治、内田良平、富田仲次郎、水上令子、田村保、九條映子、殿山泰司、大木実、野辺かほる
    おだてられて山形市議会選挙に出た銭湯の主人・八十吉と、彼に群がる海千山千の人々の騙し合いを描く諷刺喜劇。東京からやってきた胡散臭いペテン師・泉川役の佐田啓二、太眉メイクに山形弁で八十吉の妻を演じる沢村貞子、選挙応援に来る俳優・大木実役の大木実など、とぼけた名演技が光る。武満徹の音楽も素晴らしい隠れた佳作。
    ©1958 松竹株式会社

  • 『危険旅行(35mm)』

  • 危険旅行(35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1959年
    出演:高橋貞二、有馬稲子、伊藤雄之助、桂小金治、トニー谷、中村是好、十朱久雄、片桐真二、町田祥子、由利徹、竹田法一、渡辺篤、小瀬朗、桜むつ子、沢村貞子
    モデルにして作家、マスコミの女王ともてはやされる千賀子は、殺人的忙しさに疲れ、「私は貝にでも何にでもなりたい」と宣言して愛車に乗って旅に出る。その途中、写真家の良平と出会い…。千賀子と良平の、東京~名古屋~大阪~別府~平戸と続く珍道中を描く、コミカルなロードムービー。
    ©1959 松竹株式会社

  • 『明日への盛装(35mm)』

  • 明日への盛装(35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1959年
    出演:高千穂ひづる、中圭子、芳村真理、石浜朗、杉浦直樹、大木実、織田政雄、桜むつ子、杉田弘子、永井達郎、平山芙美子、佐竹明夫
    皇太子ご成婚に沸く時代、玉の輿を狙って上流子弟の通う修学院大学に入った田舎の理髪店の娘・チカ子。良家の子女と偽って、昼は大学、夜は学資稼ぎのキャバレー勤めと奮戦するのだが…。テンポの良いストーリー展開と、高千穂ひづるのハツラツとしたヒロインぶりが冴える。
    ©1959 松竹株式会社

  • 『波の塔(35mm)』

  • 波の塔(35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1960年
    出演:南原宏治、有馬稲子、津川雅彦、桑野みゆき、二本柳寛、沢村貞子、石浜朗、峰京子、深見泰三、佐野浅夫、石黒達也、西村晃、佐々木孝丸、岸田今日子、幾野道子、関千恵子、柴田葉子、高橋とよ、佐藤慶、田村保
    建設局長の娘・輸香子がほのかに思いを寄せる検事の卵・小野木は、人妻の頼子と愛し合っていた。しかし、頼子の夫が官僚と企業の橋渡しをするブローカーだったことから…。不倫ドラマに官民の汚職問題をからめた松本清張原作の映画化。薄幸の人妻を演じる有馬稲子が忘れ難い。
    ©1960 松竹株式会社

  • 『いろはにほへと(35mm)』

  • いろはにほへと(35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1960年
    出演:佐田啓二、宮口精二、殿山泰司、三井弘次、織田政雄、伊藤雄之助、桜むつ子、城山順子、浦辺粂子、諸角啓二郎、藤間紫、田村保、柳永二郎、佐々木孝丸、北竜二
    高配当を餌に庶民から金を集め、急成長を遂げた投資組合“投資経済会”に目を付けた警視庁捜査二課の松本。対する投資経済会理事長の天野は、政界工作を進めるが…。1953年に起こった“保全経済会事件”をモデルに描く社会派サスペンス。投資界の寵児・天野を佐田啓二、金にころばぬ実直刑事・松本を伊藤雄之助という配役も見もの。
    ©1960 松竹株式会社

  • 『斑女(35mm)』

  • 斑女(35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1961年
    出演:山村聡、岡田茉莉子、佐々木功、芳村真理、峯京子、倍賞千恵子、沢村貞子、杉浦直樹、高城丈二、佐藤慶、中原功二、志賀真津子、佐々木恒子、伊久美愛子、斎藤知子
    義弟と駆け落ちして東京にやってきた英子は、画家の加賀美に気に入られ、彼の愛人の店でホステスとして働くことになるが…。武満徹/谷川俊太郎による主題歌『恋のかくれんぼ』と和田誠のイラストがお洒落なオープニング、二転三転するストーリー、アップテンポなセリフの応酬が楽しいラブコメディ。
    ©1961 松竹株式会社

  • 『河口(35mm)』

  • 河口(35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1961年
    出演:岡田茉莉子、山村聰、田村高廣、東野英治郎、杉浦直樹、滝沢修、町田祥子、川金正直、水上令子、沢村貞子、山内幸子
    財界の重鎮・宮原と別れた元愛人の李枝は、宮原の相談役・館林の勧めで銀座に画廊を構えるが…。さえない風貌のザ・美術オタク・館林が、李枝が男にはまるたび、嫌味な声で「あー、いやだいやだ!」「なんですか、さかりのついた犬みたいに」といちいち説教するのが何とも可笑しい。ウイットに富んで洒落たコメディの傑作!山村聰特集での好評に応えての再登場です。
    ©1961 松竹株式会社

  • 『千客万来(35mm)』

  • 千客万来(35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1962年
    出演:山村聰、三宅邦子、岩下志麻、鰐淵晴子、佐田啓二、岡田茉莉子、伊藤雄之助、水戸光子、竹脇無我、宗方勝巳、沢村貞子、中村是好、桜むつ子、牧紀子、川津祐介、山下洵二、瑳峨三智子、高千穂ひづる、桑野みゆき、大泉滉、杉浦直樹、三井弘次、津川雅彦
    啓子と謙太郎は周りの勧めもあって結婚するが、喧嘩ばかり。一方、謙太郎の親友・銀之助は啓子への思いを断ち切れない。そんな銀之助に思いを寄せる幼なじみの多佳子は…。結婚前後の一組の男女と、それを取り巻く家族・友人たちの悲喜こもごもを描く。小津映画でお馴染みのスタッフ・キャスト・シチュエーションながら、一味違うホームドラマ。
    ©1962 松竹株式会社

  • 『古都(35mm)』

  • 古都(35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1963年
    出演:岩下志麻、宮口精二、吉田輝雄、中村芳子、早川保、長門裕之、東野英治郎、環三千世、早川保、柳永二郎、浪花千栄子、田中春男、千之赫子
    風情ある京都の町を背景に、身分の違う家で別々に育てられた瓜二つの姉妹の出会いと人生を描く。武満徹の音楽、美しい京言葉、そして育ちも性格も異なる二人を見事に演じ分けた岩下志麻が素晴らしい。アカデミー賞外国語部門にノミネートされた文藝作品の傑作。
    ©1963 松竹株式会社

  • 『つむじ風(35mm)』

  • つむじ風(35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1963年
    出演:渥美清、伴淳三郎、若水ヤエ子、加賀まりこ、辻さとみ、殿山泰司、川津祐介、桂小金治、沢村貞子、新沢輝一、伊藤雄之助、環三千世、冨士眞奈美、小瀬朗、青山宏、大泉滉、藤田まこと
    徳川将軍の末裔を騙る松平陣太郎が車にひき逃げされた。居合わせた失業者が車のナンバーを目撃したものの、末尾が7か9かハッキリせず…。憎めないペテン師・陣太郎役の渥美清を始め、伴淳三郎、伊藤雄之助、殿山泰司、桂小金治と芸達者が勢揃い。若き加賀まり子と富士真奈美の可愛さも光る、傑作喜劇。
    ©1963 松竹株式会社

  • 『結婚式・結婚式(35mm)』

  • 結婚式・結婚式(35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1963年
    出演:伊志井寛、田中絹代、増田順司、丹阿弥谷津子、川津祐介、榊ひろみ、山本圭、佐田啓二、田村高廣、岡田茉莉子、岩下志麻、多賀谷秀和、環三千世、東野英治郎、沢村貞子、長門裕之、千之赫子、鈴木房子
    父の喜寿の祝いに四男二女が集まった。父の反対する活動家と結婚した夏子、国際結婚したい秋子、見合いをした三郎が、すったもんだの末に合同結婚式を挙げることになり…。笠智衆が三郎の結婚相手・紀子(岩下志麻)の亡父役で写真のみ特別出演。笠・岩下の父娘役共演、厚田雄春のカメラと、小津映画への目配せも感じられるホーム・コメディ。
    ©1963 松竹株式会社

  • 『夜の片鱗(35mm)』

  • 夜の片鱗(35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1964年
    出演:桑野みゆき、平幹二朗、園井啓介、岩本多代、富永美沙子、広村芳子、松原浩二、田中晋二、千石規子、河野秋武、中村美代子、呉恵美子、吉野憲司、永井秀明、菅原文太、木村功、東京ぼん太、高丘一二三、逗子とんぼ、佐藤芳秀
    街娼の芳江は、親しくなった客の会社員に自らの過去を語り始める。それは六年前、昼は工場、夜はバーで働く芳江は、ヤクザの英次に出会い…。滑るように街娼にまで堕ちた芳江が、原色のネオン輝く夜の街を彷徨う。昨年ヴェネチアやベルリンなど各国の映画祭で上映され、そのスタイリッシュな映像と溢れる抒情性で世界を驚かせたメロドラマの傑作。
    ©1964 松竹株式会社

  • 『二十一歳の父(35mm)』

  • 二十一歳の父(35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1964年
    出演:山形勲、風見章子、高橋幸治、岩崎加根子、山本圭、倍賞千恵子、宮口精二、中村雅子、稲野和子、勝呂誉、鰐淵晴子、高峰三枝子
    エリートの父と兄に反発して家を飛した基次は、盲目のマッサージ師・延子と結婚し、まもなく子供が生まれるが…。21歳の息子の愛と行動を父親の視点から描くことによって、世代間の歪みやブルジョア家庭の虚しさが炙り出される。徹底的に抑制された演出で描く苦い青春ドラマ。
    ©1964 松竹株式会社

  • 『暖春(35mm)』

  • 暖春(35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1965年
    出演:岩下志麻、森光子、山形勲、三宅邦子、太田博之、有島一郎、乙羽信子、早川保、桑野みゆき、倍賞千恵子、川崎敬三、宗方奈美、長門裕之、三ツ矢歌子、呉恵美子
    かつて祇園の芸妓だった母が薦める結婚相手に反発し、家出した千鶴(ちづ)。東京で自由に青春を謳歌し恋人を見つけるつもりだったが…。千鶴が酔っ払ってクダをまき「シェー」のポーズを披露するシーンでは、岩下志麻の可愛さが爆発。里見弴と小津安二郎が原作のNHKテレビドラマ「青春放課後」の映画化作品。
    ©1965 松竹株式会社

  • 『紀ノ川(35mm)』

  • 紀ノ川(35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1966年
    出演:岩下志麻、司葉子、有川由紀、東山千栄子、田村高廣、丹波哲郎、野々村潔、中野誠也、北林早苗、永田靖、村瀬幸子、柳沢真一、沢村貞子、志賀真津子、岸旗江、菅原通済、穂積隆信、菅原文太、岩本多代
    和歌山の旧家を舞台に、明治・大正・昭和を生き抜いた母、娘、孫娘の三代にわたる女性の姿を描いた有吉佐和子の同名小説を映画化。時代と共に移りゆく価値観や地主階級の栄枯盛衰を、旧家に嫁ぎ、家を守り、娘に背かれ、そして老いてゆく花の人生が映し出す。二十代から七十代までの花を演じた司葉子の名演技が光る文芸大作。
    ©1966 松竹株式会社

  • 『智恵子抄(35mm)』

  • 智恵子抄(35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1967年
    出演:岩下志麻、丹波哲郎、佐々木孝丸、田代信子、中山仁、加藤嘉、宝生あやこ、島かおり、岡田英次、南田洋子、平幹二朗、北見治一、小林博、岩本多代、金子信雄、石立鉄男、内藤武敏、小畠絹子
    心を病んでゆく妻・智恵子への高村光太郎の愛を丁寧に描いた、同名詩集の二度目の映画化作品。智恵子役の岩下志麻は、鬼気迫る名演で数々の賞を受賞した。芥川比呂志による詩の朗読も心に沁みる感動作であり、米アカデミー賞にノミネートされた文藝映画。
    ©1967 松竹株式会社

  • 『惜春(35mm)』

  • 惜春(35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1967年
    出演:新珠三千代、香山美子、加賀まり子、平幹二朗、森光子、早川保、伊志井寛、東野英治郎、柴田美保子、永井智雄、横内正、村瀬幸子、木村俊恵
    老舗糸屋“新堂“の八代目当主・平七の遺言で、三人姉妹のうち、後継者にふさわしい婿をとった者が店を相続することになる。しかし、長女だけが正妻の子だったことから…。糸屋の跡継ぎをめぐり、腹違いの妹とその母が長女を陥れようとするドロドロのメロドラマ。長女役の新珠三千代の優美さと、妾役の森光子の好演が光る。
    ©1967 松竹株式会社

  • 『わが闘争(35mm)』

  • わが闘争(35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1968年
    出演:佐久間良子、中山仁、入川保則、吉田義夫、桑山正一、野村昭子、岩本多代、石坂浩二、加賀まり子、香山美子、夏八木勲、吉田日出子、川津祐介、曽我廼家一二三
    祖父が犯した過ちが原因で障害を背負った兄妹を持つ怜子。やがて不良少女になった怜子が、ある日乱暴され…。初対面の男との心中の前に、念願だった美少年童貞狩りを決行する怜子の突き抜け方が凄い!悪性遺伝、貧困、強姦、心中未遂、妊娠と、不幸の連続に立ち向かう怜子の戦いを描く、驚愕の問題作。カルト映画好き必見!!
    ©1968 松竹株式会社

  • 『風の慕情(35mm)』

  • 風の慕情(35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1970年
    出演:吉永小百合、石坂浩二、尾崎奈々、森次浩司、入江保則、香山美子、渚まゆみ
    恋人との結婚に迷う由布子は、生き別れた姉に相談するためオーストラリアへ向う。そこで声をかけてきた留学生くずれの直紀に心惹かれた由布子は…。シドニーやマニラロケを敢行した、吉永小百合の松竹初出演作品。橋田寿賀子脚本らしく、反戦、異国での恋愛、姉を巡る謎とテーマがテンコ盛り。絶頂期の吉永小百合が美しい。
    ©1970 松竹株式会社

  • 『塩狩峠(16mm)』

  • 塩狩峠(16mm) 上映スケジュール
  • 公開:1973年
    出演:中野誠也、長谷川哲太、佐藤オリエ、新克利、岡本久人、武内亨、岩崎加根子、村瀬幸子、田中美香、長谷川哲夫、坂上也寸志、柿崎澄江、浅若芳太郎、野村昭子
    明治42年2月、札幌行きの列車が塩狩峠にさしかかったとき、最後部の客車の連結が外れて逆走。札幌での結納のため乗り合わせた国鉄職員の信夫は…。塩狩峠で起こった鉄道事故の実話に基づいた三浦綾子の小説を映画化。家族との相克、寝たきりの婚約者、キリスト教への入信など、信夫の半生を丁寧に描くことで、その行為の崇高さが一層際立つ感動作。
    ©1975 WORLD WIDE PICTURES,INC. /LIFE CREATIONS(WORD OF LIFE PRESS MINISTRIES)

  • 『三婆(35mm)』

  • 三婆(35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1974年
    出演:三益愛子、田中絹代、木暮実千代、有島一郎、小鹿ミキ、長沢純、永春智子、佐藤正文、条文子、吉田日出子、歌川千恵、谷川修、富沢譲治、目黒幸子、大西加代子
    金融業の社長が急死し、腹に一物ある本妻・妾・小姑が同居することになるが…。欲の皮のつっぱった“三婆”の猛烈ないがみ合いを描く有吉佐和子の同名小説の映画化。三益愛子、田中絹代、木暮実千代という映画黄金時代の大女優三人による、火花を散らす演技合戦が見もの。
    ©東宝

  • 『土砂降り(35mm)』

  • 土砂降り(35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1957年
    出演:沢村貞子、岡田茉莉子、田浦正巳、桑野みゆき、三谷幸子、日守新一、野辺かほる、山村聰、佐田啓二、高橋トヨ、峰久子、水上令子、川口のぶ、稲川善一、末永功、春日千里
    同僚の須藤と結婚の約束をした松子。しかし、母が妾で連れ込み旅館の女将だったことから…。たまにやってくる父を囲んで華やぐ家族が描かれる前半から一転、登場人物たちが一挙に破滅へと突き進む展開が素晴らしい。父母をなぞるように、断ち切れぬ恋に生きる松子を岡田茉利子が熱演。東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵作品。
    ©1957 松竹株式会社

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